まだまだ続く!見どころ沢山 マテーラの旅!! 

まだまだ続く!見どころ沢山 マテーラの旅!! 

Ito

プロフィールをご覧いただきありがとうございます。ひょんなことからイタリアに来て早17年。日本語を教える傍らお気楽主婦をしています。イタリア人のおおらかさや面白さを交えてイタリア旅行などについてお伝えできればと思っています。よろしくお願いします!

回は、マテーラ(Matera)の前半部の旅行の様子をお伝えしました。今回の後半部では、お待たせいたしました!マテーラでの昼食、そして、マテーラの幻想的夜景などをご紹介します。

美味しいお昼!

さて、旅行も二日目で、ホテルでのお食事以外に、いよいよオステリーアでの食事になりました!密かに楽しみにしていた食事です。2日目の時点で参加客と親しくなり、近くに座らせてもらいました。(ここでも、仕切りなどはなく、自由に座ることが出来ました。

レストランをご紹介!

オステリーア ラ・コラコーラOsteria La Cola Cola

オステリーア ラ・コラコーラさんにお世話になりました。大きなテーブルに5・6人ずつ座り、ガイドさんも他のお客さんと一緒に座っていらっしゃいました。日本国内の団体旅行だと、ガイドさんは別に座っていることが多いような気がしますが、この旅行ではほぼテーブルの中心に座ってお客さんと歓談していました。

お待ちかねの、お食事!まずは、前菜から。

前菜に、生クリームなの?!?

お皿の右下の白いクリーム、実はリコッタチーズなんです。チーズ・生ハム・サラミ等のTHEイタリアの前菜ですね。

プリモ・ピアット二皿

ひよこ豆とニョッケッティ・サルディのパスタ

もう一品

(ストロッツァプレーティとソーセージのパスタ)

二品出てきました。そして「まだ召し上がられる方!」とパスタがいっぱいに入った大きな器を手に、ホールスタッフさんは回っていらっしゃいました。一皿ずつは少ないのですが、二皿も出てくればもうお腹が一杯!

どこからともなく「これくらいは味見よ、味見!(Questo è solo assaggino!)」という威勢の良い声!

このパスタは自家製で、手作りということでした。味は、シンプルでトマトのソースの中にソーセージの味が良く効いていて大変美味しかったです!パスタもモチモチでした!

セコンド・ピアット

サラダと豚肉のソース添え

それからもう一品

フリッタータ(ひよこ豆・ほうれん草など


実は、このフリッタータの写真は、親しくなった参加者の方が「私のも是非どうぞ!撮ってください!」と笑顔で言って頂いたので一枚撮らせて頂きました。聞くところによると、彼女はべガーナ(Vegana べジタリアン)で、特別に用意してもらったそうです。日本でもそうだと思いますが、イタリアでも、前もって食事制限などあることを言っておけば、用意してもらえます。
ということで、流石にこれで終わるかと思っていたら最後に、

イタリア料理には付き物のドルチェ!

すいか!

よかった・・・極端に甘いものでなくて・・・と思ったのは秘密です。これにて、昼食が終わりました。

毎食、仕切り板はなく、相席で、色々な話をして、楽しい時間を過ごすことが出来ましたが、日本についての質問攻めはすごかったです。日本のコロナの状況はどうなっているかや、オリンピックはどうなっているのか、日本語についてや、日本の労働のことについても興味を持っていらっしゃる方が沢山いらっしゃいました。

マテーラの自由時間

昔の救急車

自由時間になり、ぷらぷらと街散歩をしていたら、少し奥まったところに赤十字のマークが目に入りました。
興味津々で見に行ってみると、昔の救急車が展示されていました。イタリアでは昔、こういう形の車で患者さんが運ばれていたのですね。

見ていて、昔の日本にも同じような救急車(大八車?)があったなあと思い出しました(よく時代劇のシーンで出て来ますね)。

ここで、少し日本を感じる!

彫刻La Goccia水滴

Piazza Giovanni Pascoli(ジョバンニ パスコリ広場)に設置されている「水滴(La Goccia)」という作品ですが、実は、吾妻兼次郎さんという日本の彫刻家が造られたそうです。彼は、残念ながら既にお亡くなりになっていますが、若い頃は、第二次世界大戦で特攻隊を経験されたそうで、そこから一転、彫刻家になられたとのこと。

そして、この水滴(La Goccia)の彫刻前は、マテーラの方々の待ち合わせ場所になったりもするそうです。よく見ていただくと、分かるのですが、穴が2つ(裏側にもいくつか穴がありました)ありますよね。吾妻さんの作品には、よく穴があるそうです。抽象的な感じがしますが、不思議と惹かれますね。

疲れたので、ちょっと一息。

Zio Nini’ ニニおじさん

街ブラを続けていると疲れてきたので、バール兼サラミなどを販売しているニニおじさん(Zio Nini’)でお世話になりました。ここも中が、岩をくり抜いた洞窟のようになっていました。

女性の店員さんがとても感じの良い方で、マテーラの方言についてお話をしてくれたのですが、少しきつく聞こえるのではないかとのこと。イントネーションの違いなどがあるようで、方言を聞けるのもまた、その土地ならではの楽しみですよね。

忘れてはならない食後酒Amaro Lucano(アマーロ・ルカーノ)

マテーラといえばAmaro Lucano。少し苦いお酒は、このマテーラが発祥。

私はあまり苦いお酒が得意ではないため、ほとんど飲んだことがないのですが、今回は少しチャレンジしてみました。苦い・・・私は、やはり無理でしたが、周りのイタリア人は流石に美味しいと言って完飲されている方がほとんど。このお酒の瓶に貼られているレッテルに描かれている女性の衣装は、このマテーラの女性の伝統衣装ということらしいです。可愛いですよね。

公式ページ:Amaro Lucano

言葉が出ない美しさ・・・マテーラの夜

マテーラの夜、これはもう幻想的!美しさにため息しか出て来ません。岩で出来た町に明かりが灯ります。昼間は、目が痛くなるくらいの光反射を放つ岩の町マテーラですが夜は、こんな感じです。

暗闇の中に岩に反射された光で浮かび上がっているように見えるマテーラの夜。町には人が沢山溢れていました。でも、この風景を見るためには確かに出かけたくなりますよね。15分ほど、その場から動かず眺めていました。ずっと見ていられる夜景です。夏の夜だから、「外は涼しくていいな」と思いながら見ていましたが、冬だときっと暖かな光に見えるのかも知れません。

まとめ

マテーラ編は今回で終わりですが、旅はまだ続きます。次回、ご紹介する町はアルタムーラ(Altamura)です。さて、アルタムーラには何が待っているのでしょうか。どうぞお楽しみに!

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