歴代10番は誰?
日本代表DF長友佑都選手が所属する、イタリアの名門クラブ「インテル・ミラノ」。
セリエAを幾度となく優勝し、まさにイタリアのトップを走ってきたインテルでは、過去にどのような選手がいたのでしょうか?エースナンバーである10番を取り上げ、振り返ってみたいと思います。
インテルの歴代背番号10番
1.ステヴァン・ヨベティッチ
在籍シーズン:2015-
生年月日:1994年5月6日 (22歳)
国籍:モンテネグロ
昨シーズン、移籍市場が閉じる直前でインテルに加入したヨべティッチは、なかなか結果を出せず、ベンチを温めることも。それでも得点能力の高さを感じさせる彼のプレーには、今シーズンも注目。
恩師のマンチーニ監督がいなくなってインテルで、再び輝きを取り戻すことはできるでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=ExDdrDut9gE
2.マテオ・コバチッチ
在籍シーズン:2013-15
生年月日:1994年5月6日 (22歳)
国籍:クロアチア
現在:レアル・マドリー(スペイン)
「クロアチアの至宝」との呼び声が高いクロアチア人MF。センスのあるパス、特にドリブルはトップレベルで、インテルでもトップ下で活躍しました。ですが球離れの悪さ、シュートの決定率の悪さなどが目立ち、才能を活かしきれなかったのは事実。
レアル・マドリーに移籍しましたが、控えに回る日々が続いています。まだ22歳、さらに輝いてほしいところです。
https://www.youtube.com/watch?v=I-HlIcfbRHk
3.ウェズレイ・スナイデル
在籍シーズン:2009-13
生年月日: 1984年6月9日 (32歳)
国籍:オランダ
現在:ガラタ・サライ(トルコ)
オランダの司令塔は、インテルで文字通り全盛期を迎えます。タイミングの良いパスやセットプレーで多くのゴール・アシストを記録し、2010年にはセリエA・イタリアカップ・チャンピオンズリーグの3冠を達成(イタリア史上初)。
また、長友佑都と大親友であることも有名です。
4.アドリアーノ
在籍シーズン:2004-06
生年月日:1982年2月17日 (34歳)
国籍:ブラジル
現在:アトレチコ・パラナエンセ?
問題児のアドリアーノは、インテルでの活躍はまずまずといったところでしょうか。パワフルかつ巧みなドリブル突破、高い打点のヘディング、鋭いシュートなど、パワーを前面に押し出したプレーが特徴。
ブラジルのチームに所属しているようですが、現在はブラジルのスラム街で生活していることが報じられるなど、実際のところは分かりません。
https://www.youtube.com/watch?v=iU2I3mE0P40
5.セードルフ
在籍シーズン:2000-02
生年月日: 1976年4月1日 (40歳)
国籍:オランダ
現在:中国リーグ1(2部)の深セン宇恒監督
この頃のセードルフはまさに谷間といったところ。レアル・マドリーから移籍してきた彼は、インテルで徐々に輝きを失います。ですが2001年後半に出場機会を得ると、一気に復活を遂げます。
その後ミランに移籍したセードルフは、ピルロやカカ、ロナウジーニョとミランの全盛期を形成していくことに。
6.ロベルト・バッジョ
10番:1998-2000
生年月日:1967年2月18日 (49歳)
国籍:イタリア
イタリアの至宝はインテルに2シーズン在籍。この頃のバッジョはケガも多く、全盛期のプレーとは程遠い状態。負傷や監督との確執などで出場機会も減少していきます。
その一方、重要な試合ではゴールを挙げてチームを幾度も救うなど、年を重ねてもそのスター性は衰えないことを示しました。
7.ロナウド
10番だったシーズン:1997-98
生年月日:1976年9月18日 (39歳)
国籍:ブラジル
当時で破格の約50億円でバルセロナから移籍。移籍初年度に挙げた25ゴールは、セリエAにおける1年目の外国人選手によるものとしては最多ゴール記録となります。
圧倒的なスピードとシュートでゴールをこじ開ける姿は、まさにIl Fenomeno(怪物)そのもの。まさにキャリアの全盛期にあったと言えるでしょう。
さいごに
いかがでしたでしょうか。インテリスタ(インテルのファン)の私としては、自分が一番印象に残っていたという意味でも、スナイデルを一番に推しています。
現在在籍しているヨヴェティッチにも、過去の10番を上回る活躍を見せてほしいものです。