ジェラテリア・マンマミーアについて
ジェラテリア・マンマミーアはイタリア人の職人が丹精こめて作った、本格ジェラートが味わえるお店です。
そして東京で唯一、自家製ジェラートを販売しているお店なのです!上野と御徒町の間くらいのところにある、こじんまりとしたお店です。
お店の外観はこんな感じ。
写真にあるようにジェラートのバリエーションが豊富で、何度行っても違った味が楽しめます。期間限定のフレーバーもあるそうです。これだけでもイタリア好きの読者の方は行ってみたいと思われるのではないでしょうか?
しかし、このお店の魅力はそれだけではありません。
なんといっても、店主の人柄とジェラートに対する情熱が素晴らしいのです!
筆者がこのお店を訪れた際に、初対面であるにもかかわらずフレンドリーに接していただき、ジェラートについていろいろお話を聞くことができました。以下ではそのお話をまとめてみました!
お店を始めた経緯は?
店主にインタビューしてみました!
Q:お店を始めた経緯は?
A:日本で、小規模だけれど本格的なジェラートを提供したくてお店を始めた。家族経営の小さいお店なので立地条件やお店の外装、内装にはお金をかけられないが、その分ジェラートに資金をつぎ込んでいる。
Q:ジェラートの素材やこだわりは?
A:ミルクは北海道産。フレーバーによってその他の素材は変わってくるが、日本で手に入る中で一番良いものを使うようにしている。すべてのジェラートをお店で手作りしていて、ホームメイドにこだわったお店。
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Q:お客さんにはどのようにジェラートを楽しんでもらいたい?どういったお客さんに来てほしい?
A:日本では、値段が安い・立地や内装があまり良くないお店=おいしくないお店、立地や外装が良いお店=おいしいお店だと思われがちだけれど、そういった先入観を持ってほしくない。ジェラートの味には自信を持っているから。
また、日本には本当のジェラート文化が根づいていないから、ジェラートの質にこだわってもお客さんがそれを理解してくれないことがある。たとえば、あるとき来たお客さんにカタラーナクリームのジェラートを提供したんだけれど、そのお客さんは”バニラのジェラート”を食べたと言っていた。カタラーナとバニラは似ているようで全く違うんだ。カタラーナのジェラートとして味わってほしかったから、すごく残念だった。だから、日本に本当のジェラートの文化を広められるように頑張りたい。
最後に
今回の記事はいかがだったでしょうか。店主の方のジェラートに対する気持ちが伝わっていたらとても嬉しいです。
筆者がこのお店を見つけた時は、ちょうど近くの国立西洋美術館でイタリア絵画(カラヴァッジョ展)を鑑賞した後でした。皆さんも、イタリアや西洋の作品に触れた後に、ふらっと立ち寄ってイタリア気分に浸ってみてはいかがですか?
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もちろん、このお店目当てで足を運ぶ価値も十分にありますよ!本当におすすめのお店です!
アクセス
文京区 湯島 3-42-11
東京メトロ上野広小路駅から徒歩2分
JR御徒町駅から徒歩4分、JR上野駅から徒歩9分