10月はアクセス良好!日光の旧イタリア大使館別荘に行ってみよう!

10月はアクセス良好!日光の旧イタリア大使館別荘に行ってみよう!

編集者R

2015年9月に初めてイタリアへ。その後フィレンツェに留学し、近所のレストランのおじさんと仲良くなりながら、古都での生活を謳歌する。 好きな都市はフィレンツェとジェノヴァ。

旧イタリア大使館別荘は日光にある

緑に囲まれた伊大使館別荘

秋の紅葉と華厳の滝で有名な日光の中禅寺湖の畔、ここには欧州各国の別荘が立ち並んでいます。
その中にイタリア大使館の別荘があり、中禅寺湖を目の前に楽しむことのできる絶好のロケーションです。
中禅寺湖の別荘群の中では、このイタリア大使館の別荘が最も早く一般に開放されました。

いつ建設されたの?

別荘本邸

この別荘は1928(昭和3年)に、チェコ出身の建築家で外交官であったアントニン・レーモンド(1888-1976)によって建設されました。
1997年(平成9年)までは実際に歴代の大使の別荘として使用されていました。
主に大使とその家族が夏の間の避暑地として、この別荘に宿泊していたそうです。

別荘の構成は?

暖炉の備わった本邸居間

別荘は本邸と副邸に分かれています。
本邸の一階部分は、居間、食堂、書斎が続いており、天井はハニカムになっていてとてもスタイリッシュ。

寝室部分

二階には寝室が並んでいて、中禅寺湖の素晴らしい景観を一層楽しむことができるつくりになっています。

色の違うスギの皮を交互に組んだ外壁

内装・外装どちらにも日本のスギの皮が用いられており、西洋建築との調和にはうっとりするでしょう。

イタリア製生地ソファの並ぶ広縁

なお内装にはできるだけ実際に使用されていたものが使われ、広縁にあるソファはイタリア製の生地が使われています。

別荘副邸

副邸は元来、暖炉を備え食堂と兼ねていた居間、寝室、台所から構成されていました。
現在は改装されて国際避暑地歴史館として、国際的な社交を生んだ中禅寺湖の歴史を紹介しています。

また本邸一階にはカフェ「Como(コモ)」があり、美味しいコーヒーやクッキーなどを楽しめる他、オリジナルグッズも販売されています。

※写真はhttp://nikkotoday.com/news/news127.htmより引用

入館料

小人(4歳~中学生)
通常料金/100円 英国大使館共通券/150円

大人(高校生以上)
通常料金/200円 英国大使館共通券/300円

開館時間

4月 9:00~16:00
5月~11月10日 9:00~17:00
11月11日~30日 9:00~16:00

休館日

6月~10月 無休
4月・5月・11月 月曜(祝日の場合翌日以降に振替)

アクセス

①電車+バス
東武線「浅草駅」または「JR新宿駅」から特急で「東武日光駅」下車
東武バスで「中禅寺湖温泉・湯本温泉行」で「中禅寺温泉」下車、徒歩40分
(半月山行き運行時期(7、8、10月)は「イタリア・英国大使館記念公園」下車徒歩5分)

②自家用車
東北自動車道の宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り、清滝ICからいろは坂を経由して50分

終わりに

旧イタリア大使館別荘を訪れるなら、別荘前に停まるバスが運行する夏(7~8月)と秋(10月)の時期がおすすめです。

10月の紅葉の美しい時期に、ぜひご家族・ご友人と訪れてみてはいかがでしょうか。

公式サイト:https://www.nikko-nsm.co.jp/

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2015年9月に初めてイタリアへ。その後フィレンツェに留学し、近所のレストランのおじさんと仲良くなりながら、古都での生活を謳歌する。 好きな都市はフィレンツェとジェノヴァ。

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