小さな村の物語 イタリア とは
BS日テレで毎週土曜日18:00~18:54、日曜日10:00~10:54に『小さな村の物語 イタリア』が放送されています。
毎週の放送内容はこのページで紹介しています。この番組全体の内容・見どころについては、以下の記事を是非お読みください。
続きを見る 続きを見るBS日テレ 小さな村の物語 イタリアを知らないあなたへ【ミュージックつき】
ファン歴3年の私が教える『小さな村の物語 イタリア』の5つの見どころ
主題歌
主題歌はOrnella VanoniのL'Appuntamentoという曲です。この楽曲の歌詞・日本語訳は、こちらの記事で紹介しています。
放送について
この項目で扱う放送内容は、小さな村の物語公式ホームページ、またはテレコムスタッフ公式ホームページ(番組ページ・フィーチャーページ)を参考・引用し作成したものです。また挿入歌は、YouTube等のネット動画配信サービスのリンクを掲載しています。
放送日時
第288回は、2018年10月13日と2018年11月3日の放送です。
小さな村の紹介
View this post on Instagram
中部イタリア、アブルッツォ州ラクイラ県。アブルッツォ州国立公園内にある小さな村が、今回の番組の舞台であるチヴィテッラ・アルフェデーナ(Civitella Alfedena)です。
古代より狩りを生業とし、自然に囲まれながら人々が暮らしてきたこの村では、現在林業や畜産業が生活を支えています。ラクイラといえば、2009年にマグニチュード6程度の大地震が発生したことでも知られており、豊かな自然だけでなく、自然災害とも付き合わざるを得ない場所でした。
View this post on Instagram
村人はそれぞれそんな地で支え合いながら今日まで生きてきました。
放送内容(村人たち)
View this post on Instagram
ピエトロ・サントゥッチさん
村でツアー会社を営むピエトロ。トレッキングや動植物の観察、カヌー体験…夏の間は、毎日のように山へ赴く。ピエトロが山に情熱を抱くようになったのは、幼少の頃、村に来た司祭に山へ連れて行ってもらった時だった。
険しい山を登り、自然の楽しみ方を教わった。その時の心躍る気持ちは今もはっきりと覚えている。でもピエトロが、この仕事を始めたのは37歳の時。それまでは、街でいろいろな仕事を転々とする日々だった。そんな時、妻のロザリアが、トレッキングガイドの仕事を勧めてくれ、背中を押してくれた。
ロザリアは、自身も働きながら、家事や子育てをこなし、ピエトロの仕事を応援し続けてきた。口に出しては言わないが、ピエトロは、そんな妻への感謝を忘れたことはない。
マリア・イアンニーリさん
村で電器店を40年営んでいたマリア。店は6年前にたたみ、今は自由気ままな暮らしだが、夏の終わりのこの時期は、大事な家族行事で忙しい。年に一度のトマトソース作りだ。作業は、親戚たちも集まり、3日かけて行う大仕事。
茹でたトマトを搾り機にかけ、絞ったジュースを瓶詰めし、煮沸して保存する。昔から、こうして家庭の味を守ってきたのだ。マリアの最愛の夫は、パーキンソン病で7年前に亡くなった。20年の長い闘病生活の間、マリアはずっと夫に寄り添い、支え続けた。
「年月が経つとともに、夫の存在が大きくなっていくの。時が悲しみを癒してくれるというのは、嘘ね。だから、笑顔を忘れてはいけないと思うの」。マリアは、悲しみを胸にしまい込み、今を生きようとしている。
挿入歌
現在準備中です。しばらくお待ちください。