マルコ・ポーロ空港とヴェネツィア市内のアクセス徹底解説

マルコ・ポーロ空港とヴェネツィア市内のアクセス徹底解説

編集者Y

ヴェネツィア大学に留学。観光や芸術史などの授業をとったが、たぶん本当に頑張ったのは遊ぶこと。 主にヴェネツィアや旅行関係の記事を書きます。

空港と市内のアクセス解説

おそらく皆さんがイタリアに来て、最初に直面する問題が、空港から市内への行き方問題かもしれません。そこで本記事では、せっかくの旅行が最初でつまずかないように、ヴェネツィア空港から市内への行き方を紹介していきます。

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行き方は大きく4通り

ヴェネツィア空港から市内を結ぶ交通機関は大きく、陸上バス陸上タクシー水上バス水上タクシーの4つになります。それぞれ到着する場所や、値段、運行時間などが違うので自分のホテルの場所や空港への到着時間に合わせて選ぶと良いと思います。

1.陸上バス

1番値段が安くお手頃にいけるのが陸上バスだと思います。ヴェネツィア空港から市内へは、青いバスのATVO社とオレンジ色のACTV社が運行しています。

しかし、ヴェネチア市内へは車の乗り入れが禁止されているので、バスで行けるのは入り口のローマ広場までです。なのでホテルがローマ広場近くの方や、途中のメストレにある方にはおすすめです。

ATVO社のバス(シャトルバス)

青色が目印のATVO社のバスは、空港と市内を結ぶ直行のバスです。なので、スーツケースを預けることが出来たり、座席に確実に座れるなどのメリットがあります。

料金は片道6ユーロ、往復11ユーロで、切符は空港を出てすぐのバス乗り場近くの自動販売機や空港内のカウンターで買うことが出来ます。

運行時間は空港から市内が朝4時ー夜1時程度、市内から空港が朝5時から12時程度で、運行間隔は昼間は15-30分に一本程度、夜8時以降になると60-120に1本程度の運行になります。

ACTV社のバス(市内バス)

オレンジ色が目印のACTV社のバスは、いわゆる市内バスで空港と市内の間の各駅で降りることが出来ます。しかし普通のバスのためスーツケースを預けることは出来ませんし、混雑時には席に座れない可能性もあります。値段などは上記のバスと同じです。

一見、上のバスのようが良いように見えますが、実はヴェネチア市内のヴァポレット(水上バス)の1日券などを買うことで、このバスも乗れるようになります。なので、ヴァポレットのチケットを買う予定の方はこの市内バスの方がお金の節約になると思います。

2.陸上タクシー

バスが少なかったり無い時間に空港に着く方や、バスを使いたくない方などは陸上タクシーもあります。空港から出て左手にタクシーが停まっているので見つけるのは簡単でしょう。

料金は30-40ユーロ程度で30分程度でローマ広場に着きます。

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3.水上バス

空港からALILAGUNAという会社が水上バスを運行しています。片道15ユーロ、往復27ユーロ(詳しい料金はリンクで)とバスに比べると割高ですが、船で街に入れる経験などそうそう出来ないので貴重な思い出になると思います!

また、船なのでバスと違いヴェネチア市内まで行くことが出来るので、サンマルコ広場やリアルト橋周辺にホテルがある方は水上バスの方が近くまで行くことが出来ます。

路線は3つあり、ブルー、オレンジ、レッドとなっていて、所要時間は60-80分程度となっています。

ブルームラーノ島ーリド島ーサンマルコ広場オレンジサンマルコ広場ーリアルト橋ーF.te Noveレッドジテッレーサンマルコ広場ームラーノ島をそれぞれ結びます(時間はリンク先から確認するようにしてください。時間や年によって運行時間が変わるので注意しましょう!)。

4.水上タクシー

最後に少し割高ですが、水上タクシーで市内に行く方法もあります。この場合ホテルに最も近い船着場まで連れて行ってくれる上、24時間運行なので最も楽な手段となります。料金は固定で95ユーロ、夜間はプラス10ユーロで10人まで乗ることが出来ます。

ただし、6人以上は1人につき10ユーロが加算され、スーツケースも12個まで載せることが出来ますが、6個からは1つにつき5ユーロ加算されていきます。

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