イタリアン・ベースボール、初のバーチャル・ミュージアムが開設

イタリアン・ベースボールの歴史博物館がウェブ上に登場 

il clandestinoの記事によると、6月9日にローマ郊外の都市ネットゥーノでイタリアン・ベースボールのバーチャル博物館の開設を記念するイベントが行われたということです。

この式典には、初めてのイタリアン・ベースボールのウェブ上の歴史博物館『IL Museo Del Baseball』を作成、運営、管理する団体『IL BAR DEL BASEBALL(ベースボール・バール)』の代表者たちとネットゥーノ市のアレッサンドロ・コッポラ(Alessandro Coppola)市長も出席したそうです。

イタリアン・ベースボールのウェブ上の歴史博物館『IL Museo Del Baseball

『IL BAR DEL BASEBALL(ベースボール・バール)』という団体は、ネットゥーノ市を拠点としてイタリアン・ベースボールや地元ネットゥーノ市のベースボールをSNSなどを通してイタリア全土に広める活動などを行っているようです。

『IL BAR DEL BASEBALL(ベースボール・バール)』のInstagram

コッポラ市長は、式典でこのウェブ上のバーチャル・ベースボール・ミュージアムの開設を契機として、イタリア国立ベースボール博物館の本部をネットゥーノ市に設置する意向があると発表したようです。

ネットゥーノ市は、イタリア国内でベースボールが最も盛んな場所の一つだそうで、現時点ではネット上でバーチャル・ミュージアムが開設されたのみですが、コッポラ市長は、いずれはイタリアン・ベースボールの歴史的資料や記念品を実際に保存、保管する施設をネットゥーノ市に開きたいとも考えているそうです。

コッポラ市長は、ネットゥーノ市はイタリアン・ベースボールの支柱になるべきだと思っているそうで、ネットゥーノ市をイタリアン・ベースボールの゛聖地゛のような場所にしたいようです。

また、式典でネットゥーノ市の副市長であるアレッサンドロ・マウロ(Alessandro Mauro)氏が、バーチャル・ベースボール博物館『IL Museo Del Baseball』を作成した団体『IL BAR DEL BASEBALL(ベースボール・バール)』のスタッフたちにネットゥーノ市の名をインターネットなどを通して世界中に広めていることに対して感謝の意を表したそうです。

開設されたバーチャル・ベースボール博物館『IL Museo Del Baseball』では、イタリアン・ベースボールで活躍した歴代の選手情報だけでなく、イタリアン・ベースボール団体やスポンサーやスタジアムなどのアーカイブスも提供しているようです。

イタリアン・ベースボールのウェブ上の歴史博物館『IL Museo Del Baseball』 / アーカイブス

なお、L’Eco del Litoraleの記事によると、このウェブ上のバーチャル・ベースボール博物館の開設は、『ベースボール百科事典』(Enciclopedia del Baseball)をジョルジョ・ガンドルフィ(Giorgio Gandolfi)氏と共同で著したイタリアン・ベースボール・ジャーナリストとして著名なエンゾ・ディ・ジェス(Enzo Di Gesù)氏の協力のもとで行われたということです。

エンゾ・ディ・ジェス氏の監修のもと、『IL BAR DEL BASEBALL(ベースボール・バール)』のスタッフや協力者たちが、新型コロナウイルスに対するイタリア政府のロックダウン措置の期間を利用してこのバーチャル・ベースボール博物館の掲載内容を作成したようです。

サッカー・ワールド・カップを制覇したイタリア代表選手ブルーノ・コンティ氏も式典に出席

6月9日にネットゥーノ市で開かれた式典には、1982年のサッカー・ワールド・カップでイタリアが優勝を果たした時の中心選手であったブルーノ・コンティ(Bruno Conti)氏も出席したそうです。

コンティ氏は、ネットゥーノ市の出身で、子どもの頃、夏は野球をして、冬はサッカーをしていたそうです。il Caffè.tvの記事によると、コンティ氏は有望な投手だったそうで、アメリカのサンタ・モニカのベースボールチームから誘われたこともあるようです。

結局、アメリカからの誘いには応じなかったそうですが、ベースボールはサッカーと同じようにコンティ氏の一部となっているということです。

さいごに

初めてのイタリアン・ベースボールのバーチャル・ミュージアム『IL Museo Del Baseball』。サッカーが最も人気があるイタリアですが、ネットゥーノ市のコッポラ市長の発言のように、インターネット上だけでなく実際にネットゥーノ市にイタリアン・ベースボールの歴史博物館が建設される日がいつか来るかもしれません。

ネットゥーノ市は、ローマから電車で1時間ほどの海に面した所で、夏には多くの海水浴客で賑わっているようです。また、隣町であるアンツィオは、ローマ帝国の皇帝ネロの故郷として知られ、また、第二次世界大戦時のアメリカ軍のイタリア上陸の場としても有名な所のようです。

ネットゥーノ市に実際にイタリアン・ベースボール博物館が建設された際には、ネットゥーノ市と隣町のアンツィオ市を訪れてみるのも良いかもしれません。

参照

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Kanba

イタリアの海沿いの小さな町に住んでいます。イタリアの大学を卒業後、日本の企業のために働いています。天気が良い週末は砂浜で筋トレしたり、庭でオーガニック野菜を作ったりしています。主に穀物・野菜・果物・ナッツ類を食べて暮らしています。

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