定番すぎるお土産たち
さて、Google検索で「イタリア お土産」と調べると、どれだけのサイトこのことについて書いているかがお分かりいただけると思います。ですが、正直一定数どれも冗長で、同じようなことが書いてあって、誰でも分かるようなものばかり。
そんなことを思っていたのですが、今回は敢えてその流れにのっかり「イタリアならどこでも誰でも買えるお土産」ってことにしてまとめてみよう、と思い至りました。
今後お土産のジャンルにおいては、各州・各町特色のものを紹介していきたいと考えていますが、まずその地盤として、「誰でも考え付くような定番」をしっかりと解説しておこうと考えたのです。
コーヒーやパスタ、オリーブオイルなどの定番をご紹介いたします。
どこでも買えるお土産10選
1.コーヒー
イタリア人の多くはコーヒーに対して強いこだわりを持っていて、まさに日本でいうお茶のように誰もが当たり前のように飲んでいます。そんな文化を日本でも引き続き楽しむために、コーヒー豆を購入して帰ることを強くオススメします。
製法はややことなるものの、日本のドリップコーヒーメーカーでも問題なく抽出して飲むことができます。私の最もオススメのブランドは、illyかkimboです。
ちなみに本当にイタリアっぽく飲みたい場合は、モカも購入してみるといいでしょう。モカの利用方法についても、別の記事で紹介する予定ですので、更新を楽しみにしていてください!
2.パスタ
イタリア料理といえばパスタかピッツァというほどに存在感のあるパスタ。私がローマでホームステイした家庭でも、ほぼ毎日パスタを食べました。
そんなイタリアで最も定番のメーカーといえばネイビー色のパッケージがかわいいバリラ(Barilla)や、青と黄色のパッケージであるデ・チェッコ(De Cecco)などが挙げられます。パスタとしても日本のものよりずっと美味しいですし、日本で買うのに比べ、約5分の1程度の値段で購入することができます。
ちなみに、The お土産のようなパスタとしては、カラフルに色付けされたパスタも市内のお土産屋さんで販売されています。
3.オリーブオイル
日本で使われる油というと、サラダ油のイメージが強いかもしれませんが、イタリアではオリーブオイルが最も有名で、あらゆるシチュエーションで使われています。炒め物やパスタ、サラダだけでなく、パンにつけて食べたりもするほどです。
明るい黄色が特徴的で、油っぽくなく、まろやかな香りがします。
ワインのように瓶に入ったオリーブオイルを選ぶのがオススメです。スーパーで買う場合は、1L程度のものがよいですが、お土産屋さんなどでテイスティングをしながら購入するのも楽しいでしょう。
ちなみに、オリーブオイルの色は、美味しさの判断基準になるということはあまりありませんので、覚えておいてください。
4.バルサミコ酢
バルサミコ酢ってご存知ですか?バルサミコ酢はお酢の一種で、ブドウを樽に入れて長期に渡って熟成したものです。スーパーで売られている安いもの(3年以内熟成)から、お土産屋さんで見つかる高級なもの(10年前後)まで、味も値段もかなり異なっています。
バルサミコ酢というと私たち日本人にはあまり馴染みがないのですが、サラダやチーズ、お肉などに合わせると甘酸っぱくて最高に美味しいのです。馴染みがないぶん、お土産屋さんでテイスティングしながら購入するのが一番楽かもしれません。
もし既にご存知の方は、日本でも最高級のバルサミコ酢が購入できます。
5.バーチのチョコ
チョコレートというと、あまりイタリアのイメージがないかもしれないですが、その中でも最も有名なのがペルージャという会社が販売するチョコであるバーチ(Baci)です。あらゆるスーパーに並んでいるので、どこでも購入しやすい上、ばら撒きができるのも特徴。
ちなみに以前はバーチばかりが注目されていたものの、最近では様々なタイプのチョコがペルージャから販売されているので、色々と手にとってみてくださいね。ちなみにバーチの歴史については、「イタリアのチョコレートと言えば!Baciのちょこっといい話」の記事でまとめております。
6.乾燥パスタの素
知っている人は知っているパスタの素。料理好きな人に勧めたいお土産です。普段のパスタソースに隠し味として入れると、まるでイタリアで食べたパスタかのように早変わりしてしまいます。
オススメなのが辛いパスタの素のアッラビアータ。入れすぎると辛くて口方火が出そうになるのですが、ちょうどいい加減にすると最高のアクセントになります。フィレンツェの中央市場で売られているものが最も美味しいと個人的には思っていますが、それでも各地のスーパーやお土産屋さんでも購入できます。
7.ポルチーニ茸
最近知名度が上がっていると言ってもよいポルチーニ茸は、日本の松茸のように、最も高値で取引されているキノコです。その香りは非常に強く、パスタやリゾットなどとともに調理します。また味よりも香りを楽しむ点も、松茸と似ている点でしょうか。
フィレンツェやペルージャなどの中央イタリア山間部近くの町が最も新鮮なポルチーニが購入できるとされています。
日本で買うと値段がおよそ10倍程度かつ細切れなので、もし試してみたい方は、イタリアにいるうちに買っておかないといけませんよ!
8.チーズ
チーズなら日本でもいくらか払えば購入することができるでしょう。ですが大抵は粉チーズで、既に粉になっています。一方イタリアでは、小さいものから大きいものまで、とても新鮮な固形のチーズが販売されています。
わさびもチューブより生わさびをすり下ろした方がずっと美味しいように、チーズもその場でした方がずっと美味しいです。イタリアンレストランに行くとやってもらえるチーズをするアレを、自分の家でも体験できるのは、イタリア旅行した人の特権かもしれませんね。
日本でもお手軽に食べれるチーズについては、「全部知ってる?日本でも食べれるイタリアの代表的なチーズ6選!」の記事を読んでみてください!
9.ワイン
日本でイタリアのワインを飲むと、なんていうか、少しガッカリします。1500円くらい出してもあまり美味しくなくて、だったらずっと安くて美味しいチリワインを飲んでた方がいいや、という気持ちになってしまうのです。
ですが、ワインの産地であるイタリアでは、ワインはとにかく安くてとっても美味しいんです。中には5Lで€7なのに、非常に渋くて美味しい種類もあるほど。
関税の関係上それほどは持って帰れないものの、気に入ったワインを調べておいて購入すれば、日本の何分の一もの価格で、後引く美味しいワインを味わえますよ。イタリアワインの基本について知りたい方は、この「ワインの基本を知ろう!魅力あふれるイタリアワインの"いろは"」の記事も読んでみてください!
10.ビール
イタリアというとワインにあまりにも注目されがちですが、実はイタリアのビールもとっても美味しいのです。代表的なモレッティやポレッティ、ペローニなど、スーパーに行けば様々な種類に出会うことができます。
日本のビールに比べるとやや口当たりが軽く、フルーティな印象のあるビールが多いです。瓶だとやや重くなってしまうので、缶のものを買うとスーツケースにも優しいでしょう。
イタリアのビールについては、こちらの記事「ワインだけじゃない!イタリアの美味しいビール3銘柄!」でも紹介しております。
さいごに
いかがでしたか?The 定番といえるイタリアの食べれるお土産を10個ピックアップして紹介いたしました。それぞれの用途に合ったお土産を選んでくださいね。
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