ポンペイの壁画展が六本木で開催
日本・イタリア国交150周年を記念したイベント、「ポンペイの壁画展」に行ってきました。ポンペイを知っているあなたも「ポンペイってなに?」ってあなたにも、おさえておきたい魅力を紹介します。タイトルが「行ってみたけど...」になっているのには理由がありますので、よろしければ最後までお読みください。
そもそも、ポンペイとは
(Foto da http://www.pompeitour.com/)
ポンペイとは、イタリア半島南部にある古代遺跡。もともと高い技術を持った人々が住み、非常に優れた国家都市を築いていました。しかし、80年ごろのヴィスヴィオ火山の大噴火により、街全体が火砕流や火山灰に飲み込まれ、3万人近い住人は全滅。街は跡形もなく灰に埋もれてしまいました。
それから1500年以上の年月が過ぎた、18世紀半ば、調査によって過去の遺跡や壁画が当時のまま掘り出され、その当時の生活の様子までわかるほどに今日まで保存されています。
なぜ保存されていたの?
もちろん、ポンペイの遺跡がなぜ保存されていたのかには理由があります。それは、当時街を覆い、多くの命を奪った火山灰そのものが、これらの遺跡を保存していたのです。というのも、この時の噴火で積もった灰はなんと20メートル以上!いかに強烈な噴火だったかということがわかります。ちなみにポンペイは他の遺跡は、1997年に世界遺産として登録されています!
(火山灰に埋もれてしまった人々の姿がそのまま残されています)
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