【決定版】イタリアで最も愛される歌手ベスト30人

【決定版】イタリアで最も愛される歌手ベスト30人

ゆうさん

学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

本サイトでは、様々な記事でイタリアの人気歌手やミュージックについてご紹介してきましたが、それでもやはりその全容をお伝えすることはできていませんでした。

そこで、もっとザックリと「イタリア人歌手にはどんな人がいるか知りたい!」という方のために、イタリア人なら誰もが知っている、イタリア人人気歌手トップ30人をご紹介したいと思います。

既にご存知のミュージシャンからそうでない人までリストアップしてあるため、是非実際にYouTubeやCDなどで聴いてみて欲しいと思います!

イタリアで愛される歌手30人

1.ラウラ・パウジーニ(Laura Pausini)

イタリアだけでなく世界中で活躍し、世界で最も有名なイタリア人歌手と言っても過言ではない歌姫 ラウラ・パウジーニ(Laura Pausini)。

イタリア人女性アーティストとして初めてグラミー賞を受賞し、スペイン語・ポルトガル語でも曲をリリースしています。BS日テレの人気番組『小さな村の物語 イタリア』でも何度も挿入歌として登場していますよ。

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2.エロス・ラマゾッティ(Eros Ramazzotti)

イタリアのシンガーソングライターであるエロス・ラマゾッティ(Eros Ramazzotti)も、イタリアのみならずヨーロッパを中心とした世界各国で人気を誇り、これまでに約4,000万枚を全世界で売り上げているアーティスト。

ローマのチネチッタ生まれ。サッカー選手 ロベルト・バッジョとの交友があり、それがキッカケとなって、当時のACミランの選手は、ほとんどがラマゾッティのファンになったと言われています。

3.アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)

イタリアを代表する最高のテノール歌手であるアンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocelli)は、トスカーナ州生まれ。若いとき、先天性緑内障が悪化して失明してしまいますが、歌手になる夢を捨てることはありませんでした。

そして、世界的なテノール歌手であるルチアーノ・パヴァロッティとイタリアを代表するポップス歌手のズッケロ (Zucchero) に見出され、1994年に歌手デビュー。そして同年、若手歌手の登竜門であるサンレモ音楽祭新人部門で優勝しました。

その数奇な人生は『アンドレア・ボチェッリ 奇跡のテノール』という映画にもなっています。

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4.ヴァスコ・ロッシ(Vasco Rossi)

1977年にデビューし、それ以降第一線で活躍し続ける、ロック歌手 ヴァスコ・ロッシ(Vasco Rossi)。セクシーでかっこいい曲調やボイスに惹かれてしまいます。

また、彼自身もロックンローラーらしい波乱万丈な人生を送っており、1984年には麻薬所持で逮捕され、2年8か月の執行猶予。その後、活動再開してからも、1995年に開催された反戦争コンサートでは、募金したはずのお金がしっかりと払われておらず、世間から批判にさらされることも。

とはいえその音楽は本当にイタリア人の心をつかんでおり、2017年にモデナで開催された野外コンサートでは、観客動員数22万5千人という驚異的な記録を打ち立てました。

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5.エンマ(Emma)

エンマ(Emma)は、2010年3月にイタリアのタレント番組「アミチ・ディ・マリア・デ・フィリッピ」で優勝し、ユニバーサルとの契約を結ぶと、2012年にサンレモ音楽祭にて「Non è l'inferno」で優勝!

ハスキーボイスの力強いヴォーカルが特徴です。ちなみに、2018年に開催された日本最大級のイタリア・フェスティバル「イタリア・アモーレ・ミオ!」では、初来日を果たし、日本への印象や自分のアーティスト活動について語ってくれています!

6.リガブエ(Ligabue)

リガブーエ(Ligabue)の特徴を一言で表すなら「歌声だけで伝わるセクシーとダンディさ」でしょうか。

イタリアのアーティストの中でも、ここまで特徴的な歌い方をする人は、そう多くないと思います。そういった意味で同時代のイタリアのアーティストと比較すると、Vasco RossiよりZuccheroに近いかもしれません。

また1960-70年代に活躍したシンガーソングライターのファブリツィオ・デ・アンドレは、リガブーエのことを「人々にこれほど訴えかける歌手は彼をおいて他にいない」と称賛しています。

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7.ティツィアーノ・フェッロ(Tiziano Ferro)

ティツィアーノ・フェッロ(Tiziano Ferro)の音楽を一言で表すと「イタリア人女子から圧倒的な共感を集める歌詞と歌声」です。ティツィアーノは、男性歌手とは思えないような、美しく透き通った声を持っており、声の出る幅もとても広いため、曲に合わせて様々な心境の主人公になりきることができています。

また、5歳から始めた作詞は、天才の一言で、10代のうちから「ティツィアーノの代表曲」に数えられる名歌詞を生み出してきました。これらの要素があってか、恋愛ソングなどは滅法人気です。イタリア人の若者に訊けば、多くの人がティツィアーノの歌が好きだと言うと思います。

8.モダ(Modà)

イタリアを代表する現代のロックバンドの1つ、モダ(Modà)。ゆったりとした中に、力強さを合わせ持った曲調になっています。

また、男女の恋愛に関する歌が非常に多く、「もしあなたがいなければ光がみえない」や「君はあの日見たきらめく星なんだ」など、少し照れくさくなってしまうような歌詞がたくさんちりばめられています。

ですが、歌詞がイタリア語特有の抑揚のあるリズムとマッチし、非常に情熱的に聞こえます。

9.アレッサンドラ・アモローゾ(Alessandra Amoroso)

アレッサンドラ・アモローゾ(Alessandra Amoroso)は、若い頃から様々なコンテストやオーディションなどに参加して活動していましたが、頭角を現したのは2009年。最初のシングル『Stupida』をリリースし、同名の全国ツアーでも成功を収めました。

私の中では、かなり短いショートカットな髪型のイメージがあります。

10.ジョヴァノッティ(Jovanotti)

ジョヴァノッティ(Jovanotti)の本名は、ロレンツォ・ケルビニ。

幼少から音楽とデザインの才能に溢れ、わずか15歳の時にラジオ・フォックスにて最初のDJの仕事を得ました。1988年、初めてのアルバム『Jovanotti for president』でデビューを果たすと、翌年にはサンレモ音楽祭に出場し、5位入賞の快挙を遂げました。

ヒップ・ホップだけでなくラップにも造詣がありますし、まだまだアルバムを出し続けています。

11.ジャンニ・モランディ(Gianni Morandi)

エミリア・ロマーニャ州生まれのジャンニ・モランディ(Gianni Morandi)は、ポップ歌手としてだけでなく、俳優や作家、タレントとしても知られ、イタリアのテレビ業界で長年活躍し続けています。

映画館の売り子として働き12歳から歌手として活動、15歳で正式にプロとしてデビューしました。積極的に若者の文化を取り入れており、ファビオ・ロヴァッツィのPVに出演したり、SNSで情報発信したりと、とてもチャーミングな方です。

12.フェデズ(Fedez)

近年までイタリアの若手ラッパーの1人でしたが、徐々に中堅の年代に入ってきたと思います。王道ではない独特なリズム感があるラップで注目を集め、女性ファンを中心に若者から圧倒的な支持を集めています。

世界でもトップのインフルエンサー、キアラ・フェラーニと結婚し、お互いのSNSで生活の様子をアップし続けていますが、投稿回数があまりにも多すぎてちょっと飽きてしまうほどです(笑)

13.ジェイ・アックス(J-Ax)

ジェイ・アックス(J-Ax)として活躍するまでは、アルティコロ・トレントゥーノ(Articolo 31)という2人組ラップグループで、1990年代を席捲。その後はソロ活動をしますがなかなかこれまでほどの影響力は持てませんでした。

しかし、2015年以降、「Intro」などの曲をヒットさせると、フェデズとの「Vorrei ma non posto」はYouTubeの再生回数なんと1億5,000万回を超える大ヒットを記録。最近また新アルバムを出しており、ここからの巻き返しに注目です。

14.ファブリ・フィブラ(Fabri Fibra)

リズミカルでポップ要素を多分に含むファブリ・フィブラのラップ。2017年の『Fenomeno』以降は新アルバムを発表していない状況。

ちなみに、女性差別的な歌詞が女性団体から批判を集めたり、同性愛侮蔑的な歌詞で訴えられ、ミラノの裁判所から2万ユーロの支払いを命じられたりしています。イタリア語が分からなくとも楽しめるラップなだけに、こうした汚名を払拭して欲しいです。

15.マルコ・メンゴーニ(Marco Mengoni)

 

 

16.ビアジョ・アントナッチ(Biagio Antonacci)

 

 

17.ネグラマーロ(Negramaro)

 

 

18.エリーザ(Elisa)

 

 

19.レナト・ゼロ(Renato Zero)

 

20.ジャンニ・ナンニーニ(Gianna Nannini)

 

21.アンナ・タタンジェロ(Anna Tatangelo)

 

22.イル・ヴォーロ(Il Volo)

 

23.エミス・キッラ(Emis Killa)

 

24.ジジ・ダレッシオ(Gigi D’Alessio)

 

25.マラケッシュ(Marracash)

 

26.ミーナ(Mina)

 

27.ロッコ・ハント(Rocco Hunt)

 

28.グェ・ペキーノ(Gué Pequeno)

 

29.ベンジ・エ・フェデ(Benji & Fede)

 

30.フィオレッラ・マンノーイア(Fiorella Mannoia)

 

さいごに

いかがですか?非常に様々なミュージシャンを紹介しました。

この中で歌声だけでなく、ルックスや雰囲気などで少しでも興味のあれば、是非実際に聴いてみてくださいね。

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