L'Italiano [イタリア語] 文化

留学経験者直伝!イタリア語学習に役立つ参考書徹底解説(中・上級編)

投稿日:2017-06-18 更新日:

イタリア語の勉強を始めようとしていても、どの参考書を使ったらいいか困っている方が多くいると思います。特に、英語の教材量に比べればイタリア語は圧倒的に教材が少なく、いいものを探し出すのにも一苦労。

そこで今回は、実際に使ってみて良かった、イタリア語の参考書をまとめてみました。今回は中・上級編ですので、とっつきやすいものからやや挑戦し甲斐のある参考書まで並んでいます!気になるものがあったら是非リンクをチェックしてみてください!

初・中級編はこちら!

1.文法書

中級

Nuova grammatica practica della lingua italiana

イタリア人の留学生が、日本語で書かれた教科書で日本語を勉強していたのを見て、私もイタリア語でイタリア語を勉強してみようと思って、イタリアにいったときに本屋さんで購入。練習問題がとっても多いし、何より実際によく使われるフレーズも身につくのがメリット!半過去と近過去の使いわけも徹底的に問題演習できます。

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CDはついていませんが、カラー印刷なのと、会話形式のセクションもあるので、とにかくわかりやすいです。日本の書店では見かけたことはないのですが、Amazonでは取り扱っているみたいです。

この本ではなくても、イタリア語の教科書でイタリア語を勉強してみるのもなかなか良いかもしれません。ちなみに、この本はCILSの A1からB2までカバーしています。

中・上級

一通りイタリア語の文法を全て勉強し終え、さらに「もっと文法的なことを学んでみたい」や「文章を読んでいて時々分からない文法事項につまづいてしまう」という方は、さらにステップアップを目指して中上級レベルの参考書に手を出してみてはいかがでしょうか。

中級へのイタリア語文法

説明自体はシンプルで簡潔なのですが、それに付属した問題集が豊富かつ優秀で、解説を読みながら問題を繰り返すだけで自然と力がついていきます。

イタリア語の参考書においては、文法・演習をセットで取り入れた中級レベルの参考書が少ないため、私たちは文法書一冊と問題集一冊を買わなければなりません。その場合、2冊のレベルが違うと「この文法事項を学んだ後こうゆう演習がしたいのに、似た問題がない」「間違えた問題について徹底的に理解したいのに、参考書にはちゃんと書いていない」などの事態が起こります。

ですが本書は同じ1冊の本の中で全て完結しているので、その心配もありません。中級文法を勉強する上で、購入しておいて損はないでしょう。

本気で学ぶ中・上級イタリア語

残念ながら問題量は豊富ではありません。ですが解説と例文量は、とても多く、イタリア語のABCの、中級向けといった雰囲気の本です。何となくごまかしをきかせて先延ばしにしていた文法事項を一掃するのに役に立つはず。

やや難解な文法に関しての丁寧な説明は、非常に分かりやすいので、同じミスで躓いてしまって解消できない方は、この本を読みながらであればスッキリできるかもしれませんよ。前置詞などの解説は見ておくべきです。

2.問題集

中級

B.もやもやを解消! イタリア語文法ドリル

「2冊目に最適」と書いてあるように、1冊簡単な問題集を終えた人や、文法書で難しいところまで読みはしたけど、しっかり練習までできていない人のためにピッタリです。分かったような、分かっていないような、そんな状態のときに解いてみると、めちゃくちゃ間違えます(笑)意外と自分がまだまだだということを知らされますが、それでも次へ進むためのステップです。

もしお金に余裕があれば問題集をどちらも購入しても良いでしょうが、ここで紹介した2冊のうち1冊を購入、1冊を図書館などで借りるといいかも。

3.読解

文章教材に乏しいのがイタリア語の残念なところ。初級者向けの読解教材としてはあまり紹介できるものがないので、リスニング教材の「耳が喜ぶイタリア語」が最適かもしれません。そして、やや難易度は高いですが、いくつか教材を紹介します。

中級

名作短編で学ぶイタリア語

読解問題というと難しくてとっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、この本はタブッキ、ベンニ、モラヴィア、ブッツァーティなどの、イタリアの有名作家による名作短編小説9編の原文が使われています。そのため、イタリア語で読んでいても、対訳の日本語を読んでいてもとっても面白い!近代イタリアの不思議な世界を味わいながら、イタリア語の構文や文法、独特な表現力まで学ぶことができます。

もっとも学ぶというよりは、楽しみながら繰り返し読んでいる間に、いつの間にか表現が学べてしまう、という方が分かりやすいかもしれませんが。後半になると内容が難しくなっていきますが、ゆっくりと読み解いていきましょう。

中級~上級

Piazza 東京大学出版会

東大出版会の読解用教材。現在出版されているイタリア語の読み物では最高レベルと言われています。最大の特長は、読解力がつくということ。特に読解問題が多くないイタリア語教材において、かなり重宝します。

また、現代イタリアの叙述から古典小説の一節(ダンテ『地獄篇』)、映画の原作(ニューシネマパラダイス)などなど、これを一冊やればイタリアに関する幅広い知識が定着するように作られています。左側に文章、右にその解説という構造です。

欠点としては、和訳がないこと。ある程度のイタリア語文法の基本事項や語彙力が頭に入っていないと、辞書とにらめっこし続けて永遠に読み終わりません。また、優秀な教材であるためか、価格が3500円とかなり高め。中古でも最低1500円以上するため、学生には少し手が届きにくいかも。私は図書館で申請を出してコピーをし、利用しています。

【次ページ】会話と作文などの表現練習・検定の参考書も!

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  • この記事を書いた人

編集者Y

1年間ローマに留学。マンマの家にホームステイをし、真のイタリア文化を身をもって体験。
観光学を専攻するために大学に通いつつも、大半の時間をローマっ子たちとの交流に費やす。
好きな街はタオルミーナとコモ。

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