セリエA現地観戦の予約方法比較・手順・注意点徹底解説

セリエA現地観戦の予約方法比較・手順・注意点徹底解説

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イタリアでセリエAを観戦したい!

ここ数年、海外サッカー特にセリエAの人気が急上昇しています。実際にイタリアを旅行しようとしている方の中でも、イタリアでサッカーを観戦したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

ですが、イタリアにセリエAの試合を観に行きたい!と思っても、チケットの取り方や当日などの不安でちょっと躊躇してしまうかもしれません。そこでこの記事では、チケットを予約してから当日試合を観戦するところまでの流れを徹底解説していきます。

チケット予約段階

まずは日程などを確認しながらチケットを予約しなければいけません。チケット予約には主に公式サイト、チケットサイト、旅行代理店などによる代理予約の3種類の方法があります(現地直接購入は除く)。

これらの3つの方法の特徴を解説していきますので、自分に合ったやり方を考えてみましょう。

1.公式

料金:正規で最も安い

安心感:自分がミスらない限り安心

英語:簡単

自分で予約する場合、最も確実なのは間違いなく公式サイトです。インテルやローマなどの公式サイトでは、試合の1.2ヶ月前からチケットを購入できるようになるので、それに合わせて買うことになります。

セリエAの多くのチームの公式サイトには英語版も用意されているので、それほど難しくはないかもしれません。当然ですが価格は正規なので最安です。

公式サイト予約時の注意点としては、事前に会員登録が必要になる場合があることなどでしょうか。またチケットサイトや代理予約の場合は、チケット販売前から事前予約をすることができますが、公式サイトの場合はそれができないので、こまめにサイトをチェックしてチケットが販売されているか確認しなければなりません。人気カードの場合、目当ての席がすぐ無くなってしまうなんてこともありえるでしょう。

2.チケットサイト

料金:正規よりちょっと高いけど十分安い

安心感:サイトや相手による部分が多い

英語:時々複雑

最近では多くのチケットサイトがインターネット上に存在し、チケットサイトが事前にクラブと契約して確保済のチケットや、転売の意図をもってサイトに登録しているチケットなどを買うことができます。

公式で売り切れている場合でも、直接クラブとチケットの確保契約などをしているため、これらのサイトではチケットが余っている場合もあり、利用価値はあると言えます。

ですがいくつかの欠点もあります。

サポートは大丈夫?

これらのサイトに対する一貫した印象は、「本当に届くの?」や「問題があった時に対応してくれるの?」という点でしょう。例えば、サイトによってはe-ticket非対応で直接日本まで送る必要があったり(現物のチケット転売を求めているため)、チケットのやりとりに関してカスタマーセンターに連絡しても対応がまるで話にならなかったりと様々でしょう。

ちょっと信用できない時も...

また、購買意欲を促進するために、あたかもこのゾーンの席があと1.2席しかないように見せたり、売り切れていないのに「たった今売り切れました!」と表示したり(もう1度アクセスし直すとまだチケットが残っている)、あえて残席の少ないゾーンを上に表示し続けたりと、あまり信用できない部分が見受けられました。

安心のオンラインサイトで予約!

海外発の予約サイトには、信頼できないサイトも多くありますが、その中で私がオススメするのはスポーツイベント365(SportsEvents365)

  • スターアライアンスマイレージプログラム加盟
  • プレミアリーグ・マンチェスターシティとのオフィシャルパートナー締結
  • 安心の日本語対応
  • 日本円購入でレートの影響を受けない

など安心・安全な要素がたくさん揃ったチケットです!

3.代理予約

料金:けっこう高い

安心感:代理店が全てやってくれるので安心

英語力:不要

旅行代理店などにチケットを用意してもらう方法です。何よりも対応なども日本語なので最も安心して手配をすることができますが、やはりチケット代がかなり高いでしょう。基本的に定価の2倍程度の手数料を取っているようです。

ある程度の英語力があれば自分でチケットを手配することも簡単ですが、やはりちょっとのリスクもあります。「初めてのイタリア旅行で不安」「ミスしたくない」と考える方は、この方法を選ぶようにしましょう。H.I.S.などが有名です。

チケット予約方法

ここでは、セリエAを代表するチームのチケットを公式サイトで予約方法を解説していきたいと思います(随時更新予定)。

インテル・ミラノ 公式サイトでのチケット購入手順解説

チケット予約後の注意点

日程がよく変わる

イタリア旅行は旅行の数ヶ月前から予約を取ったりすることが多いもの。セリエAを観戦する場合も、基本的に予約を事前にしっかり取ってから行くことが多いでしょう。ですがなんと、セリエAの試合はちょくちょく予定を変更します。

予定変更一覧(不運)

私が実際に観戦を予定していた3試合は以下の通りです。

  • 2016年3月ACミランvsエラス・ヴェローナ→試合が1日前倒し(2週間前発表)
  • 2017年4月ローマvsエンポリ→試合が1日前倒し(10日前発表)
  • 2017年4月インテルvsミラン→試合が3時間前倒し(1ヶ月前発表)

私が運がないのか何なのか、観戦計画していた全試合で時間などの変更がありました。特にインテルvsミランのミラノダービーにおけるダメージは大きかったです。

もともとは20:45開催とされていたものが15:30に、1ヶ月前には12:30へと変更になったのですから。特にミラノダービーはチケット売り出しと同時に次から次へと席が埋まってしまうイタリア一観客の入る試合(8万8000人)で、必然的に入念な準備や、ミラノダービーを軸に置いた計画が必要になってきます。

見たい試合はちょくちょく確認を

試合日程に関しては、公式ホームページなどで時々確認するようにしましょう。試合が予定通りの前提で話が進んだあとだと、なかなか変更も難しいでしょう。

当日は?

さてしっかりと準備をして当日になりました。ここからは試合当日に確認しておきたいことについて追いかけていきます。

スタジアムへ

スタジアム周辺は、試合当日非常に多くの人で賑わいます。サポーターたちの中には本当に熱狂的な人もいて、上半身裸で歌っている人もいたりします。
また、公共交通機関なども混雑するので、スリなどには気をつけるようにしてくださいね。

身分証明書を忘れずに

イタリアの場合スタジアムに入るためには身分証の提示が求められるので、必ず持参するようにしてください。私はローマの試合で身分証を忘れ、仕方ないのでローマの公共交通機関の定期券を出したら「これはダメだ」と言われましたが、何とかゴネて入れてもらいました。皆さんも気をつけてくださいね。

手荷物検査もある

昨今テロに揺れるイタリアなので、リュックなどを背負っていると荷物の検査もしなければなりません。ミラノダービー観戦時は「カバンを開けてくれ」「そこのチャックを開けて中のものを見せてくれ」「このポーチを開けてくれ」というようにかなり執拗にチェックされました。

ビンなどは持ち込めないはずなので、うっかりカバンに入れておかないようにしましょう。

喫煙可

イタリアのスタジアムはなんとタバコが吸えます。今日の日本で考えればあり得ない話なのですが、イタリア人曰く「だってスタジアムって外じゃん」とのことです。ただスタジアムの場合は席の間隔が狭いので、けっこうキツイです。

ミラノダービー観戦時には隣にタバコを吸う兄ちゃんがいて臭かったのですが、同じチームを応援する者として仕方なく我慢しました。

観戦後

観戦後はしばらくすると「外に出てください」とスタッフに言われ、出なければなりません。時間のあるうちに写真などはしっかり取っておくと良いですね。また、試合終了後は一度敷地を出ると中には入れないので、お土産などを購入する場合はお店の場所などを確認するようにしておきましょう。

公共交通機関は混雑

試合後は観客が一気に帰るため、本当にめちゃくちゃ混みます。バスや地下鉄は本当に大変なことになるのですが、どうすることもできません。

諦めて待つか、タクシーでも呼ぶか、先まで歩くか...。ちなみにミラノダービーの際は試合後、地下鉄駅に入場制限が約2時間に渡ってかけられていました。諦めて途中の駅まで歩きました。

セリエAは一番遅い時間の場合、11時頃に試合が終了するので、最後のバスや地下鉄の時間などを確認しておかなければいけませんね。

これでセリエA観戦は完璧

いかがでしたか?予約方法と当日の動き方をしっかりおさえておけば、当日のセリエAの試合も完璧に楽しめるはずです!

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