小さな村の物語 イタリア とは
BS日テレで毎週土曜日18:00~18:54、日曜日10:00~10:54に『小さな村の物語 イタリア』が放送されています。
毎週の放送内容はこのページで紹介しています。この番組全体の内容・見どころについては、以下の記事を是非お読みください。
続きを見る 続きを見るBS日テレ 小さな村の物語 イタリアを知らないあなたへ【ミュージックつき】
ファン歴3年の私が教える『小さな村の物語 イタリア』の5つの見どころ
主題歌
主題歌はOrnella VanoniのL'Appuntamentoという曲です。この楽曲の歌詞・日本語訳は、こちらの記事で紹介しています。
放送について
この項目で扱う放送内容は、小さな村の物語公式ホームページ、またはテレコムスタッフ公式ホームページ(番組ページ・フィーチャーページ)を参考・引用し作成したものです。また挿入歌は、YouTube等のネット動画配信サービスのリンクを掲載しています。
放送日時
第287回は、2018年10月6日と2018年10月27日の放送です。
小さな村の紹介
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トスカーナ州の州都であるフィレンツェから東へ約40kmの場所にある小さな村が、今回の舞台になる小さな村・モンテミニャーイオ(Montemignaio)。トスカーナ州アレッツォ県の中でも最も小さな村として知られていて、森に囲まれた自然を思いっきり感じられる場所です。
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村人は代々山へ分け入り、炭を焼き、暮らしを支えてきました。今日では時代が変わり、炭焼きは行われなくなりましたが、かわりに新しい産業として生まれたのが、クリスマスツリーの生産。モミの木を育て、冬が近づくとイタリア中に出荷しています。
放送内容(村人たち)
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アンドレア・バッジャーニさん
夏のクリスマスツリー生産者の仕事は、モミの木の下草刈りだ。アンドレアは、村の近隣に10ヘクタールの土地に、5万本のモミの木を育てている。アンドレアがこの仕事を始めたのは、25年前。もともと都会で石油関連の工場で働いていたが、閉ざされた暮らしがアンドレには合わなかった。
結婚し、家庭も持ったが、27歳の時にすべてを捨てて村に戻ってきた。あれから40年。再婚し、3人の子宝にも恵まれた。都会から逃げるように村に戻ってきたアンドレが、その選択が間違いではなかった思えたのは、妻が描いてくれた一枚の絵を見た時だった。
モニカ・トニャッチーニさん
村外れにある小さな店で、野菜や果物を売っているモニカ。農薬は使わず、できるだけ自然にまかせて育てている野菜は、街からも買いに来る人がいるほど人気だ。モニカが特にこだわりを持って育てているのが、林檎だ。
結婚して村に移ってきた時に、この地域原産の林檎と出会い、一口食べた瞬間、虜になった。昔ながらの林檎が、ほとんど作られなくなっていることを知ったモニカは、原木を探し出し、継ぎ木をして、少しずつ数を増やしてきた。今では5種類の原産種が実るまでになった。
モニカが育てた林檎を、思いのほか喜んだのは、村の老人たちだった。その味は、村人にとって、故郷の味なのだ。村に移り住んで30年。モニカは今、この林檎作りを使命のように感じている。
挿入歌
使用楽曲 | 演奏者/歌手名 |
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La Gelosia | Elodie |
Arcobaleni | Raf |
Cercare la vita | Antonella Ruggiero |
Sono Qui Per L'amore | Ligabue |
Tutta L'altra Gente | Annalisa |