フィレンツェでのお土産は?
あなたはフィレンツェに行ったなら、何をお土産に買っていきますか?
革製品産業が盛んなことは有名ですから、きっとパスケースや財布を買おうと考える人も多いでしょう。
ですが、フィレンツェのお土産でぜひ選びたいものがもう一つあります。
それは、ペンやノートなどの文房具です!
今回は、フィレンツェに来たらぜひ立ち寄ってほしい文具店3つを、フィレンツェに住んだ経験のある私が紹介します!
マーブリング模様のお洒落な文具
フィレンツェでは、ルネサンス時代よりマーブリングという染紙術が盛んで、これが文房具によく使われます。
マーブリングとは日本語で「墨流し」と呼ばれるもので、水面に描いた色模様を紙や布に写し取る技術です。
西洋におけるマーブリングは、日本(または中国)の墨流しがシルクロードを経て伝わったものだという説もあります。
色鮮やかなマーブル紙で飾られた文房具は、眺めているだけでもうっとりしてしまいます。
①イル・パピロ(IL PAPIRO)
フィレンツェのみならず国内外に小売店を展開する文房具店です。
フィレンツェ市街には7つの店舗が存在し、町を歩くと2つ3つ見つけることもしばしばあります。
マーブル紙装飾を施したノートや手帳が特に豊富に揃うお店です。
タヴォリーニ通りのお店には、気のいいおじさんがいて、マーブリングの実演を見せてくれることも。
このお店には、日本人女性のお弟子さん(?)もいらっしゃいました。
②シニュム・フィレンツェ(Signum Firenze)
シニョーリア広場とサンタ・クローチェ教会を結ぶグレーチ通りにあります。
絵ハガキ、封蝋、ガラスペンなど、幅広い文房具を扱っているお店です。
マーブリング装飾のほかに、本革のカバーを備えた日記帳なども揃えています。
フィレンツェの全景を描いた中世の俯瞰図をデザインに使ったペンケースなど、お土産選びには丁度いいお店です。
③マルツォット(Marzotto)
レプッブリカ広場から伸びるコルソ通りを直進、その先のアルビジ通りの左側にある文房具店です。
フィレンツェの名所をモチーフにしたマグネットなどの雑貨も豊富にそろえているお店です。
主に煌びやかなカバーのノートや手帳が、お店の棚を飾ります。
ただ、このお店は展示品に触れたり、撮影したりすることは禁止されているので、気を付けながらお土産を選んでみてください!
きれいな文房具をぜひお土産に!
フィレンツェのお土産に、これらのお店で文房具を買っていけば、喜ばれること間違いなしです!
なお、ここに挙げたお店以外にも、文房具を取り扱うお店はいくつもあります。
自分の足で街を歩いていれば、きっと素敵な文房具店に出会えるかもしれませんね。