ミラノ中が大熱狂!イタリアサッカーを代表する一戦ミラノ・ダービーとは

 2017/09/11

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ミラノダービーとは?

ミラノダービーとは、サッカーイタリアリーグ・セリエAにおいて、ミラノを本拠地に置く2チーム、インテル・ミラノACミランの試合のことを指します。

どちらも本拠地がミラノというだけではなく、同じスタジアムであるサン・シーロ(ジュゼッペ=メアッツァ)スタジアムを利用しているということもあり、両チームは超ライバル関係にあります。

そんなミラノ中が大盛り上がりになるイベントである、ミラノダービーとは、一体どのような試合なのでしょうか?本記事では簡単な歴史や勝敗数、最新シーズンのダービーについてなどをじっくりと解説していきますよ。

ミラノ・ダービーとは(詳しく)

ミラノダービーとは、ミラノを本拠地に置く2チーム、インテル・ミラノACミランの試合のことを指します。どちらも本拠地がミラノというだけではなく、同じスタジアムであるサン・シーロ(ジュゼッペ=メアッツァ)スタジアムを利用しているということもあり、両チームは超ライバル関係にあります。

このミラノ・ダービーとは、現在は呼ばれることが減ったものの、聖母マリアのダービーなどとも呼ばれていました。これはミラノの象徴であるドゥオーモの尖塔の一番高い部分に飾られているのが聖母マリアであることに由来しています。

この両チームは年間を通して最低でも2回は試合をするのですが、その時のスタジアムは大盛り上がり。世界最大規模のスタジアムであるサン・シーロには約80000人の観客が押し寄せます。

2013-14シーズン以降、両チームとも低迷を続けており、スタジアムはいつも2.30000人程度しか観客が入らないのが現状ですが、ミランダービーの時ばかりは全く違う雰囲気に変わります。

ミラノ・ダービーの歴史

さて、初めてのミラノ・ダービーは、1909年1月だったとされています。ダービーの結果を見る前に、なぜインテルとミランは対立関係になったのか、簡単にストーリーを追いかけてみましょう。

もともとはACミランしかなかった街・ミラノ

 

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もともと、ミラノにはACミランというチームしかありませんでした。ミランは1899年に創設されたクラブです。しかしチームが徐々に発展するに従い、チーム内外である紛争が起こるように。それは「外国人問題」でした。19世紀後半といえば移民の時代とも呼ばれますが、もちろんサッカーの世界でも、多くの外国人がイタリアにやってきました。

ですが、チームの伝統を守るために「純イタリア人」で構成すべきだと考える派閥と、時代の変化を受け容れるために「多国籍化・国際化」すべきだとする派閥の2つにミランは分裂してしまったのです。

インターナショナルなチーム・インテル

そして「国際化」を受け容れる新たなチームとして1908年に創設されたのがインテルナツィオナーレ・ミラノ、今日のインテル・ミラノです。イタリア語ではインテルナツィオナーレとは「Internazionale,国際的な」という意味があり、いかに国際化の思いを強く持っていたかが伺えるエピソードだと思います。

そのような歴史があったために、インテルとミランはただの「街の顔役」を決めるという意味を越えたライバル関係にあるのです。

階級の差も対立に火を注ぐ

インテルの主となるファンは、中流階級であったのに対し、ミランのファンは、庶民とされ、お互いが持つ日頃のストレスを、カルチョという形で昇華させることに。これらも対立に火を注ぐ形になったのではないかとされています。

初ダービー

では1909年1月に開催されたミラノ・ダービーは、どのようなものだったのでしょうか。現在のスタジアムであるサンシーロは、まだ存在しなかったため、試合はミラノ近郊の町・キアッソで開催され、3-2でミランが勝利を収めています。

ちなみに前述の通りインテルは1908年、ミランは1899年に設立されたクラブですので、インテルができた2年後には既にダービー戦が行われていたということになりますから、いかに歴史が深く、両チームにとっても重要な意味を持っているかお分かりただけると思います。

ミラノ・ダービーの勝敗

全試合

では、1910年に始まったミラノ・ダービーにおいては、インテルとミラン、どちらのチームがより勝利を収めているのでしょうか?これまでのデータを基に表を作ってみましたので、一緒に見ていきましょう。

試合数インテル勝利引き分けミラン勝利
211766273

ややインテルの方が勝利していますね。ですが、ほぼ誤差の範囲と言えるほど、両者の実力はやはり拮抗しているようです。

では、具体的に大会ごとや、両チームの得点がどのようになっているのか、という表はWikipediaに掲載されていたため、それを参考にさせてもらいました。

大会試合数インテル
勝利
引き分けミラン
勝利
インテル
ゴール
ミラン
ゴール
セリエA181685360263242
コッパ・イタリア237792232
イタリアスーパーカップ310245
UEFAチャンピオンズリーグ402216
合計211766273290285

やはりこちらでも、両チームの力がほぼ同じであることがお分かりいただけると思います。

最新5年

ちなみに、ここ最近の5年間においては、勝敗はどのようになっているのでしょうか?2012-13シーズンから2016-17シーズンの結果をまとめてみたところ、

5年間の10試合で、インテルが3勝・ミランが2勝・5分け

という成績になっており、ややインテルがリードしているものの、結果はほぼ互角でしょうか。

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