目的地の途中に!数時間で気軽に観光できるイタリアの街6選

目的地の途中に!数時間で気軽に観光できるイタリアの街6選

ゆうさん

学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

イタリア旅行には周遊が向いているよ!という記事を以前投稿しました。

では実際に主要都市を巡る場合、その途中でどんな街を訪れれば良いのか6つを紹介します。

1.ヴェローナ

セットにすると良い街:ヴェネツィア、フィレンツェ、ミラノ

所要時間:約2.3時間

ヴェローナと言われて、名前は知っていても、どこにあるのかは知らない方も多いのではないでしょうか?

実はヴェローナはヴェネツィアから電車で40分ほどの場所にあり、ミラノやフィレンツェへ(から)の旅の途中で寄り道するのには最適な街です。

ロミオとジュリエットで有名なジュリエットの家、世界遺産であるヴェローナのアレーナ、川沿いの街並みをゆっくり眺めれば、これだけで充分ヴェローナを楽しんだと言えるはず!

2.ピサ

セットにしたい街:フィレンツェ、チンクエテッレ

所要時間:約2~4時間

ピサといえば何が有名ですか?間違いなくピサの斜塔ですよね!あまり知られていませんが、ピサはフィレンツェからのアクセスが片道40分程度ととっても近いんです。ピサ中央駅から斜塔付近までもバスですぐ着くことができます。

もし斜塔の写真を撮ったり周辺を散歩するだけでしたらあまり時間はかかりませんが、斜塔を登る場合は、余裕をもった行動をしておくべきでしょう。

3、チヴィタ・ディ・バニョレージョ

セットにしたい街:ローマ

所要時間:半日~

首都のローマですが、近郊の町はマイナーなものが多く、やや悩みどころです。ローマ在住の私が言うのですから間違いありません!その中では、最近徐々に知名度を上げているチヴィタをピックアップ。

死にゆく町や天空の城と呼ばれ、人口もわずか20人程度の小さな村は、ローマ周辺の村を代表する絶景が見れることでしょう。電車やバスの本数が少ないので、全体の旅程としては1日しっかり見ておく必要があります。

ちなみに、チヴィタへ向かう途中の村、オルヴィエートも素敵な場所ですので、バスや電車の待ち時間を潰すには十分すぎる場所です。

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4、ジェノヴァ

セットにしたい街:チンクエテッレ

所要時間:約半日〜1日

近年日本では、カラフルな港町チンクエテッレの知名度が次第に上昇していますよね?ですがそこから電車で30分ほどの場所にも、港町として有名なジェノバがあります。チンクエテッレよりもずっと近くに海を感じられるだけでなく、本場のジェノベーゼ(バジルソースのパスタ)も楽しめちゃいます!

世界遺産のストラーダも必見。ここを見ずして帰るのはもったいない!

5、カゼルタ

セットにしたい街:ナポリ

所要時間:約2時間

カゼルタといえば、世界遺産にも登録されている宮殿を見なければなりません。どこまでも広がる巨大な庭園は、ナポリまできて訪れないのはもったいないと言えるでしょう。

ですが超イタリア通の人(イタリアを専門とする権威のある大学教授)にとってすら「カゼルタは宮殿以外何もない」と言わしめてしまうのがこの小さな町。ナポリからバスや電車等で1時間もかからずにアクセスできます。

6、ボローニャ

セットにしたい街:フィレンツェ

所要時間:約3.4時間

イタリア最大級の大学であるボローニャ大学を構え、学生街としても知られるボローニャ。学生街ということはつまり、美味しいものが安く食べれます。発祥のボロネーゼはミートソースのような日本人の口によく合う味わい。ボローニャ大学内も好きに入ることができるので、ぜひ学生たちの雰囲気を感じてみましょう!

それから段の塔にも登れば、赤い街を一望することができます。街自体はそれほど時間がかかりませんが、昼食を食べることも加味して3.4時間と設定しました。

主要都市以外も行ってみよう!

いかがでしたか?イタリアに旅行するとなるとついついローマやヴェネツィア、フィレンツェなどに気が向いてしまいがち。ですがこれらの街も、それぞれに素晴らしい個性を持っています!

次回のイタリア旅行は、この中からもいくつか含めて検討してみては?

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学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

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