バジルやローズマリー?イタリア料理に不可欠なハーブ5種の使い方と育て方

バジルやローズマリー?イタリア料理に不可欠なハーブ5種の使い方と育て方

mina

学生時代のイタリア旅行を機に、イタリアの虜に。食べること、飲むこと、自然が大好き。なにより明るいイタリア人が大好きです。独学でイタリア語を学び、フィレンツェへ短期語学留学。現在も子育てしながらイタリア語学習継続中。

イタリア料理は見た目も味もシンプルで素材の味を感じられるので、日本人が好きな料理の一つですよね。そのイタリア料理に欠かせないものと言えば、”ハーブ” 

同じくシンプルな味付けが似ている和食と違う点は、”香り” つまり、香りこそがイタリア料理をより美味しく仕上げている食材であると言っても過言ではありません。日本の薬味のような存在でしょうか。今回はイタリア料理に無くてならないハーブお家で簡単にできる栽培方法をご紹介します。

代表的なハーブ

まず、イタリア料理に欠かせない代表的なハーブと、主にどんな料理に使われているのか見てみましょう。

バジル(Basilico)

香りがよく、カロテンやミネラルが豊富なバジル。日本では家庭料理にはあまり使いませんが、ほとんどの人がレストランなどで食べたことあるのではないでしょうか?バジルが香るだけで一気にイタリア料理になるハーブです。

<料理>

マルゲリータピザ、カプレーゼ(トマト、モッツァレラチーズ、バジル)

ローズマリー(Rosmarino)

食べたことがなくても、名前を知っている人は多いのではないでしょうか?種類が多く、薬効がある植物で知られます。また、抗酸化成分により、昔から”若返りのハーブ”と言われ、ローズマリーは料理だけでなく、ハーブティーや紅茶など飲み物にも使われます。

<料理>

じゃがいものオーブン焼き、ローストビーフなどのお肉のグリル料理

イタリアンパセリ(Prezzemolo italiano)

パセリはイタリア料理に限らず、幅広く使える万能なハーブです。料理の最後にかけると彩りも良くなります。日本で食べ慣れているパセリはオランダゼリと言われる種類のもので、よく揚げ物に添えられていますよね。イタリアンパセリは、オランダゼリと比べて葉が柔らかく香りが強くありません。名前の通りイタリアではポピュラーです。

<料理>

細かく刻んでスープやソースに。または、パスタなど料理の仕上げにかける。

オレガノ(Origano)

この香りはイタリア料理を感じずにはいられない!と言えるほど、イタリア料理を代表するハーブの一つです。栽培された環境によって味や香りが少しずつ異なります。暑く乾燥した地域で育ったオレガノは、刺激の強いオレガノになります。古代ギリシャから薬としても服用されていました。現在でも風邪や消化不良の時に服用されます。

<料理>

トマトとオレガノのフォカッチャなど、パンやピザの上に振りかけることが多い。

ミント(Menta)

日本だとハーブと言えばミントですよね?!スッキリ爽やかなハッカの香りはミントならでは。もちろん、イタリアでもポピュラーなハーブの一つです。なんと40種類もあり、チョコレートやレモンの香りがする珍しいミントもあります。中には食べられないミントの種類もあるのでご注意を。

<料理>

ハーブティー、フルーツの香りを持つミントはデザートのトッピングでよく使います。


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栽培方法

簡単!

イタリアでは必要不可欠のハーブ。毎日のように使うハーブは、家庭で栽培している人が多いです。もちろん、日本でも簡単に作ることができますし、プランター栽培可能です。特別なものは必要ありませんが、種類によって少し育て方が異なります。

バジル

太陽をたくさん浴びて育つバジルですが、室内でも日光が当たる場所であれば栽培できます。日当たりと水はけが良い場合、1か月後には収穫ができます。フレッシュなバジルができるように肥料と水をたっぷり与えてください。柔らかい葉のバジルができます。花が咲くと葉が固くなってしまうので注意が必要です。気温が高くなるとたくさん収穫できるので夏はバジル料理が楽しめます。

ローズマリー

成長が早いので、水やりは頻繁に行わなくて大丈夫です。土が乾いていたら与える程度で良いので、2,3日に1回くらい。夏の乾燥には強いが、冬の寒さと水はけの悪い場所は苦手。香りがよく、ブルー系のかわいらしい花が咲くので癒されること間違いなし!

イタリアンパセリ

育てるの難しそうと勝手なイメージのあるイタリアンパセリ。。。実は、とっても簡単!!室内でもお外でも育ちます。土壌はあまり関係なく、1日に1回の水やりと日当たりの確保のみ。食卓が一気に華やかになりそうですね。

オレガノ

乾いた土でも育つオレガノ。その為、日本の高温多湿の環境は苦手。日当たりが重要なのでベランダ栽培がおすすめ。紫色のかわいいお花が咲きます。葉を乾燥させ、青臭さを取ってから食べましょう。

ミント

他のハーブと違う点は、ミントは日陰でも育てることができます。夏場など日差しが強い場合は、乾燥してしまうので日陰に移動を。土が乾きすぎない程度の水やりで大丈夫です。また、一気にたくさん収穫できるのがミントの特徴でもあります。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

普段の食事のアクセントに使えそうですね。簡単に育てられる上に、美味しく食べられて、香りでもリラックスできるハーブ。スーパーでも簡単に手に入りますが、目でも鼻でも楽しめるハーブを生活の中に取り入れてみませんか?


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参照

ハーブの育て方

各種栽培方法

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