イタリアンばかり食べる私が選ぶ超定番パスタメーカー10選

イタリアンばかり食べる私が選ぶ超定番パスタメーカー10選

ゆうさん

学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

普段日本のスーパーで見たこともあるであろう、イタリアのパスタたち。でもそれぞれいったいどんなパスタなのかわからない!

この記事ではイタリアでも定番でありながら、日本でもお手軽に購入することができるパスタを紹介いたしますので、次回以降の買い物の参考にしてみてください!!

イタリアの超定番パスタメーカー10選

1.バリッラ(Barilla)

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バリラ
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きっとこの記事を読むほとんどの方が見たことがあるのではないでしょうか?庶民的なスーパーから高級スーパーまで、イタリアのあらゆるスーパーに置いてあるパスタで、まさしくイタリアの国民食パスタを支えるブランドと言えると思います。1877年にイタリアのパルマで創業しました。

イタリアだと1箱1~1.5ユーロ、日本だと300円前後で販売されています。昔は輸入食材店などにしかありませんでしたが、最近は普通のスーパーでも見かけることが増えましたね。

ちなみに、美味しいパスタソースも販売しており、特に私はジェノベーゼソースが好きです(自分で作るのがちょっと大変なので)。

2.ディ・チェッコ(De Cecco) 

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DE CECCO(ディ・チェコ)
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こちらのディ・チェッコもイタリアでは超有名なパスタですが、日本ではそれほどたくさんは流通していませんね。特徴は、南イタリアの青い空のような水色のパッケージ。

イタリア国内では、値段的にバリッラとほとんど同じか、すこーしだけ高いくらいなので、イタリア国内の人気を二分しています。それほど味に違いはありませんが、日本で見かけることがあれば、一度トライしてみてもよいでしょう!

3.ブイトーニ(Buitoni)

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Buitoni(ブイトーニ)
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日本で意外にも知名度が高いのがこのブイトーニ。太くてつるつる、のどごしのよいパスタは本国イタリアでも大変人気です。バリッラよりも歴史は古く、1827年にトスカニーで創業した老舗メーカーです。

2008年にネスレの傘下から外れてすぐ、一時的に日本には全く出回らない時期が続いたが、2009年に鈴与が販売代理店となり、また日本でも食べられるようになりました。

4.ラ・モリサーナ(La Molisana)

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la Molisana(ラ・モリサーナ)
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パスタの名前からどこの州出身のメーカーか想像がつくでしょうか?南イタリアのモリーゼ州で1912年に創業したメーカーです。

特徴は、原料のデュラム小麦の選定から製粉、パスタ製造までの品質管理を一括して行っており、手作りパスタ時代のスタイルを大切にしていること。

製粉においては、小麦をすりつぶす→ふるいにかける→重量による選別をする、という工程を何度も繰り返して完璧なセモリナ粉にすることで、良質なグルテンが多くなり独特のモチモチ感を実現しています。

5.ガロファロ(Garofalo)

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ガロファロ
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イタリアで初めてパスタ製造のライセンスをコムーネ(市などの共同体)から与えられた、1789年創業の由緒あるパスタメーカーがこのガロファロ。カンパーニャ州のパスタ発祥の地・グラニャーニョのパスタです。

ガロファロのパスタのパッケージは無色透明で、パッケージの中に入っているパスタとパッケージに記されているガロファロのロゴのみというシンプルなスタイル。

値段はバリッラ&ディ・チェッコより少し高いくらいですが、発祥の地の小麦を使ったパスタを味わえるため、イタリアでも根強い人気があります。

6.ディ・マルティーノ(Di Martino)

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ディ・マルティーノ
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日本でも時折販売されていますが、「ドルチェ&ガッバーナ」とコラボしたパスタを、輸入食品屋さんで見たことはありませんでしたか?あれ、実はディ・マルティーノのパスタで、時々コラボしておりかわいいパッケージが目立ちます。

そしてグラファロと同じくグラニャーニョ生まれのメーカーです。

原料は、イタリア産硬質小麦100%にこだわり、伝統的な製法でつくる高品質のパスタは、一度食べたらやみつきになるもちもち感と、ソースの絡みの良さが最高です!

7.アネージ(Agnesi)

ここまで南イタリア生まれのパスタを並べましたが、次は北イタリアのパスタを紹介しましょう。

北イタリアのリグーリア州、チンクエテッレでも有名な州の村・インぺリアで誕生したパスタメーカーです。こちらも伝統的なパスタたちに引けを取らず、セモリナ小麦100%、胚芽入り、テフロンダイス製法にこだわっています。

アネージは70度という、比較的中温で時間をかけて乾燥させているため、長時間アルデンテを保つことができます!

アネージは中温(70℃)でじっくり乾燥させています。この乾燥方法によってパスタがゆであがった後もアルデンテの状態(パスタの芯が少し残った理想のゆで上がり状態)を長時間保つことができるので、「いつもおいしくパスタがゆでられない」とお悩みの方におすすめです。

8.アフェルトラ(Afeltra)

次は少し高級感のあるパスタ。日本だとEatalyくらいでしか見かけたことのない、かなり珍しくてちょっと高級感のあるパスタがアフェルトラです。たまに食べるパスタなら、せっかくなら美味しいもの、ちょっといいものを選びたい人にピッタリです!

表面がざらついており、ソースが絡みやすいので、どんなソースとも相性バツグンです。

また、茹で時間も15~20分と非常に長いのが特徴なので、料理上手な人なら使いこなせるかもしれません。

9.アルチェ・ネロ(Alce nero)

有機栽培にこだわったパスタを食べたい方に一度試してほしいのが、アルチェ・ネロ。1978年創業と他のメーカーに比べて歴史は浅いですが、オーガニックに加えてグルテンフリーパスタもバラエティ豊富で、イタリアで一、二を争うほど知名度を獲得しています。

自然を再生し、サステイナブルなライフサイクルを形作ることを目的として、少しずつ組織を大きくし、販路を拡大してきました。

特に古くから品種改良をされていない古代小麦は、ローマ帝国時代に食べられていた小麦とほとんど変わらない味とのこと。伝統的な味わいや大地への感謝を感じながら大切に味わいたいパスタです。

10.ヴォイエロ(Voiello)

ナポリ生まれのパスタブランドであり、500gで500円とかなりお高めなのですが、小麦の風味を一層感じやすく、パスタのもっちり感やコシはぴかいちでございます!

発売当初(1879年)は人気で入手困難になったことから「幻のパスタ」と呼ばれていたほど。これは一度は食べてみたくなりますね。

さいごに

いかがでしょうか?こうやって見ると、パスタメーカーの種類って想像以上にありますよね!

これから一般のスーパーや輸入食品のスーパーに行く場合には、是非ともチェックしてみてください。

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学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

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