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【2017.10更新】イタリアの滞在許可証ペルメッソ・ソッジョルノ申請徹底解説

投稿日:2017-02-15 更新日:

滞在許可証を取ろう

皆さん、滞在許可証ってご存知ですか?イタリアに3ヶ月以上(厳密には90日以上)在留する場合に必須となるのが滞在許可証=ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ(permesso di soggiorno)と呼ばれるものです。

イタリアに旅行以外の目的で入国する際には、あなたのイタリアでの在住を証明するために重要なものとなります。本記事では、滞在許可証を取るための手順などについて、どこよりも詳しく解説させていただきます。

滞在許可証の基本情報

ビザとの違い

私たちはイタリアに旅立つ前、日本で非常に煩雑な手続きを何とか済ませてビザを獲得しました。では、一体ビザと滞在許可証の違いとは何でしょうか?

Wikipediaによるビザの項目を参照すると、

査証(さしょう)又はビザとは、国家が自国民以外に対して、その人物の所持する旅券が有効であり、かつその人物が入国しても差し支えないと示す証書である。

査証-Wikipedia

となっております。つまりビザとは、旅券の有効性と入国許可の意味を持っています。一方滞在許可証とは、その人がイタリアに滞在することそのものを許可する意味を持ちます。つまり、ビザだけをもっていても意味はなく、滞在許可証が無くては90日以上の滞在はできないのです。

滞在許可証の効力

さて、滞在許可証の効力についてですが、パスポートの次の効力として位置づけられています。そのため、イタリアでは、例え滞在許可証があったとしても常にパスポートを携帯することが求められます。

加えて、滞在許可証は、実情、なくても生活には支障にはならないケースが多いのです(後述)が、この手続きをしておかないと不法滞在と見なされる可能性もあります。

それではイタリアに着いた後、具体的にどのような作業が必要になるのか、どこへ行けばよいのか確認していきましょう。

滞在許可証の手続き流れ

イタリアに着いてから8日以内に、一連の作業を済ませることを義務付けられています。ですがそこはユルいイタリアなので、何かの事情で予定通りにいかなくても大丈夫です。とにかくこの手続きをこなすことが最重要です。

申請における大まかな流れは、

1.出国前準備→2.キット(KIT)取得・記入→3.収入印紙購入→4.キット提出(8日以内にここまで!)→5.クエストゥーラ出頭、指紋採取→6.滞在許可証受取

となっています。具体的に確認していきましょう。

1.出国前準備

この項目は、イタリアに着いてからでも十分できることですが、コピステリア(町中にあるコピー屋さん)を探す手間なども考えて、日本でやっておくことをオススメする作業です。

以下の資料を事前に用意するようにしましょう。

  • パスポートのコピー(写真などがあるページと、イタリア大使館で発行してもらった「査証(ビザ)」のページのコピーが最重要。心配な方は、全ページコピーしても良いですが、郵便局の局員は多くの場合この2つのみを確認しています。)
  • クレジットカードの両面コピー(未成年の方は、経済保証者のカードのコピー)
  • 申請期間分をカバーする海外旅行保険の保険証書のコピー(イタリア語or英語の記載)
  • 語学学校・大学等授業料納入済みの領収書のコピー(イタリア大使館印必須)
  • 証明写真(原則1枚)

2.キット(KIT)取得・記入

その1.郵便局へ

イタリアに行って最初にすべきことは、郵便局に行って滞在許可証のための資料キットをもらうこと。郵便局(Poste Italiane)の窓口でキットがほしい旨を伝えればすぐもらえます。

この時郵便局によっては、アミーコ(Amico)と呼ばれる区別があり、そこでキットを配布していることがあります。Amicoの窓口がないことも多々あり、その際はServizi al cittadinoなどの番号札を取って待ち、自分の番が来たらキットが欲しいことを伝えましょう。

その2.職員にキットをもらう

自分の番が来たら「Un kit del permesso di soggiorno, per favore(ウン・キットゥ・デル・ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ・ペル・ファボーレ)」と言えば良いでしょう。

※小さい郵便局だったり、新学期シーズンだったりすると、そこの郵便局のキットが切れている可能性があります。その場合は他の郵便局へ足を運ぶしかありません。

その3.キットの記入

学生の場合、記入はModullo1と領収書=リチェヴータ(Ricevuta)だけでOKです。あまり難しくはありませんが、かなり長いので、詳しくは以下サイトで(私も参考にしました)。

3.収入印紙購入

その1.タバッキへ

次はタバッキ(Tabacchi)と呼ばれるバーのようなところで収入印紙と呼ばれるマルカ・ダ・ボッロ(Marca da Bollo)を購入しましょう。先ほどのキットの中に貼り付ける場所があります。ちなみにマルカ・ダ・ボッロは、様々な額のものが存在しているので、16ユーロのものをしっかりと購入する必要があります。

※16ユーロという金額は変動する可能性があるので、事前にキットの中を見て確認しましょう。

その2.店員に購入することを伝える

「Una marca da bollo da 16 euro, per favore. (ウナ・マルカ・ダ・ボッロ・ダ・セイディチ・エウロ・ペル・ファヴォーレ)」と言えば、伝わります。

※先ほどのキットと同様、マルカ・ダ・ボッロが切れているタバッキもあるので、いくつか回る羽目になるかもしれませんが、そこは辛抱です。

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  • この記事を書いた人

編集者Y

1年間ローマに留学。マンマの家にホームステイをし、真のイタリア文化を身をもって体験。
観光学を専攻するために大学に通いつつも、大半の時間をローマっ子たちとの交流に費やす。
好きな街はタオルミーナとコモ。

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