秋は栗が主役!栗祭りと秘境の町ヴァッレラーノ

前回は、イタリア人の性格について、私なりに少し考察をさせていただきました。

イタリア人の性格?考え・思い=即、言葉

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今回は、ローマから少し時間はかかってしまいますが、一度は訪れて頂きたい町、ヴァッレラーノ(Vallerano)をご紹介いたします。

どうぞ最後まで、お付き合いのほどを。

ヴァッレラーノについて

ヴァッレラーノへの行き方

ローマからは、車の方が行きやすいかと思いますが、公共交通でも行けなくはないところです。

実際、私が利用したのは、電車(Roma-Viterbo線 ローマ・ヴィテルボ線)でした。ただ本数があまりなく、早朝からの移動になりますので、お時間や滞在日数に余裕がある方は、お立ち寄りいただければと思います。

最後に、切符購入の際の注意を記載しておきますまとめをご覧くださいませ。

町散歩

Vallerano(ヴァッレラーノ)は、Viterbo(ヴィテルボ)から約20Km程にある小さな町で、中世の町並みを守りながら現在は2,600人程の住民が暮らしています。歴史的には、中世ヨーロッパ時代、貴族同士の争いに何度も巻き込まれたことがある町でもあります。

坂道が多い町です。訪れる際は、歩きやすい靴で!

歩道橋から見たVallerano(山方面)

町中の空気が澄んでいて、自然に囲まれているのがよく分かります。

Il monumento dei caduti(第一次世界大戦にて戦死された方々の慰霊碑)

Repubblica(レプッブリカ)広場  Valleranoの町の中心です。(Romaにも同じ名前の広場がありますね)

Santuario della Madonna del Ruscello(マドンナ デル ルシェッロ聖堂) Organo a canne パイプオルガン

とても立派なパイプオルガンですね。どんな音がするのでしょう?聴いてみたいです。

こんなに高いところにあるパイプオルガンに、どのように上るの?と疑問に思いましたが、実は、この右手に部屋があり、そこにパイプオルガンの場所まで階段が付いていて、上り下り出来るようになっていました。

Sant’Andrea Apostlo(サンタンドレ―ア アポストロ教会)

Orologio a sei ore(6時間時計)

時計塔の文字盤を見てください。何か不思議に感じませんか?6時間しかありませんね。

イタリアではナポレオンが12時間制を導入するまで、6時間時計というものが使われており、時間を守ることを習慣にするためだったと言われています。

13世紀に、教会によって作られたシステムのようです。この時計が1周すると6時間が経過、1日に4周する時計。大変興味深いです。

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栗祭り! 

さて、ここからは本題の栗祭りについてお話します。

2019年のお祭り日

秋にもし訪問されるのであれば、是非、栗祭りの日を狙って行っていただきたい!毎年、秋に行われる栗祭りですが、2020年はどうなるのでしょうか。2019年は以下のような日程でした。

2019年 栗祭りパンフレット表紙

楽しい露店

早朝にもかかわらず、すでに露店がたくさん並び、中には、「MIA SUOCERA 私の姑」と書かれたイノシシの頭などが飾られてある店もあります。

姑はイノシシ?!?

楽しそうな雰囲気で、朝、早起きした甲斐がありました。

いよいよ焼き栗開始!

町散歩の後、レプッブリカ広場で炭を敷き詰めている人々、それから大きな鉄板と三脚を用意をしている人々が・・・

鉄板を吊るすのを見て、しばらく待っていると、

えいや!投げ込まれ始めた栗・栗・栗!!!

バラバラバラ!とたくさんの栗が鉄板に落ちる大きな音。

そして、2度、3度と投げ込まれる栗たち!大きな鉄板は、投げ込まれる栗の勢いで揺れ始め、

丁寧に平らに均される栗

時折、パチン・バチンと大きな音を立てながら、はじけていました。

車に乗った栗娘さんたち

そんな丸々と大きな栗たちを眺めていると、遠くからクラクションが!

車に乗った栗娘さんたちの登場です。前にも後ろの扉にも乗っていて、この栗祭りを盛り立てています。素敵な笑顔ですね。

ボンネットの上や栗娘さんの後ろには、栗や栗の葉が乗っています。

Valleranoの素敵なレストラン

町が焼き栗の香ばしい香りで充満し始めたころ、お昼の時間がやってきました。

ここで、重要なことですが、お祭り最中のお昼はどこも混み合いますので、朝、祭り会場に到着した際にすぐ、行きたいレストランに予約を入れておくことをお勧めします。

今回、お世話になったのは、Cantina Amici della Castagna さんです。

お昼になると大変混雑するということで、先にレストラン内を拝見することが出来ました。

雰囲気がいいですね

小さな洞窟内でのお食事です。

そしてお昼にお伺いした時には、すでに沢山のお客さんで大混雑!

レストランの入り口から、もうお客さんが押し合い圧し合いの状態。中に入るのすら一苦労! 予約は必須です。

Antipasto Sfizioso前菜(生ハム・ブルスケッタ・ひよこ豆・サラミ等の盛り合わせ)

Vallerano産の前菜。味わい色々で、大変美味しかったです。

Zuppa di Ceci e Castagna(ひよこ豆と栗のスープ)

Polenta al Ragu Valleranese(ヴァッレラーノソース添えポレンタ)

スープは豆と栗の味はしっかりしますが、やさしい味わいでした。どれもとてもボリュームがあります!

この時点で、すでに満腹状態ですが、

Spezzatino di Maiale e Insalata(豚肉とオリーブの煮込みとサラダ)

最後のとどめ!Spezzatinoでした。そして、最後にお菓子(Dolce)が出てくる予定だったのですが…

忘れられました...

とても忙しそうだったので、仕方がないのかも知れませんが。

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Valleranoの栗

昼食で頂けなかったお菓子…後ろ髪を引かれますが、色々な露店を見ながら気持ちを切り替えて、栗を購入。

右がCastagneで左がMarroni。大きく光沢があり立派ですね。

Castagneは1キロ6.5ユーロで、Marroniは1キロ5.5ユーロでした。

Valleranoを後に

夕方になり、もう少しお祭りを見たかったのですが、電車に乗るため早めにVallerano駅へ。その駅近くにトンネルがあるのですが、

向こう側も、緑でした。山中にある小さな町、秘境の町Vallerano。一度訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

Valleranoは、ローマから少し遠いお出かけスポットです。電車からの風景は、大変のどかでした(写真がないのが残念ですが)。夕方も少し早く帰らなければ、日帰りできないのが残念です。しかし、次回、栗祭りが行われるときには、再度、足を運びたいと思える町です。

今度はゆっくり「Notte delle Candele キャンドルの夜」というお祭り(2019年は8月末に行われました。夜、町にキャンドルが灯され、きっと幻想的だと思います)も見てみたいと思っています。

Roma-Viterbo線でValleranoまでの切符購入の際は、お気を付けください。

地下鉄Flaminio駅の地上(Flaminio Piazza del Popolo駅)から出発しているRoma-Viterbo線ですが、Flaminio Piazza del Popolo駅近くのお土産物屋さんやたばこ屋さんなどには、Roma-Valleranoまでの切符は販売しておりません。

地上Flaminio Piazza del Popolo駅内の窓口でしか取り扱っていません。このお祭りに参加される方でRoma-Viterbo線を利用してお出かけの方は、早朝の電車に乗車しないといけませんが、朝が早いと駅の窓口が閉まっている可能性がありますので、Valleranoへご出発の前日に、ご購入することをお勧めします。どうぞお気を付けください。

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参考

Festa di Castagnaパンフレット表紙:PROLOCO VALLERANO・Amici della Castagna di Vallerano

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  • この記事を書いた人

Ito

プロフィールをご覧いただきありがとうございます。ひょんなことからイタリアに来て早17年。日本語を教える傍らお気楽主婦をしています。イタリア人のおおらかさや面白さを交えてイタリア旅行などについてお伝えできればと思っています。よろしくお願いします!

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