イタリアでコーヒーを飲むことのできるコーヒーショップをバール(Bar)と呼びます。朝ごはんを食べに、観光の休憩のためにバールに立ち寄る人が多いのではないでしょうか?
ですがイタリアのバールにはメニューなんてものは存在せず、多くの人がバールに入ってすぐに注文してしまいます。何を注文したらいいか分からなくならないように、事前にどんなものがあるか予習しておきましょう!
イタリアのコーヒーを自宅で!
デロンギのエスプレッソマシーンデビューするなら、まずは「マグニフィカS」から!
全自動ではお値段が高すぎるという方向けにも、エントリーモデルの「マグニフィカS」が用意されています。実際私も、色々な家電量販店に行き、クチコミをチェックしたうえで、この「マグニフィカS」をゲットしました。
詳しくは「イタリアの味を家庭で!デロンギ「マグニフィカS」のオススメ・注意点」でも紹介しています!
毎日使っても全然飽きませんし、全自動だからこそ面倒くさくなりません。
イタリアのコーヒー10種類
1.カフェ(エスプレッソ)
「カフェ」というと、基本的には最もオーソドックスなエスプレッソ(Espresso)のことを指します。イタリア中で一番注文される基本中の基本。初めて飲むと「にがっ!」と思うはずですが、我慢して飲む必要はありません。イタリア人であっても砂糖をたっぷりと入れて飲みます。
慣れてきたら砂糖を入れずにくいっと飲むのがかっこいいですよね!お値段はメニューの中で最も安く1-1.5ユーロの場合がほとんどです。
2.カフェ・ラテ
カフェラテ(Caffe Latte)は、抽出したエスプレッソにスチームして温めたミルクをゆっくりと入れます。カプチーノのように泡立てるのではく、あくまでもスチームで温めるだけです。そしてカフェラテの黄金比率はエスプレッソ:ラテ=2:8と、ラテの割合がけっこう多め。味が濃く抽出されるエスプレッソならでは!
私はエスプレッソの濃い味が好きなので、家で作るときはエスプレッソ:ラテ=4:6くらいにします(笑)
個人的に、日本で最もポピュラーで親しまれているコーヒーの飲み方ではないかと思っています!なんせお手軽。本場よろしくスチームができなくても、電子レンジでミルクを温めれば再現できます。
3.カプチーノ
カプチーノも定番のコーヒードリンク。カフェラテとの大きな違いは、泡立てたフォームミルクをエスプレッソとラテの上にやさしーく乗せること。ふわふわであればあるほど、口当たりがマイルドでほっこりします。
ちなみにイタリア式の比率は、エスプレッソ:ラテ:フォーム=1:1:1。砂糖を入れずともエスプレッソ自体が苦くても、カプチーノになるとあら不思議。誰でも飲みやすいドリンクの完成です。
休日の朝、のんびりとミルクを泡立てるのは、最高の時間です。
4.カフェ・マキアート
日本でマキアートというと、ラテアートのようなものを想像される方が多いのですが、イタリアのものはそれとは全く異なります。マキアートとはmacchiato=シミのついたという意味で、エスプレッソの上に少しだけスチームして温めたミルクを注ぐことからこの名前になっています。
なんにせよミルクの量は少ないため、エスプレッソだと苦すぎるけど、ちょっとミルクが欲しいという人にオススメです。
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5.カフェ・ルンゴ
カフェと同じでエスプレッソしかないのですが、普通のエスプレッソよりも抽出時間を長くしてお湯の量が多いのが特徴。イタリア人の中ではあまり飲まれていないようです。飲みすぎた次の日の朝にこれを飲んでいる友人はいました。
6.エスプレッソ・ドッピオ
ドッピオとは2倍という意味で、通常のエスプレッソ2杯分の量を1つのカップに入れた飲み物です。単純にエスプレッソ2杯分と考えてみましょう。日本風で考えると「焼酎ロックをダブルで」と似ていますね。
7.エスプレッソ・コン・パンナ
コン・パンナ=con pannaとなり、「生クリームと」という意味になります。生クリームといっても甘くはないので、例えこれを注文したとしても、砂糖を入れる人は入れますよ。
8.カフェ・ドルツォ
コーヒー豆ではなく、大麦から精製されたコーヒーで、こちらは外ではなく比較的家庭内でよく飲まれているものです。エスプレッソの強いカフェインが苦手な人はイタリアにも一定数いますので、そのような方が飲むことがあります。
9.カフェ・フレッド
夏限定でイタリア全土のカフェで提供される冷たいエスプレッソです。
もともとはコーヒー自体を冷やす形で提供されていたのですが、最近では、コーヒー味のグラニータとミックスするような形で作られることも多いようです。
私がこのカフェ・フレッドを飲みたくなったのがシチリア・タオルミーナにいたとき。あまりの暑さで熱いエスプレッソは飲む気にならず、そのとき注文しました。頭がキーンとこないギリギリくらいの冷たさで、イタリアの夏をスッキリさせてくれます。
10.カフェ・コッレット
北イタリアなどに秋から冬にかけて飲まれることの多いカフェです。エスプレッソとともに、あたためたグラッパやブランデーなどを入れたものです。
お酒が入っているので、一体いつ飲むんだろうと思われがちですが、その他のカフェと同様朝から飲みます。最も身体を温めるのが目的の一つなので、朝の冷えた身体にコッレットが美味しいんです。
アルコールに弱い人は少し注意してください(笑)
さいごに
いかがですか?イタリアや日本で出会うことにできるカフェについての記事でした。皆さんが既に知っていることも知らないこともあったかもしれません。
次回イタリアのバールに行くとき、日本のカフェに行くときに本記事のことを思い出していただけたら幸いです。
イタリアのコーヒーを自宅で!
デロンギのエスプレッソマシーンデビューするなら、まずは「マグニフィカS」から!
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詳しくは「イタリアの味を家庭で!デロンギ「マグニフィカS」のオススメ・注意点」でも紹介しています!
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