2021年夏! 光眩しい岩の町・マテーラ

2021年夏! 光眩しい岩の町・マテーラ

Ito

プロフィールをご覧いただきありがとうございます。ひょんなことからイタリアに来て早17年。日本語を教える傍らお気楽主婦をしています。イタリア人のおおらかさや面白さを交えてイタリア旅行などについてお伝えできればと思っています。よろしくお願いします!

前回はナポリの地上にて旨し店と海岸沿いの観光スポットをご紹介しましたが、今回はマテーラ(Matera)・アルタムーラ(Altamura)・グラビーナ(Gravina)という三つの町を訪れました。第一弾はマテーラについてご紹介したいと思います。今回も、最後までどうぞお付き合いのほどを。

マテーラ(Matera)という町

さて、この町マテーラですが、イタリアの南、バジリカータ州という所にあり、かつては「La Vergogna d’Italia(イタリアの恥)」とあまりよく言われていなかったようです。後に、どうしてこのように言われたのかご説明しますが、今は、ユネスコの世界遺産に登録されて、沢山の観光客が訪れるところとなっています。

イタリアの団体旅行の始まり!

今回の一つ目の特筆すべきことは、団体旅行であった事。26人のイタリア人(平均年齢はほぼ50歳位?)に囲まれての旅行でした(全員グリーンパス所持者)。日本で何度か団体旅行に行ったことがある筆者は、日本での体験と少し比較しながらこの旅を体験しました。時折、話の中に織り交ぜていきたいと思います!

いざマテーラへ!

出発は、ローマ・ティブルティーナ(Roma Tibrutina)駅から、大型観光バスにて、朝9時出発!

今回お世話になった大型観光バス

バスに乗り込んだ際、先に乗っていた方々から元気よく「Buonggiorno!」とご挨拶を頂きました。しかも全員からです。こちらも明るい気持ちになれました。旅が楽しくなりそう!その元気、確かに頂きました!

バスは高速道路を南に!

窓からは焼き畑農業を行っているであろう山(緑)が見えたり

山火事かと思いました

気が付けば緑がなくなり、風力発電の大きな風車が密集しているところを通過したり・・・

景色が段々と荒涼としてきました

大○原の小さな○?のような風景

遠くに一軒、お家が見えて(大〇原の小さな〇的)、周りには畑以外何もない場所の近くをバスはどんどん進んで行きました。マテーラってこういう所にあるの?と不思議な感覚です。

そんな高速道路を走っていて途中の休憩所アウトグリル(Autogrill)に寄った際、少し前に添乗員さんから、出発時間のお話があったのですが、イタリア人パワー炸裂中の車内、添乗員の話を聞いていないであろう人がほとんどであったため、添乗員さんの一言「聞いてたら、返事!!!」の一言で、全員が「SI!!!」と言ったのには、笑ってしまいました。車内がなかなか静かにならなかったのはいうまでもありません。

さて、アウトグリルのお話に戻ります。店内にて昼食を頂いた訳ですが、早速、グリーンパス提示を求められました。タブレットでのQRコードの確認です。イタリアは2021年9月時点では、バール・レストラン等での店内飲食はグリーンパスを提示しなければ出来ないことになっています。店外の場合は必要ありません。

そして注文したものはポケ(POKE)でした。イタリアではなぜかポケが流行っており、お店が今、あちこちに乱立しています。

流行?のポケ

長時間バスに揺られて腰痛が最高潮に達したころ、マテーラに到着しました。

到着したのは、もう夕方16時。途中、何度か休憩を行ったためか7時間ほどかかりました・・・ローマからマテーラに車で行かれる方、少し覚悟をしておいた方が良いかもしれません。

マテーラに到着!

町に着くと、泉が出迎えてくれました。

マテーラ旧市街地のシンボルの泉(Fontana Ferdinandea フォンターナ フェルディナンデア)

暑い中、この泉を見てほんの少し涼しくなったような気がしました。

そしていよいよ待望のマテーラの町並みをご覧いただきましょう!

いかがでしょうか?岩をくり貫いた洞窟住居ともいわれているようです。そしてこの町は筆者が愛してやまないヴェネツィア(Venezia)と類似しているところがあります。迷路なのです。岩の色が同じで、道を間違えやすい。岩をくり抜いているので屋根の高さもバラバラ。とにかく興味が沸きます。やはりここも迷子を楽しむ町!と言いたいところですが、今回は団体旅行。ガイドさんがいらっしゃるので、勿論一緒に付いて行きました。次回は、個人で行きたい町です。

海底にあった町?

こちらの写真をご覧ください。

岩に何か埋め込まれていますよね?実はこの埋め込まれたもの、ホタテ(Shell)なんです!

ホタテ貝という事がよりはっきり分かりますね!

当然ながら外壁に飾りで埋め込んだというわけではなく、昔、海底にあったところが浮上してこの洞窟住居をなしているということで、長い歴史を感じました。

洞窟住居内に潜入!

ガイドさんが次に案内をして下さったところは、洞窟住居でした。先程、冒頭でお話しした「La Vergogna d’Italia」というお話ですが、実はこのお家と関係があります。

洞窟住居内のベッド
同じ住居内にあるトイレ
同じ住居内にある牛舎
穀物を上から落とすための穴(下では脱穀をする)サイロのような役割もする同じ住居内

一つ屋根の下で、動物を飼い、脱穀を行い、トイレ(仕切りはシャワーカーテン的なもの)や寝室、台所まである、そして仕切る壁一つない住居。

そのため衛生面の問題、そして貧困という問題もあったそうで、それが「La Vergogna d’Italia」と言われる所以になったそうですが、今は、観光の町として復活し、沢山の観光客が訪れるようになりました。実際、このコロナ禍でも、ひと目、幻想的な夜景を見ようと町が人で溢れていました。

愛の泉(La fontana dell’amore)へ

彫刻家ドメニコ・セペ(Domenico Sepe)さんの作品

次に訪れた場所は、素敵な名前の泉「愛の泉」です。水汲みに来る女性を、男性が花を持って待っていて、声をかけて仲良くなるというところを彫像したそうです。

サインもありました

岩の教会へ(Le Chiese Rupestri)

岩の教会(Le Chiese Rupestri)

この岩の教会、非常に興味があったのですが・・・少し丘の上にあり、入るためには長蛇の列・・・おまけに待ち時間が20分以上あり、「入りたい人がいれば、入りましょう!」という事になったのですが、暑さもあり、お客さんの中には誰一人、「入りたい」という人がおらず、全員で断念しました。次回リベンジしたいと思います。なので、外壁だけでも撮影!外観も屋根も、整えられているわけではなく、ゴツゴツした「岩」でした。

まとめ

さて、この町マテーラはユネスコにも登録された世界遺産で、特に建築にご興味のある方は、是非一度、訪れて頂きたい町です。ただし、坂道・階段が非常に多く「動きやすい服装・靴が基本です!」とガイドさんがバスの中でも訴えていた通り、岩・岩・岩、おまけに天気が良くても滑りやすい!のでご注意を!

後半では、マテーラでの食事や夜景を見たり、日本を少し感じてみたりなど、まだまだ沢山の見どころをご紹介したいと思います!お楽しみに!

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