手続き 長期滞在

イタリア留学のためのビザ申請~ホームステイの書類準備編~

更新日:

ホームステイをする場合のビザ申請について

今回は、イタリアでホームステイをしながら大学に通う場合のビザの取り方についてご説明します。

基本的な書類と、大使館についての情報はこちらを参照ください。

お先に明記しておきますが、東京のイタリア大使館と大阪のイタリア領事館では準備すべき申請書類・手続き方法が若干異なるようです。

また、領事館や大使館のスタッフの方によっても若干差がありますので、この記事通りに揃えたからといって必ずビザが取れる、とは言い切れないのが現状です。実際取得する際は、係りのスタッフの指示に従ってください。

私は東京大使館でビザ申請を取得しましたので、そのときの準備書類についてお伝えしたいと思います。

ホームステイをする人のみ準備する書類

先の参照リンクで全員が必要な書類に加えて、ホームステイ留学をする方が準備すべき書類です。

1. ホストファミリーのCARTA D'IDENTITÀ

By: ilaria

By: ilaria

上の写真の一番右、ピンクのパスポートのようなものが「CARTA D'IDENTITA'」です。

日本でいうマイナンバーのようなもので、自分のナンバーはもちろん、住所・生年月日・身長・目の色・髪の色・顔写真まで、ほぼ全てと言っていいくらいの個人情報のつまった見開きのカードです。

このコピーが必要です。(モノクロコピー可)

また、必要なのはホストファミリーのご家庭のうち、一人のみです。家族全員のコピーが必要なわけではありません。

例えば、イタリア人の友人宅でホームステイを受け入れてもらう場合などは、友人のものでも良いかもしれませんが、

他の書類で職業なども書かなければならなかったため、信用度も鑑みた結果、私は世帯主の方(ホストファザー)のCARTA' D'IDENTITA'のコピーをいただきました。

パスポートと違い、イタリア国籍の方ならほぼ全員持っているものなので、言えばすぐに送ってくれるでしょう。

2. DICHIARAZIONE GARANZIA E/O ALLOGGIO

http://vistoperitalia.esteri.it/Moduli/it/DICHIARAZIONEALLOGGIOGARANZIA.PDF

上リンクの書類です。

こちらは、ホストファミリーが留学生を受け入れることを了承した、という証明書のような書類です。

ですので、必ずホストファミリーに書いてもらってください。

自分で書いたものを提出しても、筆跡を見て受け取ってもらえません。

1枚目の上半分がホストファミリー(CARTA D'IDENTITA'と同一人物)の情報、下半分が留学生本人の情報を書きます。

私たち日本人もそうであるように、イタリアの方にとって、日本語の固有名詞はとても難しいです。

もしスペリングが間違っていたとしても、その間違いに気づかないこともしばしばです。そのため、ホストファミリーには、はっきり正確に、自分の情報を伝えてください。

メールで伝えるのであっても、一字一句確かめてから送ってくださいね。1文字でも間違っているのを大使館スタッフに発見されたら、また書き直し、ということにもなりかねませんので。

追加書類はこの2つ!

くれぐれもホストファミリーの方とはいつでも連絡のつきやすい環境をあらかじめ作っておくのがおすすめです。

なにか記入漏れなどがわかったときに、場合によっては2、3日のうちに修正し、再度送ってもらわねばなりません。

ネットの情報の真偽について

残念ながら、ビザの書類については100パーセントの保証ができません。

私もネットで得た情報や先輩・友人の体験談を最大限活用し、準備したのですが、それでも「ネットに書いてあったことと違う!!」「先輩はそんな準備はいらないっていってたのに!」と思うことが何点かありました。

ここでは、そのようなネットや知人からの情報が本当に正しかったのか(あくまで私の場合ですが)ご紹介します。

Q1. ホストファミリーからの書類はすべてオリジナル(原本)に限る

A1. × (オリジナルでなくても良い)

私も最初は原本でなくてはダメだと思って郵送してもらったのですが、

初めて申請に行った際に書類の形式(DICHIARAZIONE)が古いことが判明。

その時に大使館のスタッフに、でも郵送だといつ届くかわからないとゴネたところ、

「PDFでも良い」というお返事をもらえました。

それからはホストファミリーとはeメールに書類を添付して送ってもらっていました。

スムーズな上、送信料金もかからず、ちゃんと届くのだろうか・・と気を揉むこともなく、安心しました。

Q2. 滞在証明できるもの(公的文書)が必要

A2. △ DICHIARAZIONEであれば問題なし

滞在証明できる書類、といえどもたくさんあるかと思います。

私の場合、DICHIARAZIONEの存在を知らず、一番初めに「とにかく滞在を認めてくれたという書類が欲しい」と頼んだところ、

ホストファミリーが送ってくれたのが LETTERA DI INVITO PER STUDIO という書類でした。

大使館が発行しているれっきとした公的文書だったのですが、これを提出したところ、

「今はもう入力フォームが違いますので、新しい形式の書類(DICHIARAZIONE)に書いてもらって下さい」と言われてしまいました。

他にも滞在証明となりうる文書は存在するのかもしれませんが、とりあえずDICHIARAZIONEを用意していれば問題ないようです。

Q3. DICHIARAZIONEの書類は『すべて』ホストファミリーが記入

A3. △ 通常はすべてらしい。

ホストファミリーに書いてもらうように!と前述したにもかかわらず、このようなことをお伝えするのは自分でも矛盾しているとは重々承知の上でお伝えいたします。

私の場合、DICHIARAZIONEの自分の情報を書く部分(1枚目下半分)を大使館事務員の方が確かめた際に、「この部分は誰が書いたの?」と質問されました。

私が自信を持って「ホストファミリーの方です」といったところ、「じゃぁダメ」と。仕方なく、後日その部分だけ自筆したものをもって出直したのですが、(無事OKがもらえました)

通常はこれはすべてホストファミリーに書いてもらわねばならないそうです。

あとでイタリア留学専門のサービスエージェントにも直接お話を伺ったのですが、「そんなことはあるはずがない」と激しく混乱していらっしゃいました。

そちらで担当した留学生の中には、自分の情報を自分で書いたゆえに、受領してもらえなかった方もいるとか。

それくらい、きまりきった規則がなく、最終的な判断が個々の大使館スタッフ自身に委ねられてしまうため、このような齟齬が起こるのですが、私が担当してもらったスタッフ(イタリア人の黒髪の若い女性)は「自分で書かなければだめ」だと考えているようでした。

Q4. 留学ビザは1年間分取得可能。

Q5. △ 「最大で」1年。

私も1年取る気でいました。しかし、実際は330日分。それしか取れなかったのです。

保険も1年契約をしたのに、何がダメなのかというと、受け入れ先の大学の授業期間が7月までだから、ということでした。

旅行をするからもう少し伸ばしてほしい、といってもだめでした(でも実際は旅行する、という理由でビザの期間を長くできた方もいます)。

結果的に、7月末でビザが切れる、というのを、「でもテストが31日にあったら次の日に帰れというのはかなり難しい」と散々説得した挙句、じゃぁあと1週間、ということでなんとか1週間延ばしてもらえました。

また、せめて往路の航空チケットはEチケットなどでコピーしたものをもっていくとスムーズです。絶対必要、というわけではないようなのですが、信用度があがります。

まとめ

総じて言えるのが、「人によって違う」ということです。

「書いてあること」よりも「大使館スタッフに言われたこと」を優先してください。

あの人はよかったのに私はだめだった、ということもありますので、仮にそのような状況下にあっても、落ち込まずに言われた通りに指示に従って下さい。

皆様がスムーズにビザが取れますことを心より願っています。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

イタリア旅行にオススメ

【飛行機】カタール航空
ワールドベストエアライン第1位で快適な空の旅を。

【ホテル】Booking.com
ドミトリーから5つ星ホテルまで掲載数No.1(オススメ方法)!

  • この記事を書いた人

編集者A

ナポリに留学し、お惣菜屋さんを経営する家族の元にホームステイをしながら、ナポリ方言の研究をする。 大学では、美学、フィールドワーク言語学を専攻。 ナポリのことならお任せください。

-手続き, 長期滞在
-, ,

Copyright© BUONO! ITALIA , 2018 All Rights Reserved.