日本でも食べれるイタリア産チーズをまとめました
自然に恵まれたイタリアでは、たくさんの食べ物が生産されてきました。特に有名なのがワインやチーズなどでしょう。そこで今回は、聞き覚えのあるイタリアを代表するチーズについて紹介していきたいと思います。きっとあなたの好きなチーズが見つかるはず!
日本でも食べれるイタリアの代表的なチーズ6選!
1.パルミジャーノ
1つ目に紹介するのは、パルミジャーノ(Parmigiano)チーズです。正式名称はパルミジャーノ・レッジャーノといい、パルマ、レッジョ・エミリア、モデナなどのエミリア・ロマーニャ州で作られ、特別な認定を受けたものだけがこのように名乗ることができます。また、認定が受けられないと、×印を押されてしまうというから驚き。
日本語で良く知られているパルメザンチーズというのはフランス語と英語のミックスによってできたようです。良く知られているように、すりおろしてパスタなどにかけて使うだけでなく、、塊のまま食べられたりもします。数年に渡って熟成させる間に非常に硬質なうえ、非常に風味豊かな味わいです。
2.モッツアレラ
2つ目に紹介するのは、モッツァレラ(Mozzarella)チーズです。このチーズは白く丸いかたまりの形をした感じです。表面がツルツルと滑らかで、ジューシーでもっちりとした食感を楽しむこともできます。
「つきたてのお餅」のような柔らかがあり、熱を加えるとトロっとします。私たちがよくたべるマルゲリータピザにはモッツァレラチーズチーズが使われていることが多く、糸を引くようなトロトロ感やもっちり感があったら、それはモッツァレラチーズで間違いないでしょう。
ちなみに、原産はイタリア南西部のカンパーニャ州。もともとは濃厚な水牛乳だけで作られていましたが、現在は牛乳で作るものが多く、世界中で作られているようです!
3.ゴルゴンゾーラ
3つ目に紹介するのは、ゴルゴンゾーラ(Gorgonzola)チーズです。ロンバルディア州やピエモンテ州など、イタリア北部で主に生産されており、カビの生えたブルーチーズの一種として知られています。ブルーチーズにしては比較的やわらかい風味で、塩分も控えめなため、青カビ独特のクセが少ないのです。
ゴルゴンゾーラはさらに2種類に分けることができ、青カビが少なくマイルド甘いドルチェ(dolce)と、ピリッとした辛味があるピッカンテ(piccante)の2種類が作られています。個人的にブルーチーズはあまり好きではないのですが、ドルチェなら美味しく食べることができます。イタリアに行ったら、試しに一口食べてみてはいかがですか?
4.リコッタ
4つ目に紹介するのは、リコッタ(Ricotta)チーズです。リコッタは、固めたミルクから出てきた水分であるホエイを再び集め、加熱して固めます。この製造過程に名前が由来しており、リコッタはリ(再び)コッタ(温めた)という意味になります!
特徴としては、ホエイからつくられるため低脂肪!おなかのお肉を気にせずに食べられるかもしれません。また同じ理由でさっぱりした味になっており、やわらかで口当たりが良く、ミルクの自然な甘さが残った感じを味わえます。
5.マスカルポーネ
5つ目に紹介するのは、マスカルポーネ(Mascarpone)チーズ!とっても甘いこのチーズはなんとティラミスなどのデザートによく使われています。柔らかさはヨーグルトのようにクリーミーな感じで、甘さの中にサッパリさがあって、いくらでも食べることができます。ティラミスが美味しい理由が分かりますね(笑)
他にも、スモークサーモンやハムと一緒に食べてもとっても美味しいです。熟成させないフレッシュタイプのチーズなので、新鮮さが命!購入するときは、黄色くなっていない白いものを選ぶようにしてくださいね!
6.ペコリーノ
最後に紹介するのは、ペコリーノ(Pecorino)チーズです。イタリア原産の羊(pecora)の乳を原料としたチーズのことを指しています。なんと!2000年以上前のローマ帝国の時代から食べられてきた、非常に非常に歴史のあるチーズで、イタリアで最初のチーズとも言われているんだとか。
当時はチーズの鮮度を維持するのが難しかったため、保存目的で作られていました。そのためちょっと塩気が多いのが一つの特徴と言えるかもしれません。そのため、すりおろすたり刻んだりしてパスタなどのイタリア料理に使われます!
さいごに
いかがでしたか?あなたが好きな、もしくは食べたいチーズは見つかりましたか?どれも日本でも手に入るものが多く、気軽に楽しめますよね。次にスーパーに行ったら、チーズコーナーを覗いてみて、違いを確かめてはいかがでしょうか!