将来、イタリアが続く可能性も?
イギリスの動きを受けてスコットランドもEU脱退を進める動きを見せていましたが、今後イタリアがそれに続く可能性もなきにしもあらず、と言えます。イタリア国内でも決してEUの現状に満足いっていないという声も聞かれており、イタリアの政党である「5つ星」が国民投票を示唆しています。
ですが一方、イタリアのレンツィ首相は「EUはより人々に合う、適切なものになるように変わらなければならない。だがヨーロッパは私たちの家であり、未来でもある。」とTwitterで表明しており、急激に何かが起こる可能性は低いかもしれません。
Dobbiamo cambiarla per renderla più umana e più giusta. Ma l'Europa è la nostra casa, è il nostro futuro.
— Matteo Renzi (@matteorenzi) 2016年6月24日
まとめ
いかがだったでしょうか。世界を一つにしていくグローバル化の動きが、イギリスによって一旦歯止めがかかったと言って良いでしょう。あえて悲観的に捉えるならば、保護貿易への移行とも言え、今後各国もイギリスを真似て共同体を抜けていく、なんてこともあり得るかもしれません。
一学生がここまで踏み込んだことを書いても意味がないのかもしれません。けど、遠いヨーロッパで起きていることが日本にも影響を与えてしまう時代です。「自分には関係ない」と思っている人ほど、それに気づかずに影響を受けてしまっているように感じます。なぜなら変化の原因に気づけないから。
見えない形で何かが変わっていくときに、それをつかめるようにアンテナをいっぱい張っておきたい、と思う今日この頃でした笑
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情報源
http://www.ilfattoquotidiano.it