ワインの基本を知ろう!魅力あふれるイタリアワインの"いろは"

 2017/08/20

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これまで3度ほどワインについて紹介しました。おすすめの赤ワイン白ワインや、南北の違いなど。。。イタリアワインについて興味を持っていただけたでしょうか。今回はイタリアワインがもっと楽しくなるように、イタリアワインのいろはを勉強してみましょう!

これぞイタリアワイン!

皆さんはイタリアワインと聞いてどんなワインを思い浮かべますか?キャンティやバローロ、バルバレスコ...もしくはコルテーゼやソアヴェでしょうか。

「ワイン」と一口に言っても、赤や白、ロゼ、またスパークリングワインもありますよね。またワインはそもそもブドウの糖分を発酵させてアルコールに変えて作られたお酒であり、かなり自然由来の飲み物です。ですから生産地の気候風土や醸造過程によってワインの風味が大きく変わってくるのです。

イタリアではワインの生産範囲がかなり広く、20州全州でワインの生産が行われており、国内どこでもワインが生産されている国は世界的にも限られています。さらにイタリアは地域ごとにその地理的な特徴も大きく違っています。海の近くや山の近く。温かい地域や寒い地域。気候風土の一つ一つがワインの風味に影響することを考えると、イタリアワインだけでもどれだけ沢山の、様々なワインがあるか想像ができますよね。ひとつの国においてここまでバラエティーに富んだワインの生産が行われているのは非常にめずらしく、この多様性こそイタリアワインの大きな特徴であり、醍醐味です。

しかし気軽にワインを楽しみたい人にとっては少し厄介な点ですよね。そこで、イタリアワインの分類など選ぶ際に少し注目するポイントをみてみましょう!

イタリアワインのピラミッド

http://saporedisapere.it/

ワインは特にヨーロッパでは歴史的に生産、消費されており、その起源は古代にまで遡ります。そしてより良いワインを求めて現在に至るまで様々な試行錯誤が繰り返されています。現代ではEU全体のワイン法や各国の法律により細かい規定が設けられ、特に伝統的なワインの品質が保証されています。

EU法においてワインの品質は大きく、生産地や品種に関わるD.O.P(保護原産地呼称ワイン)I.G.T(保護地理表示ワイン)、そしていわゆるテーブルワインのVinoの三つ

イタリアでは、上記のように表示されることもありますが、伝統的な独自の表示もよくつかわれています。

D.O.P.がさらに二つに分類され、D.O.C.G(Denominazione di Origine Controllata e Garantita、保証付原産地統制名称ワイン)D.O.C.(Denominazione di Origine Controllata、原産地統制名称ワイン)。これらは特定の地域で生産されたワインに与えられ、さらに熟成期間や、アルコール度数などが厳しく決められています。D.O.C.G.はより制約が厳しく一般的に上級ワインとされています。

I.G.P.に当たるのがI.G.T.(Indicazione Geografica Tipica、地理的生産地表示ワイン)。そのワインの85%以上がその土地で作られたものに認められます。栽培家からブドウを買ってワインを造ることよくもありますからね。そして特に規制のないその他のワインVino da Tavola(テーブルワイン)があります。

このようにワインは三つ、あるいは四つに格付けされています。こうしてみると、やはり地理性が大事にされていることがわかりますね。これらのワインはある程度の品質が保証されているので、選ぶ上での一つのポイントになると思います。とはいえ上級のものは中々手の出しにくい価格のことが多いですが……。

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