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イタリア人がイグノーベル賞を受賞した研究5選!月面なら人は水面を走れるらしい

投稿日:2017-09-18 更新日:

イタリア人のイグノーベル賞受賞者は?

毎年発表され、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究に対して与えられるノーベル賞のパロディー」である、イグノーベル賞。日本人も毎年のように様々な賞を受賞し、私たちに「こんな研究があるのか」と驚きと笑いを与えてくれます。

そして、そんなイグノーベル賞において、イタリア人はどのような賞を受賞しているのか、ということをご紹介いたします。2017年最新版や、物議をかもしたものまで、5つをピックアップいたします。

イタリア人が受賞したイグノーベル賞5選

1.双子は、写真を見てどちらが自分か判別できない

受賞年:2017
受賞名:認識学
受賞者:マッテオ・マルティーニ(Matteo Martini)、イラリア・ブファラーリ(Ilaria Bufalari)など、ローマ大学を主体とするチーム

認識学という学問自体あまり聞いたことがないのですが、双子は双子を見分けられないことに関する実証実験です。多くの一卵性双生児は写真に写った双子のどちらが自分か、パッとみただけでは視覚的には見分けることができないということを証明しました。

これに関しては私も思うところがあります。私がローマ留学中にホームステイしていた家庭には、5人の子どもがおり、そのうち2人は一卵性双生児なのですが、彼らは自分がどちらか見分けられていませんでした。

親戚が集まると毎回その話で盛り上がるのですが、大抵間違えていました(笑)ちなみに見分けられたのは、彼らのお母さんだけでした。マンマはさすがですね。

2.売春や密輸もGDPに含めよう!

受賞年:2014
受賞名:経済学
受賞者:イタリア国立統計研究所(ISTAT)

国立統計所という、公的機関が打ち出した研究内容にしては、あまりにも突拍子もなく、馬鹿げています。

売春や密輸、ドラッグなどの密売などの、全ての違法な金融取引から発生する収益をGDPに加算し、国民経済を改善、EUの基準を満たそうという動きを先導したことに対してのレポートです。

リーマンショック以降の様々な危機により、EU諸国が財政赤字をEUの基準値である対GDP比3.0%に抑えることができなくなる可能性を危惧し、新たな可能性としてこの衝撃案がもたらされました。

かなり物議をかもした内容でしたが、2014年9月以降、このような巨大な地下経済をGDPに加算し、財政赤字のGDP比率を減らす措置を欧州統計担当局のユーロスタット(Eurostat)も推奨し、2014年9月より地下経済を加算したGDP算出基準が加盟各国に義務付けられることに。

3.月面なら、人は水の上を走れる

受賞年:2013
受賞名:物理学
受賞者:アルベルト・ミネッティ(Alberto Minetti)、ジェルマーナ・カッペリーニ(Germana Cappellini)

ありもしないことに対して、想像もつかない仮説を立てて可能性を探ってしまうのがイグノーベル賞の醍醐味ですが、これもその一つ。もし仮に月面に池があったと仮定した場合、人間はその表面を走って渡ることは、物理的に可能かもしれないということを発見しました。

もちろん実際に実証することは不可能ですが、何百年か先の未来には、この先行研究が活かされる時がくるかもしれません。

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  • この記事を書いた人

編集者Y

1年間ローマに留学。マンマの家にホームステイをし、真のイタリア文化を身をもって体験。 観光学を専攻するために大学に通いつつも、大半の時間をローマっ子たちとの交流に費やす。 好きな街はタオルミーナとコモ。

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