名物会長、ベルルスコーニは退任か
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これまでミランの名物会長として様々な場面で登場してきたベルルスコーニがいよいよ退任する可能性があります。ベルルスコーニといえばイタリアの首相として長きにわたってイタリア社会を牛耳ってきた一大政治家であると同時に、ACミランのオーナーでもあります。そのため、イタリアサッカー界全体がその動向に注目していますが、かくゆう本人はチャイナマネーにミランを渡してしまうことを危惧しているようなコメントを残しています。
ベルルスコーニのコメント(以下原文訳)
「長期に渡って中国資本がミランをしっかり運営していけるか心配だ。中国の非常に多くの企業がミランの買収や株保有に乗り出しており、株の配分なども問題になってくる。ミランをイタリアやヨーロッパ、世界でトップのチームに引き上げてくれるような企業でなければ満足できない。」
「ミランのサポーターたちは、中国の資本介入にもう少し慎重で我慢強くあるべきだ。そしてみんな短期で、過去の歴史を忘れている。私が会長であったこれまでの間に、ミランがどれほどの成功を収めたのか、忘れてしまっているよ。」
「そして、ミランは若い選手、特に若いイタリア人選手によって構成されるべきだろう。」
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