【トマト】Made in Italy、崩壊 中国産をイタリア産にすり替えるトリック

 2016/05/11

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イタリア国内では「ピザのグローバル化」と話題

スクリーンショット (1)(更新記事は、どれも新しいものが並んでいます)

この問題は、今日でもイタリア国内で注目されています。ですが、「食の安全」に関する問題というよりは、むしろ「ピザのグローバル化」として取り上げられています。イタリアで食べることのできるピザの、実に3分の2が、中国産のトマトとリトアニア産のモッツァレラチーズでできている、というから驚きです。

ですが、前回扱ったGucci の労働問題に比べれば、議論自体はいまだに残っているといえますね。

日本の表記法にも問題あり

また、日本において、「生鮮食品」には記載する義務のある原料地も、「加工食品」であればその必要がなく、加工地が生産地として出荷されています。

再三になりますが、これが外国産トマトでMade in Italyのトマト缶を生み出す方法なのです。

トマトの生産世界一は中国

(Foto da http://www.kagome.co.jp/)

実は、トマトの生産量世界一位は中国なんです。イタリアは例年7.8位と、大きくおくれをとっています。

食の安全性が騒がれる昨今、中国産表記のままで売り上げを維持するのは決して簡単ではないはず。

そこを見越して、記載の規則や法律の穴を探した格好でしょうか。別の見方をすれば、ある意味で、戦略的とは言えるでしょうが、食という、私たちの命に直結する場面では、決してシャレにならないはず。

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