今日は初めての試みとなる、日本にあるイタリアンの紹介!イタリアで食べられる味、だけではなく、日本で食べられるイタリアの味、も非常に重要な情報ですよね?
今回は、4/29に吉祥寺にオープンしたばかりのイタリアン、トラピッツィーノに友達と行ってきました!
トラピッツィーノってなに?
トラピッツィーノ(trapizzino)とは三角形のサンドウィッチ(tramezzino)とピザ(pizza)を混ぜた造語で、その名の通り、パン生地の中にピザの具材が入った、ピザサンド、とも言うべき料理です。
ローマで200年以上前に生まれた、実はとっても伝統的な料理ですが、イタリア国内で店舗があるのは首都のローマだけ。
そして、初の海外進出先が日本!かなりのチャレンジャーだと思いませんか?!
メニュー
パン生地の中身は主に5種類!(以下、店舗の説明書きをそのまま引用します)
(上:鶏のカッチャトーラ 下:肉団子のトマト煮込み)
鶏のカッチャトーラ
「鶏の狩人風」と呼ばれるローマ北部伝統の煮込み料理。ローズマリーと白ワインビネガーのさわやかなソース
感想:ソースがめちゃくちゃ濃厚。パリパリでアツアツなパンとよく絡んでいます。また、山盛りの鶏肉がワインソースと見事にマッチしており、飽きがきません。
肉団子のトマト煮込み
イタリア風の肉団子をトマトソースで煮込んだ料理。ローマでは日曜夜に家族で食べる定番料理。
感想:しっかり煮込まれたトマトの風味と牛肉の旨みがよく合います。さらに、肉団子に練り込まれているバジルに後味をひかれ、あっという間に完食。
(上:牛タンのグリーンソースあえ 下:ナスのパルミジャーナ)
牛タンのグリーンソースあえ
フレッシュなイタリアンパセリを使用したソースが絡み、牛タンのおいしさを引き立てます。
感想:トロトロの牛タンとパセリのソースが、固めのピザ生地によくあっていました。ビーフシチューと少し似ていましたが、さらに深いコクが牛タンのおいしさを引き立てていました。
ナスのパルミジャーナ
オーブンで焼いたナス、チーズをトマトソースで煮込んだローマの家庭料理に、バジルソースとパルミジャーナチーズを載せてあります。
感想:ぶつ切りナスがゴロゴロ。チーズが入ったトマトソースは、さっぱりしたトマトの風味にチーズのマイルドさが加わり、クセが無く、とても食べやすかったです。
ジェノベーゼ風煮込み
牛肉と玉ねぎのおいしさたっぷりの料理。ゆっくりコトコト煮込み、イタリア産パルミジャーナチーズもたっぷりです。
感想:今回は食べることができませんでした!次回トライします!
パンと具材の組み合わせが最高
全てに共通しているのが、ソースはどれもハンパなくコクがあるということ。そしてそれがパンに絡むということ!「じっくりコトコト煮込んだ」とイタリア人の店員さんが教えてくれた通り、やはりその丁寧な仕事ぶりがうかがえる味になっていました。
(店員さんにお願いして、ソースの写真を撮らせていただきました!)
正直、日本での知名度はあまり高くないため、「めちゃくちゃ」期待していたわけではありませんでした。しかし、なにからなにまで想像を上回る味に、ただただ無言で食べ続けてしまいました。
リゾットのフライもあるよ
(フリット2種類は、アラビアータのリゾットと、玉ねぎのリゾット)
さらに、トラピッツィーノ以外にも、リゾットのフライもあり、そちらも注文。アラビアータのリゾットと玉ねぎのリゾットの2種類を注文!こちらも食べた2人に感想を聞いてみましたよ...!
アラビアータ:辛さ控えめで女性にもオススメ。ちょっと固めのリゾットにトマトソースの味がしっかりしみこんでいます!
玉ねぎ:ねぎの青臭さやクセは全くなく、揚げ物なのにとってもさっぱり!お値段もリーズナブル(150円)なのもいいですね。
あえて厳しい目線で...
ただ、少しだけ残念な点をあげると、立地があまり良くないということ。吉祥寺駅から徒歩7.8分かかるので、中心地からやや離れていました。
また、価格も1つで750~950円とやや割高。もう少しだけ下げてもらえると、何度も来店しようと思える感じでした。
そして、ホームページの動作が重いこと、スマホの場合画面が少し見にくいこと、なども改善できる点のように思いました。