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ミラノ中が大熱狂!イタリアサッカーを代表する一戦ミラノ・ダービーとは

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ミラノダービーとは?

ミラノダービーとは、サッカーイタリアリーグ・セリエAにおいて、ミラノを本拠地に置く2チーム、インテル・ミラノACミランの試合のことを指します。

どちらも本拠地がミラノというだけではなく、同じスタジアムであるサン・シーロ(ジュゼッペ=メアッツァ)スタジアムを利用しているということもあり、両チームは超ライバル関係にあります。

そんなミラノ中が大盛り上がりになるイベントである、ミラノダービーとは、一体どのような試合なのでしょうか?本記事では簡単な歴史や勝敗数、最新シーズンのダービーについてなどをじっくりと解説していきますよ。

ミラノ・ダービーとは(詳しく)

ミラノダービーとは、ミラノを本拠地に置く2チーム、インテル・ミラノACミランの試合のことを指します。どちらも本拠地がミラノというだけではなく、同じスタジアムであるサン・シーロ(ジュゼッペ=メアッツァ)スタジアムを利用しているということもあり、両チームは超ライバル関係にあります。

このミラノ・ダービーとは、現在は呼ばれることが減ったものの、聖母マリアのダービーなどとも呼ばれていました。これはミラノの象徴であるドゥオーモの尖塔の一番高い部分に飾られているのが聖母マリアであることに由来しています。

この両チームは年間を通して最低でも2回は試合をするのですが、その時のスタジアムは大盛り上がり。世界最大規模のスタジアムであるサン・シーロには約80000人の観客が押し寄せます。

2013-14シーズン以降、両チームとも低迷を続けており、スタジアムはいつも2.30000人程度しか観客が入らないのが現状ですが、ミランダービーの時ばかりは全く違う雰囲気に変わります。

ミラノ・ダービーの歴史

さて、初めてのミラノ・ダービーは、1909年1月だったとされています。ダービーの結果を見る前に、なぜインテルとミランは対立関係になったのか、簡単にストーリーを追いかけてみましょう。

もともとはACミランしかなかった街・ミラノ

 

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もともと、ミラノにはACミランというチームしかありませんでした。ミランは1899年に創設されたクラブです。しかしチームが徐々に発展するに従い、チーム内外である紛争が起こるように。それは「外国人問題」でした。19世紀後半といえば移民の時代とも呼ばれますが、もちろんサッカーの世界でも、多くの外国人がイタリアにやってきました。

ですが、チームの伝統を守るために「純イタリア人」で構成すべきだと考える派閥と、時代の変化を受け容れるために「多国籍化・国際化」すべきだとする派閥の2つにミランは分裂してしまったのです。

インターナショナルなチーム・インテル

そして「国際化」を受け容れる新たなチームとして1908年に創設されたのがインテルナツィオナーレ・ミラノ、今日のインテル・ミラノです。イタリア語ではインテルナツィオナーレとは「Internazionale,国際的な」という意味があり、いかに国際化の思いを強く持っていたかが伺えるエピソードだと思います。

そのような歴史があったために、インテルとミランはただの「街の顔役」を決めるという意味を越えたライバル関係にあるのです。

階級の差も対立に火を注ぐ

インテルの主となるファンは、中流階級であったのに対し、ミランのファンは、庶民とされ、お互いが持つ日頃のストレスを、カルチョという形で昇華させることに。これらも対立に火を注ぐ形になったのではないかとされています。

初ダービー

では1909年1月に開催されたミラノ・ダービーは、どのようなものだったのでしょうか。現在のスタジアムであるサンシーロは、まだ存在しなかったため、試合はミラノ近郊の町・キアッソで開催され、3-2でミランが勝利を収めています。

ちなみに前述の通りインテルは1908年、ミランは1899年に設立されたクラブですので、インテルができた2年後には既にダービー戦が行われていたということになりますから、いかに歴史が深く、両チームにとっても重要な意味を持っているかお分かりただけると思います。

ミラノ・ダービーの勝敗

全試合

では、1910年に始まったミラノ・ダービーにおいては、インテルとミラン、どちらのチームがより勝利を収めているのでしょうか?これまでのデータを基に表を作ってみましたので、一緒に見ていきましょう。

試合数 インテル勝利 引き分け ミラン勝利
211 76 62 73

ややインテルの方が勝利していますね。ですが、ほぼ誤差の範囲と言えるほど、両者の実力はやはり拮抗しているようです。

では、具体的に大会ごとや、両チームの得点がどのようになっているのか、という表はWikipediaに掲載されていたため、それを参考にさせてもらいました。

大会 試合数 インテル
勝利
引き分け ミラン
勝利
インテル
ゴール
ミラン
ゴール
セリエA 181 68 53 60 263 242
コッパ・イタリア 23 7 7 9 22 32
イタリアスーパーカップ 3 1 0 2 4 5
UEFAチャンピオンズリーグ 4 0 2 2 1 6
合計 211 76 62 73 290 285

やはりこちらでも、両チームの力がほぼ同じであることがお分かりいただけると思います。

最新5年

ちなみに、ここ最近の5年間においては、勝敗はどのようになっているのでしょうか?2012-13シーズンから2016-17シーズンの結果をまとめてみたところ、

5年間の10試合で、インテルが3勝・ミランが2勝・5分け

という成績になっており、ややインテルがリードしているものの、結果はほぼ互角でしょうか。

ミラノ・ダービー個人記録

出場数トップ

さて、ミラノ・ダービーにおいては、一体誰が最も出場数の多い選手なのでしょうか?両チームを通しての1位はミランの元DFであるパオロ・マルディーニ選手が56試合。

ちなみに2位はインテルの元DF・ハビエル・サネッティ選手で47試合となっています。詳しい情報は、また別記事でゆっくり取り上げられたら、と考えていますので、お楽しみに!

得点王

続いてミラノ・ダービーの得点王について。この伝統の戦いで、最もゴールを決めているのは、ミランの元ウクライナ代表FW・アンドレイ・シェフチェンコ選手で、14得点を決めています!

ちなみに2位はインテル、ミラン両チームでプレイした伝説的な選手・ジュゼッペ・メアッツァ選手です。ちなみに彼の名は、サンシーロスタジアムの別名としても今日まで残っています。こちらも、詳細はまた別記事でゆっくり取り上げられたら、と考えています。

ミラノ・ダービーの回数

さて、1シーズン(1年)に何回ミラノダービーは行われるのでしょうか?

インテルとミランが戦う可能性があるのは

・☆セリエAのシーズンマッチー年2回(秋ー冬の前半戦において1回、冬ー春の後半戦において1回)
・イタリアのカップ戦コッパ・イタリア(Coppa Italia)ートーナメント戦で勝ち抜き、戦うことになった場合1回
・イタリアスーパーカップ(Super Coppa)ーセリエA王者とコッパ・イタリア王者にインテルとミランがなった場合1回

などが主になりそうです。その他にもチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ、親善試合などでも対戦の可能性はあります。最近ではセリエAの年2回のみが主になっています。

ミラノ・ダービー2017-18シーズンは?

さて、セリエAの2017-18シーズンにおいては、セリエAはいつ頃開催されるのでしょうか。2017年7月時点でセリエAの前半戦の日程は決定されていて、セリエA第8節(2017/10/15) インテルvsミラン となっています。そのため、現地で観戦したい場合は、なるべく早く準備を進めておくと良いのではないでしょうか?

ミラノ・ダービーのチケット予約

さて、ミラノダービーの予約はどのように行うべきなのでしょうか?

予約時期

通常のセリエAの試合ですと、およそ1ヶ月前からチケットの予約をオンラインやイタリア国内のショップなどで行うことができます。

ですがミラノダービーのような重要な一戦ですと、2ヶ月前頃から既に購入開始になることが多いです。といっても予定は例年すぐ変わりますので、本当にダービー戦を押さえたいのであれば、しっかりとチェックし続けておく必要があります。

もしチケットが見つかった場合、予約方法についてはこちらの2記事を参考にして頂ければ幸いです。

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料金

ミラノダービーのチケットは非常に高価で、最も安いクルヴァ(Curva、ゴール裏)の席ですら€60程度してしまうほど。指定席であれば€120-250程度と、なかなか手が出にくいのが現状です。

それでも、やはり代理店などを仲介してチケットを予約した場合、このレベルではないほどの料金がかかりますので、もし自分で全てを手配することができれば、決して高いとは言えないのではないでしょうか?

さいごに

いかがでしたか?この記事を読んで、ミラノ・ダービーのことに少し詳しくなれたでしょうか?ミラノ・ダービーや、インテル、サン・シーロスタジアムについてなどの記事は、他にもたくさんありますので、是非参考にしてみてください。

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  • この記事を書いた人

ゆうさん

『BUONO!ITALIA』の代表をしています。 ローマ・ラ・サピエンツァ大学に1年間留学。シチリア出身マンマが牛耳る大家族にホームステイし、様々な側面に触れる。イタリア語はCILS C1レベル。 現在は、イタリアの国民性と中小企業経営について卒論研究中。主な執筆記事は、社会問題、旅行、カルチョ、ポップ・ミュージックなど。

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