私が人生初のクルーズ旅行をヨーロッパ・イタリアで選んだ5つの理由

私が人生初のクルーズ旅行をヨーロッパ・イタリアで選んだ5つの理由

ゆうさん

学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

馴染みのないクルーズをイタリアでしてみた

皆さんはクルーズというとどのようなイメージを持たれるでしょうか?「豪華客船」であったり「ゴージャスな旅」をイメージするかもしれません。ですが日本におけるイメージと異なり、ヨーロッパにおいては「庶民的」な旅行の一つなんです。

そのことを知っていただければ、きっと皆さんのイタリア、ひいてはヨーロッパ旅行における視野がさらに広がるのでは?と考え、筆をとった次第です。かくいう私もクルーズ旅行という選択肢を偶然発見し、体験することになった身です。

本記事では、クルーズ旅行をすることになるにあたって、私が、なぜ比較的マイナーな方法であるクルーズ旅行をするに至ったのかについて、皆さんにご紹介したいと思います。

クルーズ旅行を選んだ5つの理由

1.行きたい都市が偶然繋げた

本当はフェリーで良かった

もともと私はイタリアにやってくる両親と「バルセロナに行きたい」と強く考えていました。イタリア旅行はこれで5回目、ヨーロッパ旅行も10回目近くにになっていた両親ですが、それでも惹きつけてやまない街・ローマと、それでもまだ行ったことのなかった街・バルセロナ。

今回の旅行では何としてもその2都市だけは、2人のために押さえたい、と考えていたのです。

そうして色々とネット上や書籍などを調べているうちに「飛行機よりもフェリーの方がよさそうだ」という結論に至ります。というのも、大切な家族旅行ではライアンエアーのようなLCCを使いたくはなかったものの、大手キャリアでは、ローマーバルセロナ間の往復でも1人当たり€300になってしまう飛行機代。一方フェリーであれば一人当たり€100程度で済みます。

これをキッカケに、私はフェリーなど船という選択肢を探し始めるようになりました。

フェリーは時間・体力的に厳しい...

ですがフェリーでもやはり問題はあります。それは「時間がかかること」と「サービスに対して高いこと」です。

時間がかかるということに関しては、多くの方が納得していただけるのではないでしょうか。ローマーバルセロナ間は西地中海を大きく横断することになるため、フェリーの時間もかなりかかるのです。既に50を過ぎた両親が、深夜移動のフェリーを乗り切れるのかは、いささか疑問でした。

一度はフェリーが良いと思ったものの、やはり「他にもっといい選択肢はないか...」と模索する日々が続きます。

偶然見つけたクルーズ

そんな時に見つけたのが、クルーズ旅行という選択肢でした。フェリーを調べていた中で、クルーズのことが表示される機会も増え、自然と興味も湧いてくるようになります。

そして、思わぬクルーズ旅行のメリットを見つけることになるのです。

2.想像以上にクルーズは安い

日本語版予約サイトで検索

家族で海外旅行をする際、私の家族はだいたい1日3万円程度を使います。それは、交通費(高速鉄道・飛行機含む)・食事代・ホテル代などを全て込にした金額です。それでも1週間滞在すれば21万円になります。普通に旅行をしている気分でも、帰国して家計簿をつけると、意外と色々な場面で思わぬ出費があるのが海外旅行でしょう。

そして日本の予約代理店でクルーズ(ローマとバルセロナ両方に寄港する船)のことを調べると、1週間の船が1人当たり約15万円程度だったのです。つまり私たち家族3人で45万円。「普通に過ごしていても36万円かかるのなら、もし9万円程度追加で払うだけで、これまでの人生でしたことのないクルーズ旅行ができる。」徐々にそう考えるようになりました。

イタリア語版で検索

代理店経由でもそれほど高くはなかったのですが、それでも一応と、イタリア語や英語のみが対応しているクルーズ会社(コスタ・クルーズ)の公式サイトを確認したところ、なんと3人で1週間で周遊する船が、€1800(21万円)程度だったのです!しかも食事代込で。

しかもクルーズ船は毎日夜に移動しながら次の日の朝には新しい都市に着いていてくれます。そのため移動費やホテル代、さらには食事代が込になって、3人で7日間で21万円(1人当たり7万円程度)しかかからない計算になります。

それもローマやバルセロナだけでなく、世界遺産のチンクエテッレやジェノヴァ、それにマヨルカ島までこの低価格で訪れることができます。ローマとバルセロナの旅行だけで同じだけの費用がかかってもおかしくないのに、その他の素敵な街も訪れることができる。私の胸は躍りました。

3.クルーズ旅行への憧れ

私としても、これまでにしたことがなかったクルーズ旅行への憧れは強く持っていました。ですがやはり日本人のイメージからするとクルーズ船なんて「豪華客船 飛鳥」に代表されるような超ゴージャスで雲の上の存在な気がしていました。

ですが、今回偶然にもこのような形で「"あの"クルーズ船でこんなにも安く旅行ができる」という事実にとても驚きました。

4.試したことのない旅行の方法だった

前述の通り、クルーズ旅行はしたことがなかったため、単純な興味という点も大いにあります。これまでは日本から飛行機でヨーロッパに到着し、そこからもさらに様々な都市を電車や飛行機などで周遊しながら、駆け足で回るような旅行を、すっかり当然だと思い込んでいました。

当然とはいっても、それが良かったわけではなく、やはり年を重ねるにつれて体力も落ちてしまいますし、なかなかヨーロッパ旅行の周遊ハードスケジュールに身体が追いつかなくなってきているのも事実です。

そういった意味でも、ホテルは船の上のたった1か所だから、荷造りもスーツケースの移動もしなくていい、しかも起きたら新しい街に着いている、というこれまでにないようなリラックスできる体験をしてみたかったのです。

5.主要都市から出港がある

リラックスできるクルーズ旅行を選んだとしても、やはり観光はしっかりしたいと考えてしまうのは定でしょうか。そんな時に、港がしっかりと主要観光都市の近くにあるのは、とても魅力的でした。

例えば「港が近くの有名な街から2時間離れていて、とてもじゃないけど1日で観光できないのでは意味がない」ということも考えていたのですが、どの港も主要都市まで長くて1時間、短くて10分程度しかかからなかったのです。

そういった点でも「これならリラックスしながらも見たいものを見れる旅行になるぞ」と確信することができたのです。

クルーズという新たな楽しみを

いかがでしたか?私がクルーズ旅行を選んだ理由を理解していただけましたでしょうか?今後の記事でも、これまであまり触れられてこなかったクルーズの魅力、さらに今回私たちが利用したコスタ・クルーズについて、どのサイトにも絶対に負けないような丁寧な解説をする記事を作成していきたいと思っております。

コスタ・クルーズ予約のご相談・予約はベストクルーズで!

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