Arte [芸術] 文化

代表作や半生は?バロック時代の巨匠・カラヴァッジョを知らないあなたへ

投稿日:2017-01-23 更新日:

ダヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロなど、ルネサンスの巨匠たちに隠れ、日本人にとって決して有名とは言えないカラヴァッジョ。ですが、彼の、黒をベースとした大胆な画法、暗い背景によって引き立つ光の使い方など、独特な趣を与えてくれます。

 

カラヴァッジョとは?

本名ミケランジェロ・メリージ(Michelangelo Merisi)はルネサンス期後のバロック期に登場した画家です。1571年にミラノで、3人兄弟の長男として生まれました。ペストの流行をキッカケにもともと住んでいたミラノからカラヴァッジョという街に移り住んだと言われています。つまり良く知られているカラヴァッジョという名前は、街の名前からとられています。

そのためその後は、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ、つまりカラヴァッジョのミケランジェロ・メリージという名前で知られていくようになったのです。

どんな絵を描くの?

彼の絵は、黒で塗られている面が非常に多く、一見すると暗い印象を与えます。しかし、それと同時に彼は、スポットライトのように光を当てるのが非常に上手く、明暗がくっきりとした絵画が際立っています。

彼が一躍有名になったのは、『マタイ三部作』でした。

今日では、ローマのサン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会で、出会うことができます。

関連記事

また、こんな絵も有名です。

この『病めるバッカス』は、カラヴァッジョ自らがモチーフと言われています。バッカス(別名:ディオニッソス)は、顔色も悪く、とてもお酒の神様とは思えないような雰囲気です。また、顔の表情ばかりに注目してしまいがちですが、彼は静物、つまり動かないものを描く技術が素晴らしく高いのです。たしかにこのブドウは本物にそっくり。

彼の描いたもう一枚の『バッカス』はこちら。  こちらのバッカスのワイン瓶には、室内の景色が反射しているのだとか。いかに彼の技術が高いかがわかりますね。

【次ページ】波乱万丈の人生や彼への評価

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

次のページへ >

  • この記事を書いた人

編集者Y

1年間ローマに留学。マンマの家にホームステイをし、真のイタリア文化を身をもって体験。
観光学を専攻するために大学に通いつつも、大半の時間をローマっ子たちとの交流に費やす。
好きな街はタオルミーナとコモ。

-Arte [芸術], 文化
-

Copyright© BUONO! ITALIA , 2017 All Rights Reserved.