何が悪いの?アジア人への釣り目ジェスチャーをイタリアから解き明かす

 2017/05/25

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4.理解者は少ない

そして自然と、このジェスチャーがアジア人に対して攻撃的な意味を持つことを知っているのは、一部の人、特にアジアの文化に対して理解が深い人だけなのかもしれません。大学で日本語を勉強しているイタリア人と一緒にいる時には一度もこのジェスチャーに出会ったことはあまりありません。

まぁその中にも冗談でこのジェスチャーをやってきて、あとで「ごめんね。これはアジア人に対して攻撃的な意味あるんだよね」と言ってくる人もいます。つまり言い方は悪いですが、全く差別だと知らずにやる人もいれば、分かっていながら"アジア人の前で"ついやっちゃう人もいます。

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5.やんわり伝えるしかないのかなぁ

「何が悪いの?」何て人もいる中で、果たしてこれがあんまり良くないことなんじゃないかな〜なんて上手く伝えるのはけっこう難しかったりします。ある意味無知なのですから。

それでもやっぱり身体的なことを差されたりするとちょっと嫌なわけです。私なんかは全然目も大きくないので、「なんだかなあ」という気にもなります。ですが何となく「身体的なことをやるのは差別だよ!」なんて言ってしまうと、自分がそこに対して劣等感を感じていることを相手に見せる気もしてきて...。

微塵もコンプレックスだなんて思ってなかったことでも、何か言われると気になっちゃうことってありますよね。まさにその類です。刺さり方は優しいですが、ちょっと「う〜ん」と思うところもあるので、その辺なんとかならないかなあ、というお話でした。

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