【観光スポット編】どこよりも詳しいチンクエテッレ徹底解説書

チンクエテッレを完全解説

世界遺産チンクエテッレでは、どのような楽しみがあるのでしょう?もちろんかわいい町をたくさん眺めて写真を撮るだけでも本当に楽しいのですが、実際に訪れてみて、それだけではまだまだもったいない!ということに気づいてしまったのです。

本記事では、実際にチンクエテッレでできた楽しみを踏まえながら、どこよりも詳しく、身近に感じられるチンクエテッレの楽しみ方を完全解説していきます。

5つの町、それぞれの魅力

マナローラ

まず初めに、チンクエテッレとは「5つの土地」という意味を持った場所です。それはリオマッジョーレ、マナローラ、コルニリア、ヴェルナッツァ、モンテロッソ・アル・マーレの5つなのですが、それらの町を訪れて感じた楽しみ方やオススメの散策などを、町の魅力とともにお話ししていきます。

1.リオマッジョーレ

リオマッジョーレ

リオマッジョーレは、チンクエテッレの中では最も大きな町で、まずはここを通る人も多いのではないでしょうか。

まずは港に向かおう

駅についたらまずはカラフルなトンネルを抜け、出た先の階段を下りていきましょう。少し時間がかかりますが、その先に広がるのはたおやかな港町の風景です。

リオマッジョーレ

後ろを振り返れば、私たちの大好きなチンクエテッレのイメージそのままが広がっていますが、より感動するためには、岩場の近くまで行ってから振り返るのがオススメ。

リオマッジョーレ

ここからの景色が私は本当に大好きです。特にここからは赤い家と黄色い家が印象的に目に映えます。岩場ではたくさんの人が写真を撮っていますが、絵はがきのような写真を目指すなら、岩場のつま先まで行ってみると良いです。

港、カラフルな家、そして崖の傾斜というチンクエテッレを特徴づける3つを写真に収めることができるのは、リオマッジョーレだけなのですから!

リオマッジョーレ

お土産が安い

またリオマッジョーレはお土産が最も安く買える町です。全5つの町を回って調べましたので確かなはず...!レモン石鹸やチンクエテッレ限定ワインシャケトラなど、是非手に取ってみてください。トンネルの近くにあるお土産屋さんは、全体的にコスパが良かったような気がします。

リオマッジョーレ

その後は階段を抜け、少し傾斜がきつい坂道を上っていきましょう。ここでもたくさんのお土産屋さん、レストランがあります。ちなみに私たちは、ここで先ほどのワインシャケトラをバールで飲み、そしてお土産屋さんで買いました。本当に美味しいので、是非味わって欲しいです!

坂の上には広場が

リオマッジョーレ

他には、この坂道を上って、細い道を左手に入っていくと、町全体を見渡せる広場にたどり着きます。ここからの眺めは、マナローラで見れる家のかわいさと負けずとも劣らず。写真好き、かわいいもの好きの方には特に推せる場所です。

リオマッジョーレ

また、その近くでは地元の人の家もあるので、ちょっとだけ彼らの生活の様子を覗くことができたりもするんです。

ちなみにモンテロッソと並んで、ここをチンクエテッレ散策の拠点にする人も多いようです。

2.マナローラ

マナローラ海

マナローラに着いたら、まずはトンネルを抜けて展望台へ向かいましょう。ここからはとってもかわいくてカラフルな家の写真を撮るスポットにぴったりです。

まさにチンクエテッレという場所!

写真を撮り終わったら展望台を下り、海に面した通りを右に向かいます。そこから見える景色は、まさに私たちの知っているチンクエテッレそのまま。絵はがきや写真などで最も使われることの多いマナローラの、まさにそのままの姿が見ることができます。

マナローラ

町自体は人も少なく穏やか

マナローラには、それほどレストランやホテルなどは多くないものの、センスの光るかわいいお土産やさんが点在しており、ちょっとおしゃれなもの、友達に自慢したいものを買うのには、ピッタリな町です。

マナローラ

また、ネット上で盛んに情報が載っていた、シャケトラワインの博物館なのですが、残念ながら無くなってしまっていました。

ちなみに、坂道を上がっていくと教会や広場があり、ここもとても見晴らしがいいです。もしマナローラにホテルを予約でもしていなければあまり来ることもないかもしれませんが。

マナローラ

夜のマナローラが素晴らしい

そして、チンクエテッレで夜を過ごすのなら、間違いなくマナローラがオススメです。夜のマナローラの一望スポットは、電気が無くて真っ暗。ですがその分、町の光を見たときの感情は感動の一言です。

キャンドルが灯されたかのようにゆったりと光るマナローラと海の波の音、そして星の光には思わず涙が出そうになるほどでした。ちなみに真っ暗なのをいいことに、隣にいたカップルはハグをしたりキスをしたりとイチャイチャし放題でした(笑)

マナローラ海

私たちはこの付近のホテルに一泊したのですが、日中は日の光に照らされた町と海が、そして夜は、光り輝く夜の明かりと星空を見ることができました!

これほど高台のホテルでなければ、きっとこんなにきれいな景色は見れなかったことでしょう。他の町でも共通しているかもしれませんが、少し歩くのが大変でも高台のホテルに宿泊することをオススメしておきます!

クリスマスにはイベントも

マナローラクリスマス

また、クリスマスの時期には、「世界で一番大きいプレゼピオ(キリスト生誕の様子を表したジオラマのこと)」がイルミネーションとして飾られることで知られています。世界最大のイルミネーション、一見の価値あり、でしょう。

3.コルニリア

断崖絶壁の町

コルニリア

コルニリアは、チンクエテッレの中で唯一港からのアクセスができない町です。それはこの町がまさに崖の上にできているから。

要塞都市としての役割を十分果たした、侵入の難しい場所と言えるでしょう。おかげで今の観光客はコルニリアに行くために坂を上っていかなければなりませんが(笑)

ワイン栽培を間近で

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町のかわいさ、アクセスの良さだけで見れば、コルニリアは他に劣るでしょう。ですがそれでも訪れる価値がある理由は「ワインの栽培を間近でみれる」ということです。

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コルニリアは、町を囲むようにして段々畑にブドウが栽培されていて、その生育の様子を近くで見ることができるのです。また、畑の間にレールが引かれ、ケーブルカー式のトロッコが動いているのも見えるかもしれません。

ちょっとアクセスが大変かも

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本当にどこを見ても小さな町なのですが、ただ一つ問題なのが、駅からのアクセスが悪いということ。

コルニリアは他の4町より高台にあるため、直接電車を通すことができず、駅から中心まで337段の階段を歩かなければならないのです!

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4.ヴェルナッツァ

上からの写真を撮るためには?

ヴェルナッツァ

ヴェルナッツァとして私たちが知っているのは、まさにこの写真そのままでしょう。私はてっきりここへは簡単に行けるものだと勘違いしていましたが、実際にはトレッキングコースの一部に足を踏みいれ、かなり上まで上らなければなりませんでした。

ヴェルナッツァ

写真で見る景色は、すぐに出会えるとは限らないものですね。

港からの景色も独特

もし上まで行くのがめんどくさい場合は、マルコーニ広場と呼ばれる港付近まで出てみましょう。ここからも、カラフルなかわいい家を楽しむことができます。

ヴェルナッツァ夕暮れ

また、チンクエテッレの中では唯一しっかりとした防波堤のようなものが作られていて、そこから写真を撮るといい感じになります。

以前はヴェルナッツァといえばここからの写真が多かったのですが、いつの間にか高台からのものに取ってかわられてしまったようです。みんな海を眺めながら黄昏たり、町の写真を撮ったりと、思い思いの楽しみ方をしていました。

モンテロッソ海

リオマッジョーレと同様、港町であることを強く意識できる場所です。

5.モンテロッソ・アル・マーレ

夏の海水浴にイチオシ

モンテロッソ海

モンテロッソに着いたら、トレッキングの疲れを癒して海に入ってみてもいいかもしれません。モンテロッソは、チンクエテッレの中では唯一砂浜の海岸をもっています!ここには砂浜が2つありますが、鉄道駅から近いのが新しくできた砂浜です。

モンテロッソ

海岸沿いに並んでいるバールは、ちょっとした休憩を取るのに最適。ワインとアペリティーヴォでほろ酔い気分、なんていうのもありですね!

お土産が充実

モンテロッソ

この辺りは、露店のお土産が他の町に比べると充実していて、一味違ったお土産を買いたいなら、ここに来るまで我慢です。砂浜におりて、夕暮れを眺めれば、間違いなくロマンチック。

モンテロッソ

また、海岸沿いのトンネルを抜ければ、中央広場にたどり着きます。ここにはたくさんのお土産屋さん、バール、リストランテがあるので、ここにホテルを予約し、活動の拠点にする人も多いようです。

中央通り

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楽しみ方その1.トレッキング

5つの町を知る上では欠かせないトレッキング

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地元の人にも使われている長い長い歩道は、チンクエテッレの魅力の一つとして発展してきました。海にせり出すようにしてできた道は、チンクエテッレの全ての街を繋いでいます。

その道はなんと、ポルトヴェーネレからレヴァンテまでずーっと繋がっているというから驚きです。

愛の小道

それでもこの遊歩道は、ヨーロッパの中ではトレッキングしやすいルートの一つとして有名なんです!実際訪れてみると、11月だというのに半袖半パンでリュックサックを背負ったカップルを何組も見かけました。

オススメのルート

まずは最も東のリオマッジョーレから歩き始めて、マナローラ、コルニリーア、ヴェルナッツァ、モンテロッソという風に歩いてみるのがオススメです。

特に、リオマッジョーレとマナローラを繋ぐ「愛の小道」は、その中でも最も有名なものです。実は愛の小道という名前は、チンクエテッレの鉄道職員によって考えられたものなんだとか。

愛の小道

リオマッジョーレ側から歩くと、海を左手に見るようになります。現在愛の小道は崩落などの影響で、残念ながら通ることはできませんが、マナローラから先は問題ありません!体力の許す限り、海や太陽を体いっぱいに感じて散策してみましょう。

マナローラ電車海

ちなみにコルニリアまでの道は、マナローラの一番上まで行かなければなりません。一見するとマナローラの横道からも行けそうですが、行き止まりになってしまっています。

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コルニリアとヴェルナッツァの間のトレッキングロードは、非常に狭くなっているのですが、季節が良ければオリーブやオレンジの花、ローズマリーなどを見れます!歩道の中で最もかわいい場所と言っても過言ではありません。

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そして、ここからヴェルナッツァまでつながる道で、下らずにそのまま上り続ければ、こちらも皆さんが見たことのある写真の絶景が見えてくるはずです!

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楽しみ方その2.自然

これはもっとも意外なチンクエテッレの楽しみでした。私たちはつい「チンクエテッレのかわいさ」に惹かれるあまり、リグーリア州の自然の雄大さをすっかりと忘れてしまっていました。

海・空・太陽

マナローラ海

なんといってもチンクエテッレは晴れていなければ楽しさ半減です。何としても晴らしてください。自分が雨男・女なら晴れ男・女を連れていった方が良いくらい。

愛の小道海

どこまでも透き通る空と強い日差しの太陽がより景色を鮮やかにしてくれます。幸運なことに私たちが訪れた2日は、両方とも雲一つない快晴。空がキレイな方が写真もより一層映えますよね?

リオマッジョーレ海

また、海がクリア過ぎて驚きました。奄美大島や沖縄の離島並です(実体験)。もし夏に来ていたら、すぐにでも飛び込みたくなるような真っ青な海でした。

マナローラ海

チンクエテッレは光が少なく、星が本当によく見えます。これも何としても快晴であって欲しい理由です。こんな素晴らしい星の景色を、ヨーロッパで眺められることに驚きを隠せませんでした。一面に広がる星空は、この上ない思い出になるはずです。

チンクエテッレの楽しさは無限大

いかがだったでしょうか?少しでもチンクエテッレの美しさ・楽しさが伝わっていれば嬉しく思います。自分の足で歩いて、目で見なければ決して体感することのできないチンクエテッレ。あなたが見た写真より、間違いなくキレイな景色を見れるはずです。

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ゆうさん

『BUONO!ITALIA』代表をしています。 1年間ローマ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。卒論では、『1980年代以降のイタリア中小企業論』について考えました。社会人1年目。サイトSNSはこちら↓より。

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