2016-17シーズンのユニフォーム
いよいよ今月末から開始する、セリエAの新しいシーズンに向け、各チームが新ユニフォームを発表しています。それぞれどのようなものに仕上がっているのでしょうか。一緒に確認していきましょう。
昨シーズンからセリエAを戦っている17チームと、昇格組3チームに分けて紹介していきます。
セリエA残留組(1~9位)
ユベントス
今シーズンもユヴェントスは伝統の白黒「ビアンコネロ(Bianco Nero)」に身を包み、リーグ6連覇、チャンピオンズリーグ制覇を目指します。
これまでにくらべてストライプの幅が太いのが特徴で、これまでにない新鮮なイメージを与えます!胸スポンサーはおなじみの自動車メーカーJeep。
アウェイユニは青で決めています。最近のユヴェントスはアウェイもいい感じですね。
ナポリ
昨シーズン、前半戦はインテルなどとともにトップを走るも、爆発的な追い上げを見せたユヴェントスについていくことができず、結果は2位。万年2位状態を脱却すべく、今シーズンも水色「アッズーロ(Azzurro)」で挑みます。
胸スポンサーは、サッカーには珍しい2つを配置。ミネラルウォーター会社 Acqua Lete とパスタの会社 Garofalo のロゴがプリントされています。
アウェイユニは昨シーズンのグレーから白へ。個人的には昨シーズンの方がかっこよくて好きでした。
ローマ
大きな変更点はないのはローマでしょうか。新ユニフォームは、臙脂基調にピンボーダー柄を、ネックラインやナイキロゴにオレンジを使用しています。パンツは臙脂、ソックスはオレンジを採用した。
アウェイユニは古代ローマの大理石建築をイメージしたものとなっています。胸に刻まれているのはオオカミでしょうか?ローマの建国物語にインスピレーションされているようです。
インテル
昨シーズンは前半戦でトップを走りながらも、近年のお家芸となりつつある「後半戦失速」で4位フィニッシュとなったインテル。
伝統の黒と青「ネラッズーロ(Nerazzurro)」は、2色がバランスよく配置。今回注目すべきは、これまでになかった黄色を配置したことでしょうか。斬新かつ統率のとれたデザインに仕上がっています。
胸スポンサーはタイヤメーカーのPirelli。アウェイユニは、相変わらずトレーニングシャツみたい。あんまりかっこよくないかもしれません(笑)
フィオレンティーナ
近年、上位争いになかなか食い込めないフィオレンティーナですが、今シーズンはどうでしょうか。
ここまでに登場した中では初めて、襟付きのユニフォームを採用しています。紫を基調としたシンプルなデザイン。で襟と袖口に白と赤のラインが入っている。アウェイは色違いで白を基調としています。
ローマと同様、慢性的な資金難にあえいでおり、胸スポンサーを探している状態が続いているようです。
サッスオーロ
2013-14シーズンにセリエAに昇格すると、少しずつ順位をのばし、ついに昨シーズンには6位にまでジャンプアップ。2016/8/4に行われたヨーロッパリーグ予選に勝利し、あと1勝で出場決定というところまで躍進しています。
ホームはこれまでと同じく、緑と黒のストライプ柄です。またアウェイは緑と黒のたすき模様がポイント。このアウェイユニ、けっこう好きです。
胸スポンサーは接着剤、建築用化学製品の会社 MAPEI となっています。
ACミラン
昨シーズンも「偉大なミラン」は復活せず、サッスオーロに抜かれまさかの7位フィニッシュとなりました。中国資本をいかに活用して上位進出を図れるかがカギとなってきます。
今回のユニフォームは「原点回帰」。クラブの創始者ハーバート・キルピンの意向に触発されたデザイン。彼は悪魔のようなチームを目指しチームカラーに火の様な熱意を表す「赤」と対戦相手が感じる恐怖を表す「黒」を選びました。
伝統の赤と黒「ロッソネロ(Rosso Nero)」で戦い抜くことができるでしょうか。
ラツィオ
昨シーズン8位フィニッシュのラツィオは、まずはヨーロッパの舞台へ戻ることを目指して戦います。
新ユニフォームは水色基調でポロカラー。正直ホームユニはあまり特徴的とは言えませんが、なかなかいけてるのがアウェイユニ。紺を基調とした挑戦的なユニフォームは、アウェイのスタジアムできっと映えることでしょう。
キエーヴォ
昨シーズンを9位で終え、さらなる上昇のキッカケを作りたいキエーヴォは、ヴェローナを本拠地に置くチーム。
黄色を基調としたホームユニは、袖と首元は水色と、派手ながらも統一感のあるデザイン。前面にプリントされているのは、街の象徴的な存在であり、初期ルネサンスを代表する詩人、ダンテ・アリギエーリの保護者として知られる、Cangrande I della Scala(スカーラ(階段)のカングランデ1世)が馬に乗る姿。
個人的には、落ち着きのあるアウェイユニの方が好きです。
セリエA残留組(10~17位)
エンポリ
ジェノア
トリノ
同じホームを持つユヴェントスにも負けないプライドと伝統を持つトリノFC。ホームユニは臙脂色を基調とし、クラブの愛称でもある牛が透かしでプリントされています。
アウェイユニは1949年にトリノを襲った、スペルガの悲劇の時に積極的な募金活動をし、それ以来友好関係を築いているリーベル・プレートに敬意を表し、白を基調としたたすき模様になっています。
アタランタ
昨シーズンも想像以上に順位を上げてきたアタランタ。残念ながらユニフォームのみの写真は見つからなかったものの、発表会見時のものはありました!
伝統色が2色の場合、ストライプか縦に分けるようにするのが多い中、彼らは横のグラデーションを採用しています。
スポンサーは スイスガスとなっています。
ボローニャ
新ユニフォームは、チーム創設時からの伝統色、赤と青のストライプ柄となっています。また、これまでと違い、線がかなり太く、左右非対称であることも特徴の一つ。
襟の内側には「LO SQUADRONE CHE TREMARE IL MONDO FA」(世界を震わせるチーム)と刻まれているのだとか。
サンプドリア
ホームは伝統的な青基調で胸に白、赤、黒を使ったバンドが入っています。また、ジェノヴァ市章にも使われている「聖ゲオルギウス十字」を備え、非常にオシャレ。
アウェイはこれまた特徴的で、白を基調として、擦れた青、赤、黒のボーダーとなっています。
パレルモ
今シーズンも残留争いに向けて負けられない戦いが続きそうなパレルモ。
ホームユニはピンク基調で差し色にゴールドとブラックを使用し、ゴージャスな印象。胸にはクラブエンブレムである、鷲の翼をイメージした模様をプリントしました。
アウェイユニは白基調でピンクとブラックを使った襟、左胸には黒、ピンク、ゴールドを使ったストライプを備えています。どちらもシンプルながら統一感があり、なかなかかっこいいですね。
ウディネーゼ
セリエA昇格組
カリアリ(1位)
降格したセリエBの2015-16シーズンで見事1位となり、1年でのセリエA復帰を果たしたカリアリ。今シーズンも残留をかけて争います。
ホームユニはこれまで通り、赤とネイビーを半々に使ったデザイン。後ろの襟回りには創設年「CAGLIARI 1920」の文字が刻まれています。
アウェイユニは白基調でクラブカラーの赤と青を襟と袖口、左に備えられているストライプもいい感じです。
クロトーネ(2位)
情報を得ることができませんでした。申し訳ありません。発見し次第、更新いたします。(2016/8/5現在)