海だけがバカンスじゃない?
夏になると、多くの人が出かけるもの、そう、バカンスです。日本のイメージだと、海が近い街にバカンスに行き、海水浴や日光浴を楽しんだりするのを思い浮かべますが、実は、湖のほとりも、けっこう観光客が訪れるバカンススポットだったりします。今日はのんびりするのに最適な、イタリアの湖を紹介していきたいと思います!
1.コモ湖
最初に紹介するのはコモ湖。イタリア北部ロンバルディア地方にある湖で、バカンスの地として最初に名前が挙がる湖はここでしょうか。ヨーロッパを代表する避暑地として知られており、湖畔にはヨーロッパの各王室や富豪等が建てた豪奢な別荘が立ち並んでいます。コモ周辺の大学に通っているイタリアの友人は、休みの日にここを訪れ、海水浴や日光浴を楽しんでいました。スターウォーズエピソード2や、オーシャンズ12の撮影が一部行われるなど、景観だけでなく、街並みの美しさも見事です。
2.マッジョーレ湖
2つ目に紹介するのは、マッジョーレ湖。イタリアのロンバルディア州とピエモンテ州にまたがる、イタリア北部の湖。一部はスイスにもまたがっている非常に大きな湖で、大きさはイタリア2位!北部なので、冬になると平均して10㎝ほどの積雪があるほど。マッジョーレ湖の観光の中心は、ストレーザと呼ばれる街。避暑地として知られるこの街には多くのホテルが立ち並んでおり、夏になるとヨーロッパ各国から観光客がやってきます。また、マッジョーレ湖にはいくつかの島が浮かび、それらを繋ぐボートも出ているので、観光にはもってこいですね。
3.ガルダ湖
3つ目に紹介するのはガルダ湖。ロンバルディア州と、トレンティーノ州にまたがる、こちらもイタリア北部の湖。広さはイタリア1位の、370km²!ちなみに日本で一番大きい琵琶湖は約670km²です。南北に細長く伸びた形になっていることが特徴で、南部は居住地になっていますが、北部へ向かえば、周囲を渓谷に囲まれた、美しい山々が臨める湖となっています。湖が大きい分、遊覧船で景色を眺めるのにはもってこい。
4.ミズリーナ湖
4つ目に紹介するのはミズリーナ湖。ヴェネチアなどがある、ヴェネト州の属し、イタリア北東部ドロミーティーの山岳地帯にたたずむひっそりとした湖。他の大きな湖とは違い、営業しているホテルも10軒ほどと非常に少ないのですが、ここの空気は非常に澄んでいて、呼吸器に問題を抱えた人が訪れる場所としても知られるほどなんだとか。海抜は約1700m。自然の中にある知る人ぞ知るスポット。とにかく綺麗な湖がみたいなら、ドロミーティ―観光とセットでここを訪れては?
5.イゼーオ湖
最後に紹介するのは、イゼーオ湖。ロンバルディア州にあるこの湖は、イタリア6番目の大きさ。手つかずの自然が残された美しい景観の街。温暖な気候のここは、特に5月~9月を中心とし、年間を通して多くの観光客が訪れます。夕暮れの写真がとってもいい感じ。
さいごに
イタリアの湖、いかがでしたか?海以外にもあるバカンスの楽しみ方。今年の夏は、イタリアの湖で、のんびり過ごしてみるのも、アリかもしれません。