【2016.07ver】再生回数トップ!イタリアで流行りのミュージック6選

【2016.07ver】再生回数トップ!イタリアで流行りのミュージック6選

ゆうさん

学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

イタリア国内でどんな曲が聴かれているのか気になった私。イタリア人も使っている、世界共通の音楽再生アプリで、上位にランキングしている曲を実際に聞いてみました!

ちなみに、今回はイタリア語で歌われているものだけに絞って皆さんにお伝えしたいと思います。

【2016.07ver】イタリアで流行りのミュージック6選

1.Andiamo a Comandare

最初に紹介するのは、イタリアのネット上で有名になったインフルエンサー兼YouYuber的な存在のファビオ・ロヴァッツィ(Fabio Rovazzi)の「Andiamo a Comandare」。この曲以外に歌詞サイトに登録されている曲はなかったので、恐らくこれが彼のデビュー作。ですがたった一曲で3000万再生を稼ぎ出しています。今回紹介する5つの中では、今一番はまっています。

何らかの手術をするも、医者に「手遅れ」を宣告され、訳の分からない体になってしまった彼。何か得体の知れないものに取りつかれ、頭が狂ってしまったような感覚を覚えます。とにかくPVを見ていただければ、この歌の雰囲気を感じ取れるはずです。

リズムもPVもなんだか少し怪しげな雰囲気を醸し出していますが、聞いているうちにもう一回聞きたくなってしまうようなテンポ。彼のことがもっと知りたい方は「お前は誰だ?イタリア音楽界を席巻する謎の若者Fabio Rovazziとは」の記事を読んでみて!

2.Vorrei ma non posto

2曲目に紹介するのは、ジェイ・アックス(J-AX)とフェデズ(Fedez)という2人のラッパーが手を組んで歌った「Vorrei ma non posto」。PVを見ると、刺青がめちゃくちゃ入ったお兄ちゃんたちに圧倒されてしまいます(笑)そのイメージとは異なり、ありがちではありながらも、けっこういいことを歌っています。

スマホに支配されたりネットサーフィンばかりしてても仕方ない、俺たちは一緒にいる時間を大切にして生きていかなきゃいけないんだ、というメッセージが込められているようです。そして、そうしたいのにできないもどかしさのようなものも歌い上げています。

2016年イタリアのヒットチャート堂々第3位。1位と2位はスペイン語の曲だったので、イタリア語の曲だけで考えれば一番ヒットしているようです。彼らのことをもっと知りたい方は「オーディションを勝ち抜いた実力派!イタリアを代表する人気ラッパーFedezとは」「【アルバムレビュー】2017年の音楽・ラップ界をまさに"席巻" J-AX &Fedez「Comunisti col Rolex」」などの記事を読んでみてください。

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3.Lo Stadio

3曲目はティツィアーノ・フェッロ(Tiziano Ferro)の「Lo Stadio(スタジアム)」。これは私の個人的な趣味です(笑) ティツィアーノ・フェッロはイタリアを代表する歌手。その彼の曲の中でも特に有名なのがLo Stadioでしょうか。スタジアムで観衆の前に立つ、歌手としての緊張や葛藤などが描かれた曲。彼自身の気持ちをつづったものでもあるかもしれません。

どこか共感できるような歌詞と、テンポのいいリズムが非常に好きです。ちなみに、私の友人の中にも数人、Lo Stadio好きがいます。ティツィアーノについては「イタリア人女子に大人気!歌手Tiziano Ferroの魅力・特徴・人気曲を徹底解説」でより具体的に紹介しています。

4.G come Giugla

イタリアのシンガーソングライター、リガブーエ(Ligabue)の、2016/09に登場した新曲です。歌の名前のG come Giungla は、『ジャングルのようなG』という意味。

歌詞に負けず劣らず、妖艶で不思議な雰囲気が流れ、彼の歌声にも惹きつけられます。桑田佳祐に近いようなイメージかもしれません。ちなみに、PVもシュールで怪しげなつくりになっているのでとっても面白い。

リガブーエについてもっと詳しく知りたい方は、「イタリアで最も成功した歌手の1人...Ligabueの魅力・特徴・人気曲を徹底解説」の記事を読んでみてくださいね。

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5.Io Vivrò (Senza Te)

5つ目に紹介する曲は、ヴァレーリオ・スカヌ(Valerio Scanu)の「 Io Vivrò (Senza Te)((君なしで)生きていく)」という意味。PVは近未来を想像させるような仕上がりになっています。タイトル通り、大切な人を失ってしまった人に焦点を当てています。

ですが登場するのは女性2人。愛する人は必ずしも異性ではないという意味でしょうか。なんだか解釈するのが難しい。

6.Ragazza Magica

最後に紹介するのは、ジョヴァノッティ(Jovanotti)の「Ragazza Magica(魔法の女の子)」。自分が好きな女の子への気持ちを歌った、タイトルから非常にわかりやすい曲。

ジョヴァノッティというと日本語版の公式サイトを持っているほど世界的にも有名な歌手です(更新は一切止まっていますが...)。これまでにも10数枚のアルバムを出しているため、YouTubeで調べればたくさん曲が出てきます。是非聞いてみてはいかがでしょうか?

さいごに

いかがでしたか?あなたの今の気分に合う曲はあったでしょうか。イタリアではスペイン語や英語の曲の方が人気な印象がありましたが、イタリア人歌手たちも負けず劣らず素晴らしい歌をつくっています。気になった歌手がいたら、他の曲も聞いてみてくださいね。

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