旅行Webマガジンである「たびこふれ」さんにて寄稿しております、当サイトBUONO!ITAIA代表のゆうさんの記事の一部を掲載したものです。続きは「記事全文はこちら!」をクリックして、お読みいただければと思います。
イタリアでは各地で盛んにワイン栽培が行われており、地域ごとに個性的なブドウ品種やワインが存在します。その中でもイタリア北西部のピエモンテ州はワインの一大生産地として知られ、所狭しとブドウが栽培される美しい丘陵地帯が広がることで有名。
なんとこちらのエリアは、2014年に「ピエモンテの葡萄畑の景観:ランゲ・ロエロ・モンフェッラート」として、ユネスコの世界遺産に登録されたほどです。
この記事では、世界遺産にもワインにも目がない私が、実際にランゲ・ロエロ・モンフェッラートを訪ねて、ワインセラー見学をした時の様子をご紹介いたします。
記事の一部だけちょっぴり紹介!
ランゲのワインセラーについて
さて、ここからは私たちが実際に訪ねたランゲのワインセラー見学の様子をご紹介します。伝統的なワイン作りなのかと思いきや、現代的な設備に驚かされました。
私たちが訪れたワインセラー、カンティーナ・ディ・ニッツァ(Cantina di Nizza)までは、駅から徒歩約10分。閑散とした町中を抜けた後、大型トラックが多く通る幹線道路を5分ほど歩くと到着します。
とてもかわいらしい外観で目立ちますね。入口すぐのところにお土産屋さんがあり、奥の方にいるスタッフにワインセラー見学をしたい旨を伝えると、すぐに案内を始めてくれました。
ワイン醸造の行程に沿って進むワインセラー見学は、充実そのもの。スタッフは一つ一つの場所で立ち止まって、丁寧に機械や行程の解説をしてくれます。
私たちが見学したときはイタリア語の解説でしたが、英語での解説もあるようです。それぞれの場所で作業をしている方とも話したところ、おしゃべりで色々なことを説明してくれ、とにかくワインへの情熱がすごかったです(笑)。
ツアー全体を通して、セラーの機械化や現代化に驚かされました。私がイメージしていた「小さなワインセラー」といえば、人の手によってさまざまな作業がなされ、ワインは必ず木樽で管理、ボトルに詰めるのも丁寧に手作業......など、機械化とはほど遠いものだったからです。
しかし実際に見てみれば、どれも機械による自動温度調整機能があったり、何トンものワインを管理できる巨大なアルミの樽があったりと、想像を大きく上回るものでした。
スタッフによれば、ここで生産されたワインは、契約している世界中の業者に向けて出荷されるようで、とても数人で経営されている小さなワインセラーとは思えません。こうした事実は、実際に足を運んでみなければ絶対に分からないので、とても面白かったです。
続きはたびこふれで!
- 世界遺産「ランゲ・ロエロ・モンフェッラート」までのアクセス
- ランゲが世界遺産に選ばれた理由
- ランゲのワインセラーについて
- 肝心のテイスティング&お土産!
- ランゲのランチ・周辺情報