先日から開催されているEURO2016に出場するイタリア代表の、ここまでの戦いぶりを振り返ってみましょう。まずはベルギー戦。
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グループステージ第1戦 vsベルギー
イタリアは初戦は世界ランク2位のベルギーと対戦。なんといってもベルギーは、世界最高峰のレベルを誇る攻撃陣がウリ。これまでに様々な強豪を苦しめてきました。
そんなベルギーに対し、イタリアは3-5-2の布陣で対抗。守備陣にはユヴェントスの4選手を配置し、中盤にもどちらかというと守備的な選手を並べました。
ちなみに、イタリアは守備的な戦いをして、ゴールに鍵をかける「カテナチオ」が得意です。
一言で言えば、「守備的」。イタリアでは、「1-0で勝つことが最も美しい」とされ、失点することをとにかく嫌います。そのため、イタリアのチームは、守備づくりを最重要にし、自分たちが点を取った後は、自陣に引きこもり、ゴールに鍵をかける、「カテナチオ」と呼ばれるスタイルが有名です。
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試合は立ち上がりから、ベルギーが攻め、イタリアが守る流れ。伝統的に守備に評判のあるイタリアは、ベルギーの攻撃陣をしっかりとおさえ、決定的なチャンスを全くつくらせません。
ワンチャンスをものにし先制!
そして前半32分、DFボヌッチからの一本のロングパスに対して裏に抜け出したジャッケリーニが鮮やかな先制点!!
HT: #BEL 0-1 #ITA: #Giaccherini’s 32nd minute goal the difference at the break.#EURO2016 #BelgiumItaly pic.twitter.com/H80J89OxRJ
— Italy (@azzurri) 2016年6月13日
膠着した状態から一回のチャンスをものにし、イタリアが先制!!
コンテは喜びすぎて控え選手のザザの肘を鼻にぶつけ、鼻血を出していました笑
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