「天空の城」チヴィタで一晩過ごそう!
死にゆく町として知られるチヴィタ・ディ・バニョレージョ。
そのアクセスの悪さから、日帰りツアーなどを選ぶ人も多いのですが、本記事ではあえて、チヴィタに泊まりたい人向けのホテルをご紹介させていただきます。
チヴィタは昼間だけでなく朝や夕焼け、夜も素晴らしく綺麗なのですが、そのアクセスの悪さのために、どの時間も全て見るためには日帰りでは不可能です。
そんなチヴィタを楽しみ尽くすためのホテルやB&B、アパートなどを見ていきましょう!
チヴィタで泊まるべき宿泊施設10軒
チヴィタ・ディ・バニョレージョ
最初に、チヴィタ・ディ・バニョレージョ内にある宿泊施設をご紹介いたします。
1.チヴィタ B&B
昔は「チヴィタに宿泊するとしたら、ここだけしかない」と言われたほど、老舗として知られるのがチヴィタ B&B(Civita B&B)です。それだけあってサービスも非常に充実。親切なオーナーさんに、チェックイン時のウェルカムドリンク、素晴らしい朝食など至れり尽くせりです。
まるで一つの家かのようなのんびりとした時間を過ごすことができるような、あったかいB&Bです。
2.ガーゼ ディ チヴィタ
ガーゼ ディ チヴィタ(Case di Civita)は、内装がシンプルなのですがデザインが非常によく、中世都市のイメージをしっかりと壁紙などにも反映させているのがポイントが高い点です。
アパートですのでキッチンがあります。広さも十分ですので、何人かでの旅行にも最適です。
3.リベラ メンテ
リベラ メンテ(Libera Mente)は16世紀の建物を利用している宿泊施設です。チヴィタの歴史によると、15世紀以降のルネサンス時代に、町全体で建物の大幅な改修工事が行われていますので、この建物ももちろんその時のものでしょう。
中央広場に面しているので、他のホテルに比べても気持ち賑やかです。朝食も美味しいと評判。レストランの手配なども手伝ってくれます。なんでもオーナーに聞いてみましょう!
4.ロカンダ デッラ ブオーナ ベンチューラ
ペットも同伴可なこのロカンダ デッラ ブオーナ ベンチューラ(Locanda Della Buona Ventura)は、チヴィタの中央広場からは離れた場所に位置していますが、その分展望台からは近く、チヴィタの歴史と深い関係を持っているカランキ渓谷が一望できる場所にあるという珍しい宿泊施設。
清潔感がある客室は人気ですが数が少ないので、もし夏シーズンなどに宿泊されたい場合は、早めの予約をこころがけましょう!
5.アイルーム・チヴィタ
こちらもチヴィタの中央広場に位置しているアイルーム・チヴィタ(iRoom Civita)。ホテルなどではなく完全にアパートメント形式なので、自分の別荘かのように自由に使うことができるのが魅力的です。
オーナーのサンドラさんがとっても気さくで親切丁寧なので、泊まる人はみんな大満足です。
6.リンカント・ディ・チヴィタ
「チヴィタの魔法」という素敵な名前の宿泊施設がリンカント・ディ・チヴィタ(L'Incanto di Civita)です。客室のかわいらしさはもちろんのこと、何よりも素敵なのがガーデンビュー。チヴィタを囲む渓谷や緑を全体に見下ろすことができる場所です。
設備も非常に整っており、何をするのにも安心できるアパートメントでしょう。
バニョレージョ
さて他の4軒は、橋を渡った先の場所にあるわけではありません。ですが、橋を渡るために誰もが必ず通る町、バニョレージョにもいくつかのB&Bがあります。
チヴィタの写真を撮るなら逆にチヴィタ内部からよりもバニョレージョからの方が撮りやすいですよね?ということで、バニョレージョ内にある宿泊施設も紹介いたします。
7.B&B ラ ポリニア
チヴィタまでの無料シャトルが出ているなど、非常に手厚いサービスが人気なのがB&B ラ ポリニア(B&B La Polinnia)です。晴れた日や夏は朝食を外でとることができますが、その時の景色や雰囲気がとても良いんです。
また、他のB&B同様、オーナーがとっても優しいので、困ったら是非頼ってみてください。
8.バニョレージョ B&B
設備自体は全体的に古いのですが、デザインのかわいさとキレイさがあるために非常に好感が持てるのがバニョレージョ B&B(Bagnoregio B&B)。
サイクリングなどをすることもできますので、もし散策もしてみたければレンタルしてもよし、もし体力的に疲れてしまいそうなら無料シャトルを利用してもよしと自分のやり方に合わせてチヴィタ滞在を楽しむことができるアパートメントです。
9.B&B デル プラート
B&B デル プラート(B&B Del Prato)は、非常にゆったりとくつろげる広い客室を備え、利用客の満足度も非常に高い施設です。
Wi-Fiが共用ルームにしかないのがやや難点ですが、それを差し引いても立地やオーナーの親切さ、朝食の素晴らしさがありあまる、非常に好印象なB&B。
10.アグリトゥリズモ・ラ・ペオニア
アグリトゥリズモ・ラ・ペオニア(Agriturismo La Peonia)は、名前にアグリトゥリズモとありますが、そういった体験は特にできないので、なんだか拍子抜けしてしまいます。それでもBooking.comの口コミ平均は9.7と高評価です。
本記事で紹介した他の宿泊施設に比べて、ほんの少しだけチヴィタからは離れているものの、バニョレージョの町を散策しながらチヴィタまでゆっくり向かう、なんて朝の散歩も素敵かもしれません。
さいごに
いかがでしたか?チヴィタの滞在中に泊まってみたいと思えるホテルは見つかりましたか?
日帰り観光が主流なチヴィタで一泊すれば、間違いなく夜や朝など普通では決して出会うことのできないチヴィタに出会えますし、忘れられない思い出になるはずです。
みなさんのチヴィタの思い出に本記事や本サイトが少しでもお役に立てれば幸いです。