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【2019.05.05更新】イタリア・サッカー界の未来を担う若手選手ベスト11

投稿日:2017-04-28 更新日:

イタリア代表の若手ってどうなの?

皆さん、最近のイタリアサッカーについてはご存知でしょうか?サッカー・イタリア代表(通称アッズーリ)といえば、2006年のFIFA W杯・ドイツ大会を優勝し、数々の名プレイヤーを生み出してきた、世界トップレベルのチームでした。

そんなイタリアでしたが、最近は世代交代の遅れや内部対立問題などもあり、ヨーロッパやW杯でなかなか結果を出せない低迷期に。そして2017年には、W杯本大会出場をかけたプレーオフに敗れ、60年ぶりにワールドカップを逃すという、最悪の事態に。

そんな暗黒時代を過ごしているイタリア。ですがそんな時期にあるからこそ、これまで曖昧にしてきた内部抗争や癒着、選手の世代交代など、様々な問題に対処することで膿を出し切り、新生アッズーリにならなければならない時が来たのです。

今後のイタリアは、2020年のEUROと2022年のカタールワールドカップにおいて結果を出すことが必要となります。そのためには、これまでベテランに頼っていた部分に若手がどんどん進出し、新しい力が加わる必要があるでしょう。

そこでこの記事では、今後のイタリア代表を担っていくであろう若手選手(23歳以下の選手)でベストイレブンを組み、今後のイタリアを占ってみようと考えています!

各選手の公式インスタグラムの写真を引用しております。気になる選手は、ぜひフォローしてみてはいかがでしょうか。

イタリアの未来を背負う11人

GK:ジャンルイジ・ドンナルンマ

 
 
 
 
 
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説明不要のイタリア代表正ゴールキーパー。ユーロ2016にてA代表に初選出されました。あまりにも偉大すぎるイタリアのレジェンド、ブッフォンと同じ名・ジャンルイジを持つ彼は、まさに名実共に彼の正当後継者と言えるでしょう。

17歳から代表、ACミランのトップチームでプレーしています。今シーズンは、特に安定感あるプレーを見せており、ミランのCL・EL出場権争いにも大きく貢献しています。魅せるビッグセーブは少ない印象ですが、それは身体能力に依存しない予測能力の高さを表しているのでしょう。

なによりも彼の活躍を支えているのは「強靭なメンタル」。デビューした17歳から常に落ち着き払ったプレーが光っており、大舞台にも動じることがありません。また、自分のミスから失点するようなことがあっても、気落ちするとか、繰り返しミスをするなどの場面はなく、淡々と自分のプレーをすることができます。

今後は、ミランでも代表でも、CLやW杯などのトップレベルでの国際経験を積むことができるかが、さらなる成長のカギと言えるかもしれません。

基本情報

  • 名前:Gianluigi Donnarumma
  • 生年月日:1999年2月25日
  • 身長・体重:196cm・90㎏

RSB:ダヴィデ・カラブリア

 
 
 
 
 
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以前のイタリアの若手右サイドバックといえば、アバーテやデ・シリオのイメージが強いですが、彼らもすでにそれぞれ29歳と26歳と中堅。ニュースターの台頭は欠かせません。

カラブリアは、10歳からACミランのユースに所属する生粋のミラニスタ。初めてのトップチームでの出場機会は、2014-15シーズンの1試合。その後はユースと行き来をしながら徐々にトップチームに馴染み、今シーズンのセリエAでは既に21試合に出場と、替えが効かない選手に成長しつつあります。

前半戦ではベンチに座ることが多かったのですが、ガットゥーゾが4-3-3を使うようになったことや、より攻撃に偏りすぎない役割を与えたことが、彼の立場をより確固たるものにしたようです。元々は中盤の選手で、現在は先輩のデ・シリオのように左右でプレーすることもできます。

身体はそれほど強くないが、テクニックとスピードで相手と対峙し敵陣深くまで切り込みます。ミランでは同じポジションでプレーするコンティに比べて守備に対する意識が高く、既に様々な役割をこなす選手になりつつあります。ただそれでも課題は守備。今後のさらなる成長に期待したいところです!

基本情報

  • 名前:Davide Calabria
  • 生年月日:1996年12月6日
  • 身長・体重:177cm・70㎏

CB:ダヴィデ・ベッテッラ

 
 
 
 
 
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インテルのユース育ちのCB。18/19シーズンにアタランタに700万ユーロ(約9億円)というかなりの移籍金で移籍した後、セリエBのペスカーラにレンタルに出されていますが、現在のところ、それほど出場機会は多くない様子。

身長は185cmとCBの中ではまずまずながら、エアバトルにはめっぽう強い選手。それは攻撃面でもいかんなく発揮されており、イタリア代表の各年代別でも1ゴール以上を挙げています。キャプテンシーにも溢れ、各年代別でチームを引っ張ってきました。

一方で、時々犯す致命的なポカミスと、ロングフィードの正確性が今後の課題と言えます。ラノッキアっぽさがあると感じるのは、私だけでしょうか(笑)

基本情報

  • 名前:Davide Bettella
  • 生年月日:2000年4月7日
  • 身長:185㎝

CB:ジャンルーカ・マンチーニ

 
 
 
 
 
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CBのもう1人はマンチーニを選出。ユース時代はフィオレンティーナで過ごしてきましたが、ペルージャにローン移籍ののち、最終的に16/17シーズンからアタランタに完全移籍。18/19シーズンからは完全にスタメンとしてのポジションを得て、セリエAでは26試合に出場中。イタリア代表デビューは2017年のU21代表とやや遅めです。

ユース時代は、主に中盤でプレーしており、定評のある足元の技術に加えて、身長は190cmでフィジカル的にも優れており、一対一の強さはピカイチ。ちなみにCBにコンパートされたのは、その守備力の高さからだとのことです。

得意の空中戦はセットプレー時にもチームの武器となっていて、今シーズン5ゴールを挙げています。また今シーズンのイエローカード数はたったの2枚と、クリーンな守備ができる選手です。

現代サッカーにおけるディフェンスリーダーを体現しており、今後は守備力に加え、ロングフィードやクロスから得点を演出する機会を増やせれば、すぐにA代表にも召集される存在でしょう。

基本情報

  • 名前:Gianluca Mancini
  • 生年月日:1996年4月17日
  • 身長・体重:190cm・77kg

LSB:ジュゼッペ・ペッツェッラ

 
 
 
 
 
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15/16 にパレルモのトップチームに昇格し、2017年の夏に、ウディネーゼと契約。そして18/19シーズンの冬にジェノアにローン移籍してきました。既にセリエAでの試合経験も豊富な選手。

左サイドが主戦場で、3バックの際にはウイングバックとしてもプレーできますが、ウディネーゼではサイドバックを務めています。攻撃時のポジショニングがよく、サイド攻撃の起点になったり、連携から大外を突破したりが得意ですが、肝心のクロスの精度がやや低いのが惜しいところ。また守備面でもこれからの成長が期待されています。

サイドバックながら身長186cmと大柄で、過去には、インテルやナポリなどのビッククラブの注目を集めていました。代表においてもこのポジションは、慢性的な選手不足に陥っている感の否めない分、彼の急成長が待たれます。

基本情報

  • 名前:Giuseppe Pezzella
  • 生年月日:1997年11月29日
  • 身長・体重:185cm・81㎏

CMF:ステファノ・センシ

 
 
 
 
 
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後述するバレッラやザニオーロと比べるとやや知名度は劣りますが、それでも中盤の底という、アッズーリにとっては非常に重要なポジションでプレーするのがセンシ。生まれはマルケ州のウルビーノという、世界遺産にも登録される風光明媚な町です。

ACチェゼーナやサンマリノ・カルチョなどでは、セリエAではなかったものの、スタメンとして多くの時間をプレーし、2016年にサッスオーロに移籍。当時はユヴェントスやインテルなども獲得に興味を持っていましたが、サッスオーロへの移籍は、今日のキャリアを考えれば成功だったと言えるでしょう。

ヴェッラッティやピルロなどと比較されることも多いこの選手は、主に中盤の下がった位置でプレーします。両足を器用に使えるだけでなく、広い視野を持っており、ロングパスで一気にチャンスを演習できます。機動力もあり、賢い守備もウリです。

ちなみに、左サイドでもプレーできて、サンマリノ時代には8ゴールを挙げている。ピルロに喩える人もいえば、デ・ロッシ、マルキージオと言う人もいるようです。

基本情報

  • 名前:Stefano Sensi
  • 生年月日:1995年8月5日
  • 身長・体重:168cm・62㎏

CMF:ニコロ・バレッラ

 
 
 
 
 
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後述するザニオーロと同じ名前「ニコロ」を持つバレッラ。カリアリ生まれカリアリ育ちで所属チームもカリアリと、若くして完全にチームのバンディエラ的存在。トップチームでは既に94試合に出場している。2016-17シーズンからほとんど全ての試合に出場しており、そうした機会が彼の飛躍的な成長を支えたと言えます。

常に年代別代表に選出され続け、同年代の選手の中でも最も優れたMFとされてきました。172cmと小柄ながら、中盤ならどこでもプレー可能で、よく走りよく攻守に顔を出します。

ピルロのような視野の広さやパス・シュート精度を持ちながらも、守備でもしっかりと役割をこなせる彼は貴重な存在で、カリアリでも存在感抜群。ガッゼッタ紙はは彼を、「サルデーニャのジェラート」と評していました(記事)。

既にビッグクラブへの移籍の噂が後を絶たず、チェルシーやインテルがその有力候補と言われています。ちなみに本人はインテルが好きなようで、インテリスタの私としては、是非とも来て欲しいところ(笑)。

イタリア代表として出場した4試合では全てスタメンに名を連ねています。また、隣のポジションでプレーするヴェッラッティも、彼のように小柄ながら色々なタスクをこなせる選手。是非ともピルロ、ガットゥーゾ、トッティらが名を連ねた2006年のような、中盤を形成してほしいです。

基本情報

  • 名前:Nicolò Barella
  • 生年月日:1997年2月7日
  • 身長・体重:172cm・68kg

CMF:ニコロ・ザニオーロ

 
 
 
 
 
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先日のUEFA Champions League ラウンド16 ローマvsポルトの1stレグにて2ゴールを奪ったことで、セリエAファン以外からも注目を集めました。

昔は単発でしたが、最近は少し髪を伸ばしている様子。生まれはトスカーナ州北部のマッサ(Massa)という町ですが、幼少期は父の故郷であるジェノヴァで2年間プレーしていました。その後は4年間フィオレンティーナでプレーし、インテルに。

2017-18シーズンにはインテルに所属しており、ユースチームではチーム得点王に輝きました。しかしトップチームでの出場機会はないまま、結局は2018年夏にローマに移籍。3月10日時点で、26試合に出場し5ゴールを挙げています。

19歳とは思えない落ち着き払った中盤や前線でのボール捌きは一見の価値あり。なかなかボールを失わず、中盤のペッレグリーニやCFのジェコとの連携もかなり良い模様。また身長も190cmと、トップ下にしては非常に高く、今後さらにボディバランスが向上すれば、手のつけられない選手になるのではないかと勝手に予想しています。また、左サイドでもプレーできます。

3月23日のフィンランド戦で、A代表の初出場を果たしました。まだまだ出場機会は少ないですが、今後確実に中盤を担う選手の1人であることは間違いありません。

基本情報

  • 名前:Nicolò Zaniolo 
  • 生年月日:1999年7月2日
  • 身長・体重:190cm 79kg

RWG:フェデリコ・キエーザ

 
 
 
 
 
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父に元イタリア代表でフィオレンティーナやパルマなどでプレーしたエンリコを持ついわゆる2世プレイヤー。イタリア北部・リグーリア州のジェノヴァ生まれです。現チームキャプテンのペッツェッラが離脱中は、21歳という若さでキャプテンを担うこともあり、非常に若いチームをまとめ上げています。

フィオレンティーナのユース時代は、左ウイングとして、中央に切り込むドリブルやシュートを得意としていましたが、現在のクラブでの主戦場は右サイド。上半身を巧みに使った緩急鋭い勢いあるドリブルが特徴的。また、ファイティングスピリットもかなり強いようで、18/19シーズン・第25節・インテル戦で繰り返し主審に抗議する姿には、圧倒されました。守備にも奔走できるタイプの選手です。

最近のイタリア代表はサイドには、ベルナルデスキ、ポリターノやインシーニェ、さらにはケアンがおり、競争は激しいと予想できますが、それでも確実に輝ける選手だと思います。

基本情報

  • 名前:Federico Chiesa
  • 生年月日:1997年10月25日
  • 身長・体重:175cm・70kg

CF:パトリック・クトローネ

 
 
 
 
 
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ミラノが州都のロンバルディア州のコモ出身で、ACミランユースからトップチームに昇格した生粋のミラニスタ。ペナルティエリア内では無類の強さを発揮するストライカータイプ。一対一やワンタッチでのシュート、ヘディングなど、ゴール前でとにかく結果を出そうというスピリットに溢れています。

その姿勢は攻撃時のみならず、前線からのチェイシングに参加する様子からも窺えます。

18/19シーズンは、彼にとって苦難の連続。シーズン前半は、チームのエースストライカーであったイグアインとポジション争い。冬の移籍市場では彼がチェルシーに去ったかと思えば、新たに加入してきたピオンテクにスタメンを奪われてしまっています。

昨シーズンに28試合で10ゴール、今シーズンは28試合で3ゴールという成績を考えると、やはりもっと目に見える結果が欲しいところ。それでもミラニスタからの信頼は厚く、来シーズン以降も残留を願う選手の1人と言えるでしょう。

基本情報

  • 名前:Patrick Cutrone
  • 生年月日:1998年1月3日
  • 身長・体重:183cm・79kg

LWG:モイゼ・ケアン

 
 
 
 
 
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モイーズ・キーン、モイーズ・ケアンなど日本語での表記に揺れのある選手ですが、この記事ではイタリア語での発音に基づいてモイゼ・ケアンとしています。

イタリアとコートジボワールの国籍を持つ19歳のFW。両親はコートジボワール人で、ピエモンテ州ヴェルチェッリ(Vercelli)という人口約4万人の小さな町出身。

彼のことは、2000年代生まれの中で初めて得点した選手としてご存知かもしれません。ちなみにこの記録はセリエAのみならず欧州5大リーグにおいての記録なのだから凄いの一言。サッカーを始めた頃は、アスティやトリノでプレーしていましたが、10歳になる頃にユヴェントスに移籍。

プレーを見ていただければわかりますが、とにかく速くて強くて上手い。先日のセリエA第27節 ウディネーゼ戦でも2ゴール1PK獲得と大暴れ。その後も毎試合得点を重ねています。

もし彼が、ユヴェントスではなく中堅・下位クラブに所属していたら、もっと点を取っているかも?と思わされてしまいます。もちろん、CR7やマンジュキッチ、ベルナルデスキという一級のタレントから様々なことを学んでいるという面も大きいでしょう。

2018年11月の親善試合vsアメリカ戦で途中出場し、A代表デビューを飾りました。こちらも2000年代の選手としてはイタリア代表史上初となりました。

基本情報

  • 名前:Moise Kean
  • 生年月日:2000年2月28日
  • 身長・体重:182cm・72㎏

さいごに

いかがでしたか?今後こうした選手たちが、将来のイタリアを担って、素晴らしい時代を築き上げてくれることを楽しみにしています。

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  • この記事を書いた人

ゆうさん

『BUONO!ITALIA』の代表をしています。 1年間ローマ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。イタリア語はCILS C1レベル。卒論では、『1980年代以降のイタリア中小企業論』について考えました。サイトSNSはこちら↓より。

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