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【速報】イタリア南部でM4の地震発生

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日本時間8月22日未明にイタリア南部で地震が発生しました。
震源の深さは約10キロ、地震の規模はマグニチュード4.3と推定されています。

震源地に近いリゾート地で有名なイスキア島の被害が大きく、2人が死亡、40人近くが怪我をしているとのことです。

島の北部の被害は特に大きく、地震から一夜明けた現在もレスキュー隊員による救助活動が続けられています。
これまでに生後7カ月の赤ちゃんが瓦礫の下から救い出されました。

以下はイタリア大手新聞紙レプッブリカ「La Repubblica」からの翻訳です。
一部省略、意訳・誤訳もあるためご了承ください。

イスキア地震、2名が死亡
住居倒壊で家族が閉じ込められる
こども二人と父親が救助に成功、少なくとも36名がけが

マグニチュード4の揺れがイスキア島とフレグレア沿岸を襲い、特にカサミッチョーラでの大きな被害が出ている。
一人目の犠牲者は年配の女性で、教会からはがれた壁がぶつかったとみられ、二人目の犠牲者は若い女性で、瓦礫の下で遺体で発見された。

「私は我々の滞在していたホテルの建物の壁に亀裂が入っているのを見た。揺れの起きた時には道に逃げたが、非常に恐ろしかった」
イスキア島にてバカンス中であったイタリア共同通信社員は語った。
「短いが強い揺れが感じられた時、階下に下る準備をしながらじっとしていた。全員が道に出て、今は建物の壁に沿ってひびが入っているのが分かる」

イスキア島北部のカサミッチョーラでの被害が最も大きく、6棟の家屋が倒壊したと思われる。
女性一名が、サンタ・マリア・スフラッジョ教会の剥がれ落ちた壁に当たって死亡した。
もう一人の女性の遺体は住宅の瓦礫の下で発見された。

「現場は慎重さを徹底しつつ救助に当たっているが、時間が経てば経つほど、状況は複雑になっていく」
市民防災課のチーフ、アンジェロ・ボレッリ氏は語った。
自動車の中に閉じ込められていた男性も、消防によって救助された。

震源の深さは5キロ、マグニチュードは4と推定され、カサミッチョーラから北の沖合3キロ地点が震源地とされている。
専門家によれば、この地震が火山性地震である可能性は低いと述べている。
カサミッチョーラは自身が多いことで有名で、1883年にはマグニチュード5.8の地震により2,300人の死者が出ている。

リッツォーリ病院は壁に無数の亀裂ができたとして、職員や患者は避難したが、挿管された患者5人が残った。
病棟の状況の検査を待ちつつ、病院の外には緊急外来が準備されている。
一連の検査ののち、4つの病院については安全が確認され、業務を再開している。
イスキア島内の病院の5人の患者はドクターヘリでナポリに搬送された。

また夜のうちに、港湾監督事務所長の協力によって編成された船便で、これまでに1,051人がイスキア島を離れた。
ボレッリ氏によれば、カサミッチョーラには1,000人の輸送能力のある船が用意され、650人を載せられる船2隻もイスキア港に待機している。

「今は命を救うときであり、他のことをするときではない。救助作業の前線で、我々は各組織と、国・地方機関の協力を得つつ全力を尽くしている」
カンパーニャ州知事ヴィンチェンツォ・デ・ルーカはイタリア国営放送ラジオでこう述べた。
「カサミッチョーラ市長とも会談をした。特に懸念すべきは、衝動的に島を出ようとしている観光客やバカンス客のことで、彼らにはどうか落ち着いて行動するように願いたい。明日には他の問題も発生するだろうが、今は緊急の事態に対処することが必要だ」

イスキア島では、島民と観光客のために無料の仮設住宅が用意されることが決定した。
仮設住宅は地震の影響のなかった地域にて利用が可能である。

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  • この記事を書いた人

編集者R

2015年9月に初めてイタリアへ。その後フィレンツェに留学し、近所のレストランのおじさんと仲良くなりながら、古都での生活を謳歌する。
好きな都市はフィレンツェとジェノヴァ。

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