【地中海8日間】コスタ・ディアデマの周遊クルーズレポート

【地中海8日間】コスタ・ディアデマの周遊クルーズレポート

ゆうさん

学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

8日間の地中海クルーズレポート!

1日目 ローマ・チヴィタヴェッキア

いよいよ楽しいクルーズ旅行のスタートです。

ローマ市内からレジョナーレという郊外行の電車に乗り、約1時間、チヴィタヴェッキアに到着します。チヴィタヴェッキア駅から徒歩20分前後でチヴィタヴェッキア港に到着します。ちょっと遠いので、荷物が多い方はタクシーを使うことをオススメいたします。

クルーズに乗船すると、非日常空間。もちろん部屋には湯船はありませんが、どうやらサムサラスパには温水プールがあることを知り、サムサラスパの利用登録をしてプールへ!いやぁ気持ちよかったぁ。

夜からは、楽しみにしていた最初のディナー。コースメニューの中から食べ放題!前菜やメイン料理、パスタを2皿ずつ頼むことだってできちゃいます。お酒好きな私たちは、フリードリンクパッケージを注文。初日から美味しいイタリアンを食べて、シチリア産の赤ワインを飲んで、ほろ酔いで客室に帰りました。

2日目 ラ・スペツィア

目が覚めたら、北イタリア リグーリア州の港町 ラ・スペツィアに到着。寝ている間に次の目的地に着いているのが、クルーズの最大のメリットですね。この日はとっても忙しく、港に着いたらまずは午前中にピサを目指します。

目的はもちろんピサの斜塔。ピサ駅に着いたらタクシーでピサの斜塔まで向かい、ピサの斜塔とハイ!チーズ!実際に斜塔にものぼり、世界的にも有名な建造物をめいいっぱい楽しみます。

午前中はピサを楽しんだら、駅に戻って、今度は世界遺産の美しい港町、チンクエテッレを目指します。チンクエテッレはイタリアの中でも最も好きな場所の一つ。カラフルな家々もさることながら、落ち着いた雰囲気があり、時間の流れがゆったりしているのが、何よりもいい。のんびりしたいクルーズ旅行にピッタリです。

リオマッジョーレでちょっと高級なランチを済ませてから、マナローラ、モンテロッソアルマーレをゆっくり周遊します。クルーズ船には18時くらいに戻ってくれば大丈夫。

楽しいディナーをして、星空を眺めて過ごします。

3日目 ジェノヴァ

次はコスタクルーズの本社がある、The お膝元であるジェノヴァを訪問。かなり大きな港町ですが、市街地との距離が非常に近いのがありがたい。整理された区画と港町は、過ごしやすくとても現代的です。

とりあえずEatalyに入店し、レストランでジェノヴェーゼを頬張る。定番過ぎるでしょうか(笑)ホテルでの食事も食べつつ、その土地の食事を味わえるのもクルーズのメリットですね。

ランチの後は、イタリアでも有数のジェノヴァ市場まで行き、新鮮なポルチーニをゲット。とにかく巨大で、香りが最高!!あのポルチーニはフィレンツェで買ったものよりずっと安くて大きくて美味しかったです。

ジェノヴァでの買い物を済ませ、少し早めにクルーズに帰って、スパの岩盤浴でリラックス。港の景色を見ながら入る岩盤浴に、心も身体も癒されるのです。

4日目 マルセイユ

ジェノヴァからマルセイユは比較的近く、次の日の早朝6時くらいにはマルセイユの港に到着。しかし!なんとこの日フランスは全国で超大きなストライキを実施しており、市内はほとんど店も空いておらず、なんだか物々しい雰囲気。

初めてのマルセイユに戸惑いながらも、市街地から徒歩20分くらいのお散歩。大聖堂からはマルセイユ港と町の素晴らしい絶景が眺められました。

ただ、ストライキの街にはそれほど長居してもすることがなかったので、午前中には市内観光を切り上げてクルーズ船に戻り、ちょっと遅めのランチ。好きな時間に戻ってくることもできれば、好きな時間に食事をとることができる、しかもオールインクルーシブなので無料。クルーズは本当に気ままですね。

この日は屋上のテラスでビールやスパークリングワインを飲みながらお昼寝。マルセイユの日差しはとても強く、屋上では水着姿で日焼けをしているおばさま・おじさまがたくさんいました。日焼けが一種のステータスになる、ヨーロッパならではですね。

ちなみに、この日は時間があったので、クルーズ内の美容院で散髪しました。そしたら、めちゃくちゃうまくてびっくり!日本人以外に髪を切ってもらったのは初めてでしたが、いい経験になりました。

5日目 バルセロナ

今回の旅行のメインイベントの1つ、バルセロナです!観光地が多すぎるので、効率的に周遊できるようにプランをしっかり組みました。

まずは最も遠いグエル公園までタクシーで向かって、ガウディのかわいいデザインを堪能。不思議な形の噴水やベンチなど、本当にグエル公園は変わったところですね!

その後は中心部に戻り、サグラダファミリアへ。世界一美しいステンドグラスはいくらでも観ていられますようね...とにかく感動する最高の時間でした。この日のランチはせっかくなのでパエリアを食べて、午後からはカサ・バトリョへ。せっかくバルセロナに来たからには、ガウディまみれになりたいという我々の希望を叶えることができました!

イタリアとはまた少し街の雰囲気も違い、とにかく楽しいところでした。サングリアも飲めたし。夕方までめいっぱい楽しんでからクルーズに戻りました。そろそろクルーズ旅も折り返し、こんなに楽しいのに、終わっちゃう...。

6日目 マヨルカ島

いよいよ最後の目的地。地中海に浮かぶ小さな島・マヨルカ島に到着です。1日で十分リゾート気分を味わえるこじんまりとした島で、タクシーで市街地まで入り、観光スタート。

マヨルカ大聖堂を鑑賞してから、有名なビーチへ。ビーチハウスでビールを飲みながら、白い砂のビーチで世界一ゆったりとした時間を過ごす。最高の休日ですね。

私はビーチで裸で爆睡した時に、おなかの上に手を置いて寝てしまったせいで、おなかに手のひらの日焼け跡がくっきり残ってしまいました。やっぱり地中海の日差しの強さは恐ろしい。けれどもそのくらい心を許してリラックスできる場所でした。

ほどよい高級感とコスパの良さ。また遊びに行きたいなぁ。

7日目 クルーズ内滞在

この日1日は、どこにも寄港しない、いわゆる移動日。この日は丸一日船の中で過ごします。突然思い出したかのようにジムに行ってみたり、最後のプールや岩盤浴を楽しみます。これまではクルーズの屋上からは港が見えていることがほとんどでしたが、今日は360度どこを見渡しても海ばかり。雄大だなぁ。

ランチとディナーは相変わらず美味しいイタリアン。毎日食べても全然飽きなかったコスタクルーズのシェフに感謝です。最後のディナーは少し飲み過ぎちゃいました。

振り返ると、私たちは毎晩ディナーにお酒を飲み過ぎて、ほとんど夜に開催されるショーやバーに行ってなかったなぁと反省(笑)もっとクルーズのナイトライフも楽しんでおけばよかったと後悔...。次回は絶対に行くぞ!

8日目 ローマ・チヴィタヴェッキア

いよいよ1週間の楽しいクルーズ旅行もおしまい。午前中にはチヴィタヴェッキアに戻り、下船の準備を始めます。

朝食を食べ、ゆっくりゆっくりと支度しながら、ついに船を後にします。「あぁコスタクルーズ、本当に楽しかったよ、また絶対来るからね」そんなことを思いながら船を後にして、ローマへ帰ります。

さいごに

本当に何から何まで完璧で、素晴らしく充実した旅でした。コスタクルーズは、料理も美味しく、オールインクルーシブでお酒も飲める、色々な街を巡りながら楽しい時間が過ごせる、など、素晴らしい経験ができました。

皆さんも次のイタリア・ヨーロッパ旅行では、クルーズを盛り込んでみてはいかがでしょうか?

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学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

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