【2017.02更新】イタリアの滞在許可証ペルメッソ・ソッジョルノ申請徹底解説

 2017/02/15

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滞在許可証を取ろう

イタリアに3ヶ月以上在留する場合に必須となるのが滞在許可証=ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ(permesso di soggiorno)と呼ばれるもので、イタリアに旅行以外の目的で入国する際には、あなたのイタリアでの在住を証明するために重要なものとなります。

VISAは?

私たちはイタリアに旅立つ前、日本で非常に煩雑な手続きを何とか済ませてビザを獲得しました。それでもやはり、イタリアに着いた後も滞在許可証という書類を取ることが義務付けられています。

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実際のところ、なくても生活には支障はありません(後述)が、この手続きをしておかないと不法滞在と見なされる可能性も!とにかく滞在許可証においては、申請を行うことが最も大切なのです。

それではイタリアに着いた後、具体的にどのような作業が必要になるのか、どこへ行けばよいのか確認していきましょう。

入国後8日以内に作業を開始

イタリアに着いてから8日以内に、一連の作業を済ませることを義務付けられています。ですがそこはユルいイタリアなので、何かの事情で予定通りにいかなくても大丈夫です。とにかくこの手続きをこなすことが最重要です。

申請における大まかな流れを記載しておきます。

① 出国前準備→②キット(KIT)取得・記入→③収入印紙購入→④キット提出(8日以内にここまで!)→⑤クエストゥーラ出頭、指紋採取→⑥滞在許可証受取

ここからは、項目別に詳細を確認していきます。

1.出国前準備

この項目は、イタリアに着いてからでもできることですが、コピステリア(町中にあるコピー屋さん)を探す手間なども考えて、日本でやっておくことをオススメする作業です。

・パスポートのコピー(写真などがあるページと、イタリア大使館で発行してもらった「査証(ビザ)」のページのコピーが最重要。心配な方は、全ページコピーしても良いですが、郵便局の局員は多くの場合この2つのみを確認しています。)

・クレジットカードの両面コピー(未成年の方は、経済保証者のカードのコピー)

・申請期間分をカバーする海外旅行保険の保険証書のコピー(イタリア語or英語の記載)

・語学学校・大学等授業料納入済みの領収書のコピー(イタリア大使館印必須)

・証明写真(枚数は都市ごとに異なる、後述)

2.キット(KIT)取得・記入

郵便局へ

イタリアに行って最初にすべきことは、郵便局に行って滞在許可証のための資料キットをもらうこと。郵便局(Poste Italiane)の窓口でキットがほしい旨を伝えればすぐもらえます。

この時郵便局によっては、アミーコ(Amico)と呼ばれる区別があり、そこでキットを配布していることがあります。

Amicoの窓口がないことも多々あり、その際はServizi al cittadinoなどの番号札を取って待ち、自分の番が来たらキットが欲しいことを伝えましょう。

言うこと

自分の番が来たら「Un kit del permesso di soggiorno, per favore(ウン・キットゥ・デル・ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ・ペル・ファボーレ)」と言えば良いでしょう。

※小さい郵便局だったり、新学期シーズンだったりすると、そこの郵便局のキットが切れている可能性があります。その場合は他の郵便局へ足を運ぶしかありません。

キットの記入

学生の場合、記入はModullo1と領収書=リチェヴータ(Ricevuta)だけでOKです。あまり難しくはありませんが、かなり長いので、詳しくは以下サイトで(私も参考にしました)。

3.収入印紙購入

タバッキへ

次はタバッキ(Tabacchi)と呼ばれるバーのようなところで収入印紙と呼ばれるマルカ・ダ・ボッロ(Marca da Bollo)を購入しましょう。先ほどのキットの中に貼り付ける場所があります。ちなみにマルカ・ダ・ボッロは、様々な額のものが存在しているので、16ユーロのものをしっかりと購入する必要があります。

※16ユーロという金額は変動する可能性があるので、事前にキットの中を見て確認しましょう。

言うこと

「Una marca da bollo da 16 euro, per favore. (ウナ・マルカ・ダ・ボッロ・ダ・セイディチ・エウロ・ペル・ファヴォーレ)」と言えば、伝わります。

※先ほどのキットと同様、マルカ・ダ・ボッロが切れているタバッキもあるので、いくつか回る羽目になるかもしれませんが、そこは辛抱です。

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4.キット提出

提出すべき書類をキットにまとめたら再び郵便局に向かいます。

書類のおさらい

同封すべき書類は以下の通り

・申請用紙Modullo 1

・領収書Ricevuta(キット同封赤縁)

・海外旅行保険の保険証のコピー(イタリア語or英語)

・語学学校・大学等授業料納入済みの領収書や入学許可証のコピー(イタリア大使館印必須)

・パスポート全ページのコピー (前述の通り2枚でいいが、念のため全ページ)

確認を終えたら、封をせずに(局員が確認するため)再び郵便局に向かい、アミーコ(Amico)等で手続きを!

支払い、領収書・呼出状受け取り

作業が終わると、

・手続き料(手数料)€80

・滞在許可証発行代 €30,46(カード払い可)

・キット郵送手数料  €30(カード払い不可)

の支払いを求められます(手数料は無料になりつつある、後述)。

手続きが完了すると、郵便局から

・領収書A(赤縁・横長)

・領収書B(左上に大きくバーコード入り・縦長)

・警察署からの呼出状

の3点を受け取ることになります。しっかりと確認してください。

【注意】滞在許可証の手数料

滞在許可証の発行にはもともと€80程度の手数料が必要でしたが、それが2016年5月以降に撤廃されています。ですが現状ではそれを無視して手数料が取られ続けているようです。実際ローマでは2016年10月に手数料を取られましたが、トリノではありませんでした。取られる覚悟でいた方が無難でしょう。

非常によく書かれていましたので、参照にさせていただきました。

受け取るものを写真で確認

領収書A

領収書B

領収書

呼出状

呼び出し状には、移民警察署のアポイントメントの日付・時間・場所が記載されています。

指紋採取のアポイントメントの時間(Data e Ora)、場所(Ufficio/Comune)が記載されています。出頭前には、Firma per Richiedente (申請者署名)の文字の下にサインを忘れずに。

ひたすら待つ

ここまでの作業を済ませれば、あとはクエストゥーラに行く時を待つだけです。約1~2ヶ月ほど待ちます。

【待ち期間】

参考までに、私たちがの待ち期間を載せます。

ローマ…10月上旬申請→11月下旬出頭

トリノ…9月中旬申請→10月中旬出頭

ヴェネツィア…9月下旬申請→12月上旬出頭

【次ページ】やっとクエストゥーラへ

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