ミラコスタやエンポーリオも!東京ディズニーシー 15の"隠れ"イタリア語

ミラコスタやエンポーリオも!東京ディズニーシー 15の"隠れ"イタリア語

ゆうさん

学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

ディズニーシーの隠れイタリア語を探す!

そんなディズニーシーですが、イタリアと関係が深いテーマパークでもあります。ヴェネツィア風のゴンドラがあったり、ミラノのヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアを意識したアーケードがあったりと、何かとイタリアが好きな人なら「これってイタリアみたい!」と思うことが多い場所。

さらに、ディズニーシーのショップやアトラクション、イベントなどは、イタリア語由来のものがたくさんあります!そこで本記事ではディズニーシーにまつわるイタリア語やイタリア語の単語を皆さんにご紹介いたしましょう!

メディテレーニアンハーバー

実は英語

さて、ディズニーシー内の「イタリアの部分」ほぼ全てを担うテーマポート(エリア)である、メディテレーニアンハーバーは「地中海の入り江」という意味。

ですが、ディズニーシーでは英語となっています。エリアの名前は全て英語で統一されているのでしょうか?ちなみに、この単語をイタリア語に直すとゴルフォ・メディテッラーネオ(Golfo Mediterraneo)となります。

それぞれのエリアの由来

ちなみにテーマポートには3つのエリアがありそれぞれにコンセプトがあり、由来となった都市もあります。

「1.美しく眺めの良い漁村」=ポルトフィーノ(Portofino)(上写真)

「2.ロマンティックな運河のある魅力的な街並み」=ヴェネツィア(Venezia)

「3.大航海時代の要塞」=スペインの港町

 

であるといわれるようです。

では、メディテレーニアンハーバーに隠れるイタリア語を紹介いたします!

ホテル

1.ミラコスタ

誰もが一度は泊まりたい、ディズニーシーに内接するホテル、ミラコスタ。ミラコスタはイタリア語でMira(眺め)+Costa(海岸)で、「海岸の眺め」という意味になります。まさにミラコスタは、ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーを一望できるようになっており、名前の通りの意味があてられていると言えるでしょう。

スーベニアショップ

2.エンポーリオ

エンポーリオはイタリア語でEmporioとなり「百貨店、大きなスーパーマーケット」の意味があり、パーク内で最も大きいショップであるエンポーリオにふさわしい名前と言えるのではないでしょうか?

ぬいぐるみ、ステーショナリー、生活雑貨などさまざまなグッズがそろっています。

3.ミラマーレ

ミラマーレは、イタリア語でMira(眺め)+Mare(海)となり、「海の眺め」という意味です。ミラコスタのミラと同じですね!

海辺にある小さなこのワゴンショップでは、季節ごとに変わるグッズ販売をチェックしてみましょう。

4.ベッラ・ミンニ・コレクション

ベッラ・ミンニはイタリア語でBella(美しい・かわいい)+Minni(ミニー・マウス)となり、「かわいいミニー」という意味になります!

ミニーというだけあって、女の子向けの雑貨やジュエリーがいっぱいあります。かわいらしいショップでのお買い物が楽しめる場所。

5.ピッコロ・メルカート

ピッコロ・メルカートはイタリア語でPiccolo(小さな)+Mercato(市場)となり、「小さな市場」という意味です!

昼間はパークで役立つパスケースなどが、夜になるとカラフルで光り輝くグッズが並んでいます。

6.スプレンディード

スプレンディードは「素晴らしい」という意味のイタリア語です(Splendido)。ちなみにイタリア語の正しい発音だと「スプレーンディド」の方がふさわしいかも?

このワゴンにも、大人から子どもまで楽しめるユニークなヘッドウェアがたくさん置いてあります。

7.ガッレリーア・ディズニー

ガッレリーアはイタリア語でGalleriaとなり、「美術館、回廊」などという意味がありますよ。

ちなみにガッレリーア・ディズニーの中は、モダンなイタリアのデザインや、名画のオマージュをしたディズニーキャラクターの肖像画など、美術館らしい雰囲気がありますよ!

アトラクション

8.ヴェネツィアン・ゴンドラ

ヴェネツィアの象徴である、肝心のゴンドラですが、そのディズニーシーでの表記はヴェネツィアン・ゴンドラ(Venezian Gondola)となっており、残念ながらイタリア語ではなく英語となっています。

一方、ディズニーシーの公式ホームページには

陽気でおしゃべり好きのゴンドリエたちがこぐゴンドラに乗って運河をひとめぐり。優雅でロマンティックな旅をお楽しみあれ!

と説明があります。このゴンドリエレはGondoliereというイタリア語で「ゴンドラに乗る人」という意味があります。

関連記事(本物のヴェネツィアの美しい姿はこちらの記事で)

レストラン、カフェ

9.カフェ・ポルトフィーノ

ポルトフィーノ(Portofino)は前述の通り、イタリアの港町のことを指しています。チンクエテッレなどと一緒に世界遺産に登録されている場所ですよ。

関連記事

「漁師たちに大人気の地中海料理店」というコンセプトです!漁村の雰囲気あふれるダイニングで、素晴らしい料理を楽しめるでしょう。

10.ゴンドリエ・スナック

ゴンドリエレも先ほど説明した通り、「ゴンドラの船頭」という意味。コーヒーやジェラートを楽しめる場所です。

この場所はもともと、ゴンドリエたちがコーヒーを飲んだり、家から持ち寄ったスナックを分け合ったりして過ごす休憩所として使われていました。やがてその香りに誘われて村人たちも集まり、改装されて今の姿になったのです。あなたも旅の合間の休憩を。

関連記事(日本で正真正銘のジェラートを食べるなら)

11.マンマ・ビスコッティーズ・ベーカリー

マンマ・ビスコッティーズとはMamma(イタリア語でお母さん)+Biscotties(「イタリアの焼き菓子」を指す英語)となり「お母さんのビスケット」という意味です。ビスケットだけではなく、美味しいパンも販売してます。

ビスコッティー夫人が営むパン屋さんには、毎朝たくさんの村人たちがやってくるんだとか。

関連記事(イタリアのマンマって何?)

12.リストランテ・ディ・カナレット

リストランテ・ディ・カナレットはイタリア語でRistorante(レストラン)+di(~の、英語のof)+Canaletto(画家の名前)となり「カナレットのレストラン」という意味です。

まるで貴族の邸宅のようなイタリアンレストランなのですが、カナレットという名前は、ヴェネツィアの風景を描いた画家として有名な本名ジョヴァンニ・アントニオ・カナール(Giovanni Antonio Canal)からとられています

13.ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ

ザンビーニとは、ディズニーシーのこの地域の開拓者だったザンビーニ3兄弟(Fratelli Zambini)にちなんでいるんだとか。

この地域の開拓者の一員だったザンビーニ家は、おいしいワインと良質のオリーヴオイルを代々つくり続けてきました。20世紀のはじめ、ザンビーニ家の3兄弟がワイナリーを改装して開いたのがこのイタリアンレストランです。3人のそれぞれの好物で村人や旅人たちをもてなす楽しいお店へ遊びにきませんか?

その他

14.イル・ポスティーノ・ステーショナリー

イル・ポスティーノは、イタリア語でIl postinoとなり「郵便屋さん、郵便を運ぶ人」という意味になります。

誰かに手紙を出したい人は、ここを訪れるはずです。グリーティングカードやポストカード、ステーショナリー、CDなどが販売されています。

15.フォトグラフィカ

になります。

伝統的なイタリアのカメラ店をイメージしてつくられており、ディズニーで撮った写真などを購入することができます。

さいごに

いかがでしたか?ディズニーシーにある「隠れイタリア語」をご紹介ました。次回ディズニーシーを訪れる時は、少しでも「これ見た!」と思い出してもらえると嬉しいです。

イタリアにあるディズニーストアに興味のある方はこちらの記事も!

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※画像等参照は全て東京ディズニーリゾート公式ホームページより

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学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

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