トリノでの留学を考えてみる
私は9月から北イタリアにあるピエモンテ州トリノに留学しています。留学を考えている学生さんの中には、そろそろ来年度の留学先を決める、という方もいらっしゃるのではないのでしょうか…??
しかし情報が乏しいこともあり、どの都市にすれば良いのか迷うところ。そこで今回は、私がトリノで1ヶ月生活してみて感じたことを「学習」、「生活」の面からつらつらと書いてみようと思います!
学習
イタリア語の授業
私の留学の主たる目的は「イタリア語の語学力向上」でした。そのため主にイタリア語の授業を週2コマ(週計4時間)受講しています。「アレ、少ない」と思われた方もいらっしゃるかと思います。実際のところ、我々留学生が受けられるイタリア語の授業はこれだけです。
もしかすると、純粋にイタリア語の語学力向上を目指したいのであれば、語学学校に行った方が良いのかもしれません…
通常授業でイタリア語を補う
そこで私は、通常開講されている授業も取ることにしました。トリノは国立映画博物館もある映画の街ということで、映画の歴史や方法論を学べる授業もあります。
授業はとても楽しいですが、イタリア人向けの授業だと想定されているので、イタリア語を話すのも速く、ノートや聞き取りが追いつきません…
教授に許可を得て、録音して後で聞き直し、なんてことも。とてもハードなトレーニングです…
日本語の授業は?
また皆さんの中には、「トリノ大学には日本語の授業は無いの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。トリノ大学には日本語の授業があります。2、3年生には授業の大半が日本語で展開されるという高水準ぶり。
また日本語、イタリア語間の翻訳を学べる授業もあるということです。こうした授業に出席する学生は皆日本に興味があるので、友達作りには最適です(しかも日本語が上手)。
お互いの言語を教えあったりして語学力が向上することもあると思うので、私も密かに期待しています…!笑
生活
街並みや治安
さて、ここからはトリノの生活について書いてみます。
トリノはかつて都として機能していただけあり、道はまるで京都のように碁盤の目状に広がっており、街並みは整備されています。
お店も沢山あるので、生活に必要なものは全て揃えられるでしょう。
また、ローマやヴェネツィアなどの主要観光地に比べて旅行客もそれほど多くないので、治安が他都市より良く静かなのも良い所かもしれません(それでも日本ほどではありません)。
観光地も多く...
しかし聖骸布があるといわれるドゥオーモや、カイロに次いで世界で2番目に大きいエジプト博物館、街のシンボルであるモーレ・アントネッリアーナなどなど、一見の価値がある場所は沢山あります!
交通網も地下鉄、トラム、バスがトリノ中に広がっていて、鉄道の駅もトリノの中心に2箇所存在するので、お出かけや旅行もしやすいかも…?ちなみに空港から中心部まではタクシーで20分ほどで、バスや電車もあります。
おわりに
いかがだったでしょうか?留学を考えている方はもちろん、旅行でトリノを訪れるか迷っている方にも何か役立つ情報があれば幸いです。
これからもトリノの情報や観光レポートなどをブログにしていきたいと思いますので、ぜひチェックしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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