寮での暮らし
50人のイタリア人との生活。って響きすごくないですか?
私は今ヴェネツィア大学の学生寮で一年間の留学をしています。私が暮らしている寮は47人のイタリア人と外国人数人という構成で、ほとんどが現地のイタリア人学生という寮でした。学生寮だから留学生ばかりかなと考えていた私には嬉しい?誤算でした。やっぱり実際来てみないと寮生活がどんなものかなんてのはわかりづらいもの。そこで今回はヴェネツィアで寮生活をするための手順や寮生活はどんなものなのかを書いていこうと思います。
寮の見つけ方
特にヴェネツィアでは大学生向け寮がたくさんあるので、寮を探すことはおそらくアパートやホームステイ先を探すよりも簡単だと思います。しかし、女性専用寮・イタリア人学生しか住めないなど意外と条件があるので、まずはそれらの条件を調べる事から始める必要があります。それら条件などはヴェネツィア大学のホームページなどから見ることが出来るので、自分に合った寮をそこで探すことが可能です。自分好みの寮ががみつかったらメールで直接連絡を取って交渉することが可能です。また、ヴェネツィア大学のハウジングオフィスに登録すると自分にあった寮を探してくれるので便利です。(最初に紹介される寮は人気がないものだったりするので注意が必要です)
寮によって雰囲気や国籍なども変わってくるのでサイトを見たり、管理人にメールをして聞くなどして事前にある程度の情報を得ておくことを強くおすすめします!笑
寮の基本情報
次に僕が暮らしている寮のサービスや情報などを紹介していこうと思います!
僕が暮らしている寮はCannarregio地区というヴェネツィア本島の上側にある地区にあります。言語や人文学のキャンパスまでは少し遠く歩いて40分程度、経済学のキャンパスまでは20分程度となっています。
値段は一人部屋で380ユーロ、二人部屋で360ユーロ、三人部屋で340ユーロとなっています。光熱費や水道費は込みですが、食事は全て自炊です。
トイレ・シャワーは共同ですが、部屋に洗面台やクローゼット、机などは備え付けで置いてあります。
一般的にどの寮も基本設備は似たようなものですが、ジュデッカ島にある寮にはキッチンがないとか、あの寮は汚いとか、規則が厳しいとかいろいろあるので寮探しは慎重に笑
寮の暮らし
次は僕が寮で暮らしていての感想をいい点と悪い点に分けて書いてみようと思います!
寮で暮らしていて良かった点
イタリア語と触れ合う機会が多い
留学に来ている以上一番大きなメリットはこれだと思います。共同キッチンやスタディールームに行くだけでイタリア人と話すことができる環境というの語学面で非常に強みだと思います。
友達ができやすい
これも似たような点なのですが、学生寮なのでほとんどが同年代ということもあり周りのイタリア人との距離が比較的近く友達になりやすいのも大きな利点の一つだと思います!またイタリア人の若者の普段の遊びや飲み会などに参加出来るのも楽しいです。
寮で暮らしていて悪い点
共同スペースが不便
五十人以上が住んでいるにも関わらずキッチンがコンロ6個・シンク2個と小さめなのでご飯時には人で混み合ってしまって自分の好きな料理ができないことも多々。。。まぁ待ち時間に話すのも楽しいんですけど毎日だとちょっと。。。
またシャワーも夜遅くにはには使えないし、一応門限もある(うちの寮は厳しくない)ので一人暮らしに比べると不便な点はあるかもです。。。
うるさい
端的に言ってうるさいです。夜遅くまで歌ったり、話していたりするので夜中にその話し声などで起きてしまうこともしばしば。イタリア人は一度話しだすと止まらなくなって周りのことを気にしなくなる傾向があるのでしょうがないかも笑
プライベートが少ない
これは寮暮らし全体に言えたことですが、やはり1人だけの時間というのはものすごく少なくなります。シャワーを浴びたあとで共同スペースを通らないと自分の部屋に行けない場合もあって、バスローブ文化のイタリアではなかなか辛いみたいです。
最後に
ということで今回は寮の基本的な情報と寮暮らしの簡単を書いてみました。個人的には留学で寮生活をすることは利点の方が大きいと思うので是非選択肢の一つに入れてみてください!!