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私がイタリア・ローマ留学中にたくさん友達をつくるためにやった7つのこと

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このサイトのいくつかの記事でもお話してきましたが、私はイタリアのローマに1年間留学し、ローマ大学に通って観光学や社会学を専攻していました。

もちろん、語学を勉強したり、自分の興味関心にまつわる研究をしたり、ヨーロッパ各地を旅行したりと様々な経験をしましたが、その中でも私が特に重視していたのが、人との縁でした。

自分が全く知らない世界で生きていく上で、一人では何もできないということは、留学前にした約2ヶ月の長期の海外一人旅で痛感していた私は、とにかく色んな人との関わりをもつことで、何事も吸収し、何かあったら助け合える仲間を作ろうと考えていました。

結果的に、大学内外や旅先で、今日まで連絡を取り続ける友達を持つことができ、留学生活だけでなく、その後さえも充実した生活になっていると考えています。そこで、私がイタリアにおいて友達を作るために大切にしていたことを、ご紹介できればと思います。

留学中の交友関係や友達作りに不安を感じている方にとって、この記事が何かの助けになれば嬉しいです。

留学中に友達を作るためにやった7つのこと

1.ホームステイをした

一番下の孫(6歳)と大学生の孫(25歳)とおじいちゃん(82歳)

あくまでも主観ですが、私の場合、これがあったからこそ、残り6つのやったことにスムーズに繋げることができたと感じています。

大学の先輩からステイ先を引き継ぎ、11ヶ月間引っ越しもせず、ずっとその家で過ごしました。その家は老夫婦2人の家だったのですが、5人の息子・娘と6人の孫がおり、ほぼ毎日のように誰かが遊びに来ます。そして、日曜や祭日には親戚が大集合し、いわば大家族のような状態に。

買い物も毎週一緒に行きました。

ステイ先であれば、毎日イタリア語での会話が欠かせませんし、たくさんの親戚はそれぞれ話し方や声の質が異なり、短期間で様々なイタリア語に触れることもできます。また、この記事の内容とは直接関係ありませんが、料理がとんでもないくらい美味しかったのも最高でした。

そうした環境で、イタリア文化・イタリア語に永遠に触れ続けたことは、机の上で勉強するのとは、一切違う経験ができたと思っています。

2.誘いを断らなかった

夜のローマ・ティブルティーナ駅近くで。友達の家でカレーを食べた帰りです。

留学したばかりの頃、海外在住かれこれ10年近くの日本人の方に教わったことです。新しい場所に来たばかりで色々大変かもしれないけど、人からの誘いを断らなければ、そこで新しい人の繋がりが生まれ、もっと楽しい時間が過ごせると言われました。

そのアドバイスを受け、友達からご飯や飲み会、お出かけに誘われた時は、例え少し体調が悪くても、大学や自分の用事が忙しくても、ほぼ必ず出かけることにしていました。

テルミニ駅近くのジェラテェリア・Fassiで。この時は大学の友達10人くらいと一緒に、帰国前最後のお出かけをしました。

そうすることで、初めての友達に会えたり、一人じゃとてもじゃないけど入りにくい飲み屋やクラブなどに行くこともできました。そして、そうした時間を共有できたことは、仲を深める上でとても大きかったと思います。

3.スラングを覚えまくった

全員にオススメできるものではありませんが、これもかなり役に立ちました(笑)

日本ではスラングらしいスラングはないため、汚い言葉を使う機会がないのですが、ヨーロッパ系の言語においては、想像も絶するような意味のスラングが多く存在します。そして、多くの若者がこのスラングを使っていると知った私は、とにかくこれらを覚えまくりました。

留学して3カ月目、初めてのイタリア人との旅行。北部のトレンティーノ=アルト・アディジェ州に行きました。みんなスラングを教えたがります。

最初は「なんで日本人がこんなにスラングを知りたがるんだ」と驚く友人も多かったのですが、それにもめげず、あらゆるシチュエーション、相手に使える、軽いものから重いものまでのスラングを知っていきました。

そうすると次第に私は「やけにスラングが上手い日本人」という、良いんだか悪いんだか分からない称号が与えられ、いじってもらえるようになります。みんなスラングが大好きなので、これが言えるだけで、初対面の人に対しても数秒で関心をひけるようになります。

もちろん、ずっとスラングだけを使うわけではありません(笑)ただ、要所要所で挟んでいくと「こいつ、よく分かってるな」となっていきます。若者と仲良くなるうえでは、何よりも簡単で効果のあった方法だと思っています。繰り返しになりますが、皆さん全員にオススメするものではありません。

4.飲みニケーションを大切にした

親友の誕生日の後、朝4時ごろに撮影。全員べろんべろんです。

日本ほどの飲みニケーションは、少なくとも学生の間ではなかったように思います。というのも、イタリアでは、食事と飲みが明確に分けられていて、食事を家で撮った後、改めて友人と出かけるという場合が多かったからです。

となると、ホームステイをしていて郊外に住んでいる私にとっては、比較的いつも飲みにいける相手は限られてしまっていましたが、それでもやはりお互いにお酒を飲むと、これまで見えなかった友達の姿が見えてとても楽しかったのです。

帰国前最後に、ホームステイ先でできた大親友の孫とその友達たち。1年間一番お世話になったメンバーです。

特に、友達や私の誕生日などは、親友たちと記憶がなくなるくらい飲み明かして、本当に本当に楽しかったです。また、偶然バーで出会ったブラジル人の女性2人が、ローマの人気店ラ・カルボナーラで働いているスタッフさんだったことがあります。彼女たちは名刺を渡してくれて、その後お店で再会して抱き合いました!こんな縁のつなぎ方もあるんだなと思った瞬間です。

あくまでお酒が好きな人の考え方で恐縮ですが...。これは海外とか日本とかいう括りではなくて、単純に「飲むのが好き」な人であれば、きっと分かるのではないでしょうか。

私の誕生日パーティーの際に来てくれた、観光学部と日本語科の友達たち。

また、逆にお酒を飲まない方が、そのせいで機会を逃していると考える必要は一切ありません。イタリアは、お酒を飲まない人にもかなり寛容でした。大事なのは、お酒を飲む飲まないよりも、そうした場に自分がいて、色んな人と話したりすることなのではないかと思います。

5.学部の授業に最初はちゃんと通った

観光学部最初の授業の一枚。最初は本当にきつかった。

私は、観光学の授業に1年間通っていました。留学したての頃は、それはそれは大変だったのですが、それも半分は友達を作るためだったので、何とかやりきれたと思っています。

大学の難しい授業についていくのは、到底一人ではできないと思ったため、なるべく友達と一緒に勉強したい、助けてもらいたいと思っていました。観光学部の授業には、日本人もいなければ、1年間だけの交換留学生もいなかったため、私が話しかけるとけっこうた易く友達を作ることができました。

正面から見たローマ大学

大切?にしていたのが、学期の最初はサボらないことです。最初の1ヶ月の慣れない時期に必ず色んな授業に出て、色んな友達と喋るようにしていました。そうすると、その後で少し休んでしまっても、交友関係は続くし、試験期間中に助けてくれるし、イタリア語の成長も見守ってくれます。

特に、私が受けていた授業には、グループでのプレゼンが試験課題として課されていたため、グループ内では死ぬほど揉めて最悪でしたが、やり切った時の快感は、本当に大きいものだったと思います。そして、私のイタリア語が1年かけてどんどん伸びていく様子を間近で見てくれていた友達が、純粋な気持ちで称賛の言葉をたくさんかけてくれた時は、本当に嬉しかったです。

6.イタリアの音楽をたくさん聴いた

私としては、イタリアのミュージックが好きだったことは、スラングが好きだったのと同じくらい役に立ちました。具体的には、スラングで相手をひきつけて、具体的にイタリア文化の話になった時に音楽の話題を出す、といった感じです。

私の友人は6割くらいが若者だったため年代が被っており、聴く曲にも傾向があります。私は留学前からイタリアの音楽が好きで、歌手と代表曲くらいはしっていることが多かったので、共通の話題になりやすかったです。さらに、それを出発点として、多くが新しい曲や似た曲調を持つバンドなどを教えてくれたため、さらに知識を拡げることができました。

イタリアの有名なラッパー・J-AXとFedez

教養が何を指すのかは、人によると思います。宗教や文学などのいわゆるヨーロッパにおける教養だけが、ヨーロッパの人と話す上でのスタンダードになるとは限りません。

また、先日初対面のイタリア人と飲んだ時も、スラングと音楽で大いに盛り上がり、居酒屋で一緒に盛り上がって大声で歌い過ぎて、周りの人にドン引きされました...。

7.ラジオを聴いた

個人的に、留学中にラジオを聴く習慣をつけたのは正解だったと思います。留学もしばらく時間が経ってくると、相手が自分に向かって言ってくることのほぼ全てが理解できるようになります。

ですが、誰かが別の誰かに向かって話すことを全て理解するのには、かなり時間がかかります。そしてその会話の行為者が親密であればあるほど厄介です。彼らはやたらと速いスピードで話しますし、内輪ネタで盛り上がりますし、そこから新たな話題に話が切り替わります。

つまり、日本語でするのと同じように会話に参加したいと思ったら、ただ自分が相手と会話できるだけでは意味がありません。そこにいる集団でされている会話のほぼ全てを理解しなければなりません。

これは一見当然のようで、実は難しいのです。実際、一対一で会話ができると「私のイタリア語は成長した」と感じてしまいますが、それとは違うレベルの話だと思います。

前置きが長くなりましたが、そういった意味でラジオは、とにかく速い会話スピードに慣れる、視覚情報がなくとも理解する、テーマが多岐に渡るなどの点から、非常にリスニング力(この文脈ではみんなの会話になるべく多く加わるためのリスニング力という意味です)を伸ばす上でとても役に立ったと思っています。

さいごに

いかがでしたか?留学中、私が友達を作る上で大切にしていたことをご紹介しました。人それぞれ色んな交流の仕方があると思いますが、皆さんもそれぞれのやり方で是非たくさん友達をつくってみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

ゆうさん

『BUONO!ITALIA』の代表をしています。 ローマ・ラ・サピエンツァ大学に1年間留学。シチリア出身マンマが牛耳る大家族にホームステイし、様々な側面に触れる。イタリア語はCILS C1レベル。 現在は、イタリアの国民性と中小企業経営について卒論研究中。主な執筆記事は、社会問題、旅行、カルチョ、ポップ・ミュージックなど。

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