国民が熱中!イタリアで人気を集めるスポーツ10選

国民が熱中!イタリアで人気を集めるスポーツ10選

ゆうさん

学生時代にローマ・サピエンツァ大学に留学し、シチリア出身マンマが統べる大家族にてホームステイ。今は日系企業で国際提供業務に従事する社会人3年目。イタリアで仕事をする機会を細々と狙っています。サザンオールスターズとサンドウィッチマンが大好き。

この記事ではイタリアで人気なスポーツを紹介しております。

イタリアで人気なスポーツ10選

1.フットボール

言わずもがな、イタリアはフットボールの国。イタリア語では「カルチョ(Calcio)」と呼びます。

男性はみんな大好きと言われるほど国民的なスポーツです。21世紀以降は2006年にFIFAワールドカップで優勝、2021年にUEFA EURO優勝など、名実ともにヨーロッパを代表する強豪国と言えるでしょう。代表戦は、全国民が応援するお祭りのような側面を持ちます。

一方自国のクラブチームがしのぎを削るセリエAも根強い人気を誇っており、日本でもファンが多くいます。イタリアには数々のレジェンド選手が誕生しています。

2.バレーボール

日本バレーボール界期待の選手である、石川祐希選手がイタリアに挑戦したことで、バレーボールファン以外の方にも「バレーボール強豪国イタリア」という印象がついたかもしれません。イタリア語では「パッラヴォーロ(Pallavolo)」といいます。

イタリア男子バレーボールは、21世紀以降、オリンピック銀メダルを2度(2004、2016)、銅メダルを2度(2000、2012)それぞれ獲得するなど、世界大会においては常に優勝候補に数えられる国です。

自国リーグのセリエA・スーペルレガも世界で最もレベルの高いリーグであり、日本人選手がその舞台で挑戦していることは、まさしく素晴らしい偉業であると言えるでしょう。

3.スケート

日本では大人気のフィギュアスケートですが、イタリアでも人気です。イタリア語では「パッティナッジョ・アルティスティコ(Pattinaggio Artistico)」といいます。

ローマ以北のイタリアでは、冬になると市内各地に屋外スケート場が開かれ、普段は観光客で多くにぎわう街中に突如としてスケート場が現れます。けっこうたくさんの人が楽しんでおり、またレンタルも簡単にできるので、観光客でもエンジョイできます。

そしてフィギュアスケートでいえば、ソチオリンピックで銅メダルを獲得したカロリーナ・コストナー選手をはじめ、女子代表はヨーロッパの強豪国の一つです。

4.水球

日本での知名度はそれほど高くない水球競技ですが、イタリアはまさしく水球の強豪国!イタリア語では「パッラヌオート(Pallanuoto)」といいます。

イタリア代表は男女ともに幾多のタイトルを獲得しており、ワールドカップやオリンピックなどでの実績も十分。ちなみにヨーロッパでは水球競技自体がけっこう人気があり、最強はハンガリーと言われています。

国内リーグは、ヴェネツィアのあるヴェネト州とミラノのあるロンバルディア州の2つにあり、主に北イタリアを中心に人気を集めています。

5.自転車

自転車?と思われるかもしれませんが、一般的なサイクリングのことではなく、自転車競技のことを指しています。イタリア語では「チクリズモ(Ciclismo)」と呼びます。

イタリアを代表するスポーツイベントとも呼ぶべきなのが、「ジロ・ディ・イタリア(Giro d'Italia)」。ジロというのは「周遊する・回る」などの意味があり、競技者たちが約3週間かけてイタリア各地をレースするなど、非常に激しい大会として知られています。

この期間中のスポーツニュースは、フットボールよりも自転車が優先されていると思います。日本と同じく細長で山がちな地形のイタリア。選手たちの走る姿は本当に絵になりますよ。

6.テニス

イタリア語でも「Tennis」といいますが、Nがふたつ重なると発音が「ん」になるため、厳密には「テンニス」と発音しています(笑)

個人的に最近とても注目しているのがテニスで、ウィンブルドンをはじめとしたテニスの国際大会におけるイタリア人選手の活躍に注目が集まっています。2019年の全米オープンでベスト4に入ったマッテオ・ベレッティーニ(Matteo Berrettini)選手は2021年11月時点で世界ランキング7位、またジョコビッチにあと一歩と肉薄したロレンツォ・ソネゴ選手など、これから強豪国になる可能性を秘めています。

ちなみに毎年開催されるテニスのイタリアオープン(BNLイタリア国際)は、ローマ郊外のスタディオ・オリンピコで開催されます。錦織選手もよく参加している大会ですね。

7.ボクシング

あまりイメージがないかもしれませんが、若者にはかなり人気な競技がボクシング。特にプロ、アマチュアともに人気が高く、イタリア語では「ボクス(Box)」といいます。

特に、アルメニア移民であるジョルジョ・ペトロシアン選手(Giorgio Petrosyan)は、『神の目』とも呼ばれる完璧な見切りと戦術的な戦いでK-1界で圧倒的な人気を誇ります。

若くてエネルギーが有り余っている中高生がジムに通ってトレーニングをすることも多いようで、私の友人も見た目はすごくおとなしいのに、昔はちょっとしたワルだったようで、よくアマチュアの大会に出ていたと教えてくれました(笑)

8.モータースポーツ

イタリアにおいてモータースポーツという競技を欠くことはできません。幅広い年代層の男性から非常に根強い人気があります。F1=Formula 1はイタリアのモンツァでも「イタリア・グランプリ」として開催されており、またF1参入チームの代表がフェラーリ(Ferrari)です。

F1以外にも、いわゆるオートバイによるモータースポーツであるMoto GPも人気です。2021年8月には、イタリアのMoto GPを支え、史上最高の選手との呼び声高いたバレンティーノ・ロッシ氏が現役を引退し、世界中から引退を惜しむ声が聞かれました。

9.フェンシング

オリンピックにおけるフェンシング競技で最も金メダルを獲得しているのがイタリアです。イタリア語では「スケルマ(Scherma)」といい、多くのイタリア人に楽しまれています。

また、ベアトリーチェ・ビオ(Beatrice Vio)選手は、車いすフェンシング選手として女子フルーレ競技にてリオ→東京とオリンピック2連覇を成し遂げたレジェンドであり、彼女の雄姿にはイタリア人のみならず我々日本人も心を動かされたのではないでしょうか。

10.野球(ちょっと番外編)

他の競技に比べるとかなり知名度は落ちますが、今後の人気拡大に期待を込めて・・・!イタリアの中南部では、野球もプレーされており、イタリア野球の発祥はネットゥーノという町ともされており、、ベースボールミュージアムも存在しています。

まとめ

この記事で紹介したスポーツのうち、どれかについて詳しく知っていれば、きっとイタリアでの友達作りもスムーズにいくと思います!私は留学中、とりあえずカルチョ推しであることをアピールしまくっていました(笑)

この記事が何かの参考になればうれしいです!

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