【グッチ】Made in Italy、崩壊 イタリアブランドの実態

 2016/05/03

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なぜこんなことになったのか

この原因の一つが「手工業者の賃金低下」と考えられています。

手作りにこだわっていたイタリアの多くの老舗は、大量生産と消費の経済の流れについていくことができず、本来の手作り路線を変更せざるをえなくなっています。

その結果イタリア人はそのような職種に就きたがらず、代わりに外国人労働者がそのような職種に就いていると言われています。

彼の作成した告発動画の中では、「10万円で売られるバッグを作っても、得られる収入はたった3000円」ということが述べられていました。

現状は変わったのか

グイドッティ氏は、この告発をきっかけにして、職を失い、家族を失い、今では友人の家に居候するしかなくなっているといいます。

自分の人生をかけた告発には意味があったと信じたい。しかし1年以上たった今でも、全く現状は変わっていません。グイドッティ氏は、自身が働いていた工場を訪れましたが、出会う労働者は全て中国人(外国人)。勇気を出した告発は実を結ばなかったのです。

実際、GUCCIの告発関係の問題を検索してみても、2014年12月以降は全くその問題関係の記事がありませんでした。

スクリーンショット (30)(Googleでニュースを検索しても、全く新しいニュースがない)

スクリーンショット (29)(Facebookの更新も、ここで止まっている)

また、グイドッティ氏のものと思われるTwitterやFacebookのページも、最近では全く更新されておらず、告発の運動は一瞬盛り上がり、旋風を巻き起こしただけで終わってしまったのでしょう。

さまざまな圧力があったと推測することはた易いでしょうが、受け入れ難い現実です。

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