イタリア旅行の前に！玄関口、イタリアの主要5都市の9空港をおさえよう

イタリアに空路で入るなら、必ずお世話になるのは空港。特に格安航空券が買いやすいヨーロッパでは、鉄道だけでなく、LCCなどにもお世話になることがあるんじゃないでしょうか？今回は、イタリア各地にどのような空港があるのか、紹介していきます。

1．ローマ

フィウミチーノ空港

イタリアを代表する最大の空港である、フィウミチーノ空港（別名レオナルド・ダ・ヴィンチ空港）は、ターミナル数も３つと非常に多く、比較的分かりやすい空港だと言えるでしょう。イタリアのフラッグキャリアであるアリタリア航空はこの空港を拠点としています。1956年から1961年にかけて建設され、その後も増改築を繰り返して現在の姿に。

イタリア国鉄のトレニタリア（Trenitalia）が空港内に直接乗り入れています。

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チャンピーノ空港

ローマ第二の空港であるチャンピーノ空港。こちらはフィウミチーノ空港ができるまでは、ローマの主要空港として活躍していたという背景があります。現在使用されている空港の中では、世界でもかなり古い部類に入るらしく、確かにかなりシンプルなつくりかつ、天井もちょっと低くて、閉塞感があるかも...。

ですが第二の空港でありながら市内からのアクセスもフィウミチーノに負けないくらい良いのが特徴です。近年でのは主にヨーロッパを就航するLCCしか就航していません。特にライアンエア―の数が圧倒的に多く、いわゆる「ライアン空港」と化しています。

2．ミラノ

マルペンサ空港

ミラノ最大の空港と言えば、マルペンサ空港。ローマのフィウミチーノ空港と並ぶイタリア最大級の空港。1948年に建設されたものですが、非常に近代的でキレイです。北部からイタリアを観光しようとした場合、ここかヴェネツィアの空港を使うことが多くなると思います。アリタリア航空により、日本からの直行便も出ています。市内からの利便性も悪くありません。

リナーテ空港

もう一つ、ミラノにある空港がリナーテ空港。マルペンサに比べるとミラノt中心部に近いため、短距離国際線や国内線も積極的に乗り入れています。私がミラノを訪れた際にはパリを経由したため、こちらの空港を使いましたが、タクシーでの移動もスムーズでした。ローマと同様、第2の規模の空港の方が利便性がいいのが面白いですね。

ベルガモ空港

もともと全く存在感の無かった空港ですが、LCCの展開などを受け、ミラノ第三の空港と呼ばれるまでに成長した空港です。ミラノ市内からの距離は、ミラノ・マルペンサ空港とそれほど変わらない約40分程度となっており、ライアン空港の特徴でもある「遠すぎ感」はありません。

3．ヴェネツィア

マルコ・ポーロ空港

ヴェネツィア本島近くにあるのが、マルコ・ポーロ空港。日本からの発着便（経由含む）の多くは、ここを利用しているように、ヴェネツィアの中心となる空港と言ってもよいでしょう。設備などもかなり充実していて、本島からのアクセスも非常に良いです。

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トレヴィーゾ空港

トレヴィーゾ空港は、ヴェネツィア本島から車で40分ほどと、サン・マルコ空港と比べるとかなり遠く、ヴェネツィア第2の空港と位置づけられています。ですが、他の都市の例に漏れず、LCCキャリアが積極的に就航しており、ほぼライアンエアーなどの独断場とも言えるでしょう。

決して本島からのアクセスが悪いわけではないので、安く旅行したいのであれば、トレヴィーゾ空港発着のイタリア国内便などを選んでみても良いかもしれません。

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4．トリノ

トリノ・カゼッレ空港

北イタリアピエモンテ州にある都市トリノには、トリノ空港があります。国外旅行には向きませんが、イタリア国内便には比較的強く、アリタリア航空を中心とした多くの便が毎日就航しています。

ナポリ

カポディキーノ空港

南イタリア南部のカポディキーノ空港は、イタリア国内とEU圏に就航便を持っています。ナポリ中心部のガリバルディ駅へは、シャトルバス1本でアクセスできます。最近、改装・拡張工事が終了し、キレイになったことが知られています。ですが格安便などにおいてまだまだシェアがない部分もあり、ナポリ市街地から出ているシャトルバスを利用して、ローマのフィウミチーノ空港へ向かってしまう人も多いんだとか。

さいごに

いかがでしたか？イタリアの主要空港を都市別にご紹介しました。これらの空港の必ずどれかは、イタリア旅行の際に利用することになるのではないでしょうか。それぞれの特徴を簡単におさえておけば、イタリアでもスムーズに行動できるはずですよ。